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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 恐怖の魔力/メドゥーサ・タッチ イギリスの名優とフランスの名優が共演したB級オカルト・スリラーの隠れた佳作。発端は一つの殺人未遂事件。最初はトレンチ・コートを着たリノ・ヴァンチュラのリードする刑事サスペンス風に始まり、捜査が進むに従いリー・レミックのリードするサイコ・スリラー風に方向が変わり、最後はこの映画の真の主役・リチャード・バートンが支配するサイキック・ホラーへと変貌する。何と言ってもこの脚本構成が秀逸。また、ヴァンチュラの存在感も凄いですけど、それ以上に彼をキャスティングした人が素晴らしい。クライマックスの大聖堂崩壊シーンも、ミニチュア・ワークと実演との編集が巧みなので、かなりの迫力とサスペンスを味わえます。多分マーク・ペリントン辺りは、本作から多少影響を受けてるんじゃないですかね、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-20 00:06:17) 2. 北国の帝王 暑い、暑すぎる。暑苦しすぎるぞ、リー・マービンとアーネスト・ボーグナインのアップ。ロッキーの冠雪も溶け出す程の暑さだ。そして熱い、熱すぎる。キセルにここまで熱くなれる男とキセルの摘発にここまで熱くなれる男の、沸点を超えた戦い。「北国の帝王」というタイトルからは想像もできない位ホットでヒートする、ただの浮浪者とただの車掌の攻防戦(こう書くと情けないが…)。ここには善も悪も勝者も敗者もいない、こりゃロバート・アルドリッチの傑作だ! ついついコメントまで熱くなってしまい、勢いで8点献上だ!8点(2002-01-07 20:22:16)(笑:1票) (良:1票) 3. 銀河鉄道999 そう、男のバイブル。息子ができて理解できる歳になったら、真っ先に観せたい映画がこれです(アニメだし丁度いいでしょう)。男の生き様、恋愛・友情の何たるかをこの映画で教えたい。とにかく「友」の為に宇宙空間に出て舵を握っちゃうキャプテン・ハーロックに8点献上。8点(2001-09-02 17:52:28) 4. キャリー(1976) デ・パルマの出世作。シシー・スペイセクの出世作でもあります。ある意味、健さん映画のような我慢に我慢を重ねた上でのラストの大爆発。体育館の扉が全てバタン!バタン!と閉じていくところが印象に残ってます。サイキック・ホラーの走りでもありました。本当の意味で心臓の弱い人は観ない方がいい、てわけで6点献上。6点(2001-08-08 16:54:05) 5. キングコング(1976) コングのアップがここまで表情豊かに再現されてるなんて、最初観た時はびっくりしたけどなぁ。ストーリーもラストシーンは切ないし、良くできた映画だと思います。この映画を観て、後のジェシカ・ラングはとても想像できません。カルロ・ランバルディの等身大コングはご愛敬、ってことで6点献上。6点(2001-08-01 13:49:54)
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