みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 君たちはまだ長いトンネルの中 《ネタバレ》 なんとなく漂うNHK教育テレビっぽさ(Eテレではなく)。政治的にラジカルな中学生日記(高校生だけど)。全体にぎこちない演出は、それを狙っていたのではないかと思う。はっきりと説明的な主張がなされますが、ワタシはそれで良いと思う。彼女のその後の成長が見たい。[インターネット(邦画)] 8点(2023-07-13 19:17:54) 2. 教育と愛国 《ネタバレ》 斉加監督は、めちゃめちゃ怒っている。本作も、最近はやりの喜劇風ドキュメンタリーに仕上げようと思えば、そんな演出もあったはず。インタビュイーが素に戻った瞬間まで、油断するまでの尺を素材として使ったり。「歴史から学ぶものはない」とおっしゃった東大の歴史学者なんて、さわり方次第でどんな面白反応の引き出せたろうと思うが、そんなことはしない。混ぜっ返してアイマイにするのがイヤだから。また、冒頭の「正しいあいさつ」の問題も、なぜその答えが正解なのかという当局(?)の見解を示せば、映画の観客には親切だったと思うが、そんなことはしない。観客が自分で考えたり、解説を探すべきだから。硬派なドキュメンタリーでしたよ。現在進行中の、いわゆる「宗教と政治」問題で登場する政治家が、バンバン出てきます。どんな問題も、根っこは同じじゃないか。■最後に、平井美津子先生は本当にすばらしい。先生の教え子は幸せです。【追記】あいさつ問題。語先後礼、というそうです。理由を知ってみれば、確かにそっちの方が美しいかも。うーん。[映画館(邦画)] 8点(2022-08-27 15:51:39) 3. キネマの神様 引き受けた沢田研二は漢気があったと思う。しかし、ここは"上島竜兵"で勝負をかける手もあったのではないか。【追記220511】ああ。もう。本当に、上島さんの”ゴウ”が見たかったです。[DVD(字幕)] 7点(2022-05-11 14:26:57)(良:2票) 4. CUBE 一度入ったら、最後 《ネタバレ》 コロナ禍なので、少ないスタッフで規模小さく作れるのが「CUBE」のリメイク、ってのが作った動機じゃないのか。それならば、それで一つの試みとも言えますが。しかし。■くだらねえというより、やりやがったなという視聴後の第一感。■トラウマに手を突っ込んでメンタル痛めつけるトラップってなんだよ。■「大人はずるい」って言葉が大嫌い。手垢のついたセリフ使うなよ。間違いなくそれ言ってる子供の方がズルいはず。おそらく、今どきは錦の御旗でも掲げているつもりだ。■「リメイク」じゃなくて、日本人がやるのなら「パロディ」だよ。発言小町で相談しながら進むとかさ。相談するけど、無責任な発言するヤツが混ぜ返してまとまらないとか。三谷幸喜版のCUBEとかなら見てみたい。[DVD(邦画)] 2点(2022-04-01 21:35:53)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS