|
プロフィール |
コメント数 |
12 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
レビューする上で心掛けている事は、 「まっさらな、ひとつの映画として観ること」。つまり、
「他と比べない」 原作やリメイクの元・TVシリーズと比べない、 監督や俳優の過去作品と比べない。
「フィルムの中だけを観る」 監督のプライベートや俳優の役作り、制作~公開までのドラマ、 公開~ヒットまでのプロモーション、それらを加味しない。
が、しかし(!)、うすうす気付いているのは、 「その作品の背景や歴史を知っているほうが、断然面白く鑑賞できる」という事。 初めて訪れた観光地の歴史を知っているのと、そうで無いのとでは感動が違うように。
だって映画は工業製品では無く、生きて生活してる人間が作っているのだから。
※そして私も人間なので、スタッフやキャストによって、 その作品を贔屓目に観てしまう事が多々あります。あしからず。(2012.01.13現在) |
|
1. 休暇
《ネタバレ》 轟音とともに落ちてきた脚、痙攣する身体、抱き止める刑務官。
見ていて吐きそうになった。
死刑囚って、当然自分の死期にすごく敏感で、
刑務官のちょっとした所作で、自分の刑の執行を悟るらしい。
若い刑務官のまぬけな一言は、彼の頭の中で警報として鳴り響いた。
だから彼は試したのよ、突然音楽を聴きたいだなんて言い出して。
そして、刑務官たちの反応は決定的だった、「執行命令が出てる」。
ここで論ずる事では無いかもしれないけど、私は「死刑」に反対では無い。だって、
『一人の命を奪った程度で、加害者の命を奪う理由にはならない』なんて変だもの。
別に、加害者の命よりも、被害者の命のほうが重いなんて言わないけど、
せめて平等に扱ったほうが良いんじゃないの?
まぁ、尊属殺人は別だけど。愛情に包まれて育った人は、人を殺さないしね。
それにしても、あの死刑囚(=西島秀俊)、
うっかり同情しそうになる位の表現力だったわね。
悪いけど、刑務官の話はぶっ飛んじゃったわよ。
私は「死刑に反対」する人たちに、もっと戦って欲しいと思うわ。
もしかしたら私も論破されるかもしれないしね。[DVD(邦画)] 7点(2012-01-08 20:54:39)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 1 | 8.33% |
|
6 | 0 | 0.00% |
|
7 | 3 | 25.00% |
|
8 | 3 | 25.00% |
|
9 | 5 | 41.67% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
|