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1. 君よ憤怒の河を渉れ
《ネタバレ》 しかしすごい題名である、、そしてこんな映画があったことを私は今まで知らなかったのである。まきこまれ型サスペンスである。高倉健が逃げる、、そして原田芳雄が追跡する、、この二人だけでも充分濃いのだが、健さんいきなりセスナの操縦をしたり、新宿のど真ん中を何頭もの馬を走らせ逃走したりかなりむちゃくちゃやってくれております。もうこの際、逃亡中流れる妙な音楽(これは【第三の男】を意識したものなのか?)、森の中で出没する、まるでぬいぐるみじゃないのかと思える熊ちゃん、馬たちはどこへ行ったのか、セスナごと海に突っ込んで健さん平気だったのか、、などあらゆる突っ込み所は大目にみてあげましょう。逃亡中はシブい健さんの事を中野良子や倍賞美津子などが助けてあげてます。そして超キザ野郎の原田芳雄(トレンチコートにグラサンそして長すぎるモミアゲ・・でもかっこいいのダ)との男同士の友情、、何か妙ながらもなかなか楽しく見れたのでした。まあスケールは大きいといえば大きい、、のか!?でも主役の二人が男臭くてよかったです。ちなみにこの映画は日本より中国で大ヒットしたらしいですね。7点(2004-02-15 14:11:51)(良:2票)
2. 鬼畜
《ネタバレ》 まず宗吉がいい加減でとても腹が立ったし、実母が我が子を置いて行くのには信じられない気がした。手のかかる子が三人も、まして血の繋がってない女のとこへ行けばどうなるか、、岩下さんの演技は本当に凄まじく背筋がゾッとするくらいのものであった。子供を育てるのはとても大変だ。それは自分も日々実感することである。子育てでイライラする事も多い。宗吉は子供が懐いているのに、抱いていた手を離すなんて、、と涙がでた。緒形さんは子供を殺すのを躊躇う父親の複雑な思いを熱演。子供ってそんな親でも庇おうとするんですよね、、。子役の子もうまかった。それにしても、子供は親の事をよく見ている。それも日々実感することである。子は親を選べないのだから、責任持って育てていかなければと、虐待が多くとりあげられる今だからこそ、身が引き締まる気持ちになった。だけど心にズシリとくる重たい映画だった。 7点(2003-11-21 14:40:42)
3. キャリー(1976)
こわかったけどなんていってもキャリーのママがこわかったです。7点(2003-09-06 16:26:12)
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