みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 復讐劇のそもそもの発端が実はビルの復讐劇だったという、復讐という行為の真理をついたような展開。両方の言い分がそれぞれ分かるだけにやりきれなさが増幅し、心に響いた。そして行き着く先は男にとって最大最強の存在である母の愛。タランティーノ監督個人の内面世界を1、2通じてたっぷり堪能させてもらいました。10点(2004-05-13 02:05:38) 2. キル・ビル Vol.1(日本版) 監督の趣味はよく分からないのですが、多分現在の自分が好きなこと、やりたい事を全部ぶちこんだのだろうな、ということは分かった。見てるだけで痛くなるような残酷シーン(アニメ含む)は不愉快だったものの、一網打尽の作戦でも練るのかなと思った青葉屋の戦いを全て腕だけで戦い抜いたところに感動した。8点(2004-04-26 01:17:40) 3. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 実在の人物が実際に起こした事件や出来事を映画にするとき、社会的に見えやすい出来事を表面的になでるだけで話が進んでしまう恐れがかなりありますが、これはむしろ表面的な出来事をそこそこにして人間としてのフランクが細やかにしっかり描かれている。愛する父を同じように愛しているはずだ、と信じていた母が、実は自分しか愛せない人間だったと気づく過程が切ない。9点(2004-04-14 01:12:16) 4. ギャングスター・ナンバー1 若き日と現在が変わりすぎてて不自然。他の役者は変わって無いだけに、余計変に感じた。ポール・ベタニーのブチ切れっぷりは素晴らしいけれど、作品内の世界もせまいし、中途半端な印象が残った。6点(2004-03-21 23:18:04) 5. キス★キス★バン★バン 《ネタバレ》 イメージと違ってたけれど、なかなか楽しめた。ババが適応力あり過ぎ、とか突っ込みどころは多々あった。しかしスカイブルーの使い方が素晴らしく綺麗。背伸びして「人間とは」とか語ってないとこがいい。見ている途中、ジミーが「ごんぎつね」に見えてしまったのは私だけでしょうか。7点(2004-02-03 02:29:47)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS