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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  キル・ビル Vol.1(日本版) まず素直に面白かった(8点)自分にびっくりだ。今まで残虐シーンは観る事が出来なくて眼を閉じてしのぐ癖があったけど、これって閉じてたら観る場面がなくなってしまう!しかし慣れって恐いな…後半はスプラッターも笑えて面白くなってきた。東京に到着したあたりから、加速して面白くなってきた。タランティーノの日本は変…でも、こだわりの美意識はしっかりある。だから全然日本のイメージは悪くない。とっても好きなんだね~。自分も「おもしろい」って思いながら作って、観てる人も楽しませたいっていう心意気も多いに感じる。こんだけ弾けた映画ってそうそうない。観終わった後、不思議な高揚感に包まれて幸せな気分だった。ところでクンフー映画のヒーロー(この場合ヒロイン)は、街の平和を守るためとかの大儀名分がなく、個人的な対立による理由で戦い、強いものが勝者になるのでヒーローは誰よりも強くないといけない、というのを香港スターの本で読んだことがあります。本作は正にクンフー映画の造りなんだなぁと感心しました。GOGO夕張は大好きなキャラ。なんてクール!!そして戦うルーシーの横顔は雪に映えて綺麗だった。ユマはさすが存在感があって美しかった!8点(2004-05-30 03:47:43)

2.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 「傷み」の映画だなと思いました。vol.1は刀で切る「痛そう」な感覚が満載でしたが、vol.2はよりリアルな傷みを追求して時間をかけてみせていました。殴られ、胸を撃たれ、脅され、生き埋めにされ(これはリアルな恐怖の追及でした)パイ・メイに腕をねじ上げられ、血が滲むまで板に手を打ち続けるヒロインの姿。体をキズつけられる「傷み」を観ていると、恋情の切ない「傷み」も、心で感じる痛みとしては同質かもしれないと気付き驚きました。この全編を満たす「傷み」効果でブライドの子供を失った壮絶な哀しみや愛さえもタラ流に表現しているような気がしてきたのです。復讐自体もとても痛々しいものに感じました。ビルとブライドの会話ですが、「名前を替えても本質は同じだよ」の話は、ビルの「ブライドを真に理解しているのは俺だけだ」という愛の告白に感じました。四歳の娘が金魚によって生死を学んだ話は、「娘はいずれ死がわかるようになる。俺を殺すなら、今しかない。さあヤレッ!」というビルの愛を感じました。(「ポネット」という作品の監督が子供は5歳になると死を合理的に考えられるようになると言っていたのでそう思いました)彼女の愛を失った彼にとってその手で殺してもらうことが究極の愛の形なのだと思いました。そして殺し屋の罪を拭う為に試練をビルはブライドに与え続け、それも愛だったのかもしれない。(これがタラのラブとは!)最後に奪うものは彼の心臓(心)でした。安楽死のような必殺技をビルに使ったのもやはり愛でしょうか。ブライドの壮絶な苦痛の果てに得た最高の幸せ「子供」。幸せそうな彼女の顔は子供は何をおいても大切なものという母の強さや愛・精神を表しているのかもしれません。「ありがとう」の言葉、ビル(タラ)の愛をブライドは受け取ったようですね。ところでいろんな映画のオマージュが詰まった本作、今まで観た映画のシーンを思い出す楽しみはタラの手を離れ、すでに委ねられた観客の映画好き人生そのもの。vol.1さえ既にこのvol.2を楽しむベースの1本になってる気がしています。前後編それぞれのテイスト楽しもうよ!っていう破天荒な監督タラの笑い声が聞こえてくる気がするのです。9点(2004-05-14 08:01:35)(良:1票)

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