みんなのシネマレビュー |
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1. 木靴の樹 《ネタバレ》 最後まで見るのが、もの凄く苦痛だった。 まるでテオ・アンゲロプロス作品を見ているかのような退屈さと苦痛。 特に個人的にキツかったのは、薄暗いシーンが多いこと。 とにかく暗くて何が起きてるのか分からない。 夜のシーンはほとんど見えない。 室内の薄暗いシーンはいくぶんマシだが、それでもはっきりとは見えない。 監督の意図した事であろうが、個人的には暗い画面が退屈さによる苦痛を更に増長させた。[DVD(字幕)] 1点(2024-04-27 22:41:52)《改行有》 2. 教授と美女 《ネタバレ》 教授の爺さんたちの話が非常につまらない。 ゲイリー・クーパーも役に合っていない。 頭でっかちの教授たちがアクションでギャングたちに勝つのは都合が良すぎる。 早く終わらないかとイライラしながら見ていた。[インターネット(字幕)] 2点(2024-03-14 19:39:16)《改行有》 3. キャリー(1976) 《ネタバレ》 久しぶりに文句なく0点! キャリーの母親(クソババア)が宗教狂いで、しかもキャリーを虐待する。 このクソババアが不愉快以外の何者でもない。 しかも学校に行けばキャリーはいじめられる。 変なおばさんパーマをかけた同級生たちにいじめられるのだ。 キャリーの味方をしていた女性教師はいたが、キャリーに殺されてしまう。 なんてひどい展開だ。 最後は面倒なものを家ごと燃やして終了。 おまけで言えばキャリー自体のビジュアルもついでに気持ちが悪い。 不快を感じるシーンが多く、見ていて苦痛だった。[インターネット(字幕)] 0点(2023-09-22 20:26:04)《改行有》 4. 君は永遠にそいつらより若い 《ネタバレ》 いろいろ生理的に合わない表現、登場人物が多いが、それでも嫌いになり切れない何かを感じる作品だ。 なんといっても奈緒の存在感がすごい。 見た目もかわいいけど、それ以上にそこ知れない癒しを感じる。 世の中の楽しい部分よりも辛く悲しい部分に焦点を当てているが故に、個人的には好みとは言い難い内容ではあるが、だがしかしこの世は楽しいことよりも辛いことの方が多いということを鑑みると、この作品はそういった厳しい現実から目を逸らさずに、そこに横たわる厳然たる現実を描いた、極めてリアルな日本映画なんだと思う。 おとぎ話みたいな夢みたいな面白おかしい話じゃないけど、ご都合主義なんかじゃ決してない、世のリアルを描いた作品として評価したい。 だけど、楽しい気分にはならない。 楽しい気分になりたい人は見ない方がよいかも。 ただただ厳しい現実を目の当たりにするだけだから。[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-31 22:56:29)《改行有》 5. 君が世界のはじまり ここ数年の日本映画は良いものばかりなのに、この作品だけはどうにもつまらなかった。 映像も暗いし音楽も趣味に合わない。 良いところを探すのが困難な作品だ。 強いて探せば、片山友希がちょっと可愛かったくらいかな。[インターネット(邦画)] 2点(2023-08-24 21:22:43)《改行有》 6. 危険な関係(2012) 《ネタバレ》 ラクロという人の古典小説がベースになっているらしく、ストーリーの骨格がしっかりしている。 ストーリーがしっかりしているのであとは演者次第だが、チャン・ツィイー(中国)、チャン・ドンゴン(韓国)、セシリア・チャン(香港)の3人とも素晴らしかった。 とにかく悲劇を追究したかの様な話でなかなか後味は辛いものの、見て損をした気はしない。 チャン・ドンゴンからのキスをチャン・ツィイーがついに受け入れるシーン、チャン・ツィイーが涙してるのを見てチャン・ドンゴンがキスをするのを止めたのが、なんとも言えぬ味わいで印象深い。[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-23 17:23:13)《改行有》 7. 疑惑の影(1943) 《ネタバレ》 疑惑というより、モロ犯人じゃないか! 仲の良かった叔父と姪、その関係に亀裂が入るのが悲しい。 ラストのラストで一気に盛り上げる演出は、さすがヒッチコックといった感じ。[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-11 21:51:49)《改行有》 8. 金環蝕(1975) 《ネタバレ》 キャスティングを見て、仲代達矢と三國連太郎の二大スター競演かと勝手に思い込み見てみたが、実際的には宇野重吉がメインの内容だった。 しかも仲代達矢と三國連太郎が直接会話するシーンがほとんどない。 これはとても残念だった。 その一方で、いかにも昭和的な風情のオッサンどもが脂ギッシュに暗躍する姿が丁寧に描かれていて、一つの様式美というか重厚さというべきか、結構楽しめた。 仲代達矢はノッペラとした陰気な政治家を演じ、実にいい味を出している。 やはり仲代達矢はこうした陰気オッサンを演じさせるとその魅力が倍増する。 (『鬼龍院花子の生涯』で粗暴なヤクザを演じていたが、どうにも似合っていなかった) 陰気な魅力爆発の仲代達矢と言えば、勅使河原宏監督の『他人の顔』が思い浮かぶ。 本作での仲代達矢は、敢えて声を張らず、むしろ若干かすれ声でセリフを喋っていたのが印象的だ。 実に陰気で魅力的な演技! やはり仲代達矢は日本一の俳優だ。 それにしても宇野重吉は歯が汚いなぁ。 話し方も汚いし。 画面に出突っ張りだったので気持ちが悪かった。 もし映画館のスクリーンで見ていたらもっと気持ちが悪かったに違いない。 幾度となく女とイチャつき、女を抱くシーンが出てくるが、男ってものは金や権力を得ると、かなりの確率で女遊びをするもんなのかねぇ? それともこれも昭和的な古臭さなのかな? 私には金も権力も(ついでに自由も)無いので真偽のほどは分かりかねるが。[インターネット(邦画)] 7点(2023-03-06 23:08:47)(良:1票) 《改行有》 9. CUBE 《ネタバレ》 誰が生き残るのか?という観点から見れば面白かったが、登場人物達が置かれた設定については面白くなかった。 黒人の警官が悪役になってるけど、これ作った人、警官に恨みでもあるのかな?[インターネット(字幕)] 3点(2023-03-02 21:26:34)《改行有》 10. 君とボクの虹色の世界 《ネタバレ》 一風変わった雰囲気を感じる作品。 面白いかと言えば微妙なラインだが、個性は光る。 音楽も印象的。[DVD(字幕)] 6点(2023-01-27 21:34:33)《改行有》 11. 恐怖分子 《ネタバレ》 一昔前の退屈な台湾映画の典型。 最後も夢オチでしっくりこない。 群像劇にありがちな分かりにくさも混在。[DVD(字幕)] 4点(2022-12-03 13:10:09)《改行有》 12. 鬼龍院花子の生涯 《ネタバレ》 出ずっぱりだった仲代達矢の独壇場だったのに、ラスト付近での夏目雅子の「なめたらいかんぜよ」でインパクトの全てを持っていかれました。 それほどにインパクト絶大。 まさに日本映画史に残る名台詞、名シーン。 劇中でそれまでどちらかと言えば内気な女性を演じていた夏目雅子だったのに、ドスの効いた声で「なめたらいかんぜよ」が急にきたもんだから、とにかく腰を抜かすくらいやられました! この一作品だけでみたとしても、夏目雅子は間違いなく美しく偉大な女優だったと感じます。[インターネット(邦画)] 6点(2022-11-10 19:58:03)《改行有》 13. 桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 結構期待して見たのだけど、普通の青春群像劇だった。 東大出が高校生に見えないし、山本美月の髪型が昔の工藤静香みたいだったのもよろしくない。[インターネット(邦画)] 5点(2022-10-25 11:34:13)《改行有》 14. キリング・フィールド 《ネタバレ》 カメラマンの使命感とはいえ、家族と離れてまでやるべきではない。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-29 14:08:32) 15. 恐怖のメロディ 《ネタバレ》 ストーカー規制法が整備された現在においては、特に目新しさのない内容ではあるが、当時はそれなりに新鮮だったのかもしれない。 メンヘラストーカー女に殺されそうになる話。 イーストウッドの初監督作。 キスシーンが多過ぎる。 そしてモテ過ぎる。 自分で監督して、モテる男を演じる。 やっぱりイケすかない![インターネット(字幕)] 6点(2022-09-18 00:20:14)《改行有》 16. ギミー・デンジャー 《ネタバレ》 ひたすらイギー・ポップという人がしゃべりまくる。 そこに気色の悪いアニメーションが時折り挿入される。 とにかく上半身は裸。 そこに首輪。 マイクを咥えて歌う。 そして客席にダイビング。 自分にはその魅力を理解できなかった。[インターネット(字幕)] 1点(2022-09-13 20:53:26)《改行有》 17. キャッチボール屋 《ネタバレ》 スチール写真を見た感じで、勝手に出会いモノ恋愛モノだと思い込んでいたが、見てみたら野球色が強かった。 女性とやり取りするシーンも、そこそこはあったが、大半はオッサンとの交流シーン。 苦も無く最後まで見られたが、特に感動も共感も得られずしゅーりょー。[インターネット(邦画)] 6点(2022-08-14 10:04:00)《改行有》 18. 奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 サリヴァン、ケラー共に渾身の演技が凄まじい。 子供の頃に見て感動したこの作品を、この歳になって再鑑賞。 さすがの名作。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-02 13:12:28)《改行有》 19. ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 お母さん、なんで最後に2階に登ったんだろ? その理由が分からなかったのでスッキリしない。 家族愛と兄弟愛を描いたヒューマンドラマ。 デップとディカプリオの共演が何と言っても最大の見どころ![インターネット(字幕)] 6点(2021-10-31 20:29:24)《改行有》 20. きみの鳥はうたえる 《ネタバレ》 今までにあまり見たことのないタイプの映画。 それでいて、日本映画らしさも感じる不思議な映画。 終わり方も余韻多し。 これから巻き起こるであろう波乱が容易に予想されるけど、でも「どうにかなるんじゃん?」とも思えたりする。 これはおそらく、3人の関係が、もはや恋人とかを超えた関係に感じるから。 この3人の関係性が絶妙で複雑で面白い。[インターネット(邦画)] 8点(2021-10-10 00:16:16)《改行有》
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