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プロフィール |
コメント数 |
854 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
<レビュアー引退について>
他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、 こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。 理由はあまり映画自体を見なくなった事と、 結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。
長い間、お世話になりました。 2021/11/27 <ジャンルの好みについて>
・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。 ・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。 ・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。 |
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1. 恐怖の報酬(1977)
《ネタバレ》 旧作を知らないので比較は出来ないけど、他の方のレビューと合わせて考えると、リメイクの仕方としては失敗してしまった典型のように思う。原作に対する理解がある分、逆に作品の本質を見誤っている印象を受ける。
まず、ニトロを運ばせる動機や背景に拘りすぎていて、全体的にテンポが悪くなっているのが致命的。そんな事はヒッチコックの言葉を借りるまでも無く、「マクガフィン」というもの。要するに観客にとっては、ニトロを運ぶ動機なんて「どうでもいいこと」。そんな事よりも、ニトロを運ぶ「緊張感」や「工夫」を見たいわけで。少なくとも私はそれを期待していた。
恐らく旧作は、「ニトロを運ばせる事」をメインに据えていると思うけど、残念ながら、このリメイク版は、サスペンスやミステリーにおける、その辺の主従関係を見誤っているように思う。
また、肝心の運搬シーンも、個人的には、それほど特筆するような部分は見当たらなかった。映画や小説の根源的な弱点をモロに露呈してしまうタイプの作品。つまり「運んでいる途中で、どれだけ際どいシーンがあっても、映画の途中で爆発するはずがない」という大前提があるから(笑)。
今作はトラックを「二台」用意する事で、その辺りをカバーしているようだけど、それはそれで「どちらかは途中で爆発するな」と読めてしまう。そしてそのシーンも「一端、危機を脱して、ほっとした直後」という予想通りのものだった。また途中でも「木の吊り橋を渡る」とか、「ガケをギリギリで通る」といった程度のハラハラ感では物足りない。
期待ハズレ、というのが偽らざる感想。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-11-30 22:33:12)《改行有》
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