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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. きのうの夜は・・・ 《ネタバレ》 ロブ・ロウとデミ・ムーアのラブストーリーだが、エピソードがよくあるカップルのすれ違いと復縁で、リアルではあるけれど映画にするほどの話でもない。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-08-24 19:41:30) 2. キング・オブ・コメディ(1982) 《ネタバレ》 妄想男を演じるデニーロがうますぎて主人公への嫌悪感でいっぱいになる。コミュニケーション障害が顕著で、その話の通じなさが本当にリアル。 ストーカーの思考回路ってのはこんなんだろうなと思わせる。ブラックコメディを通り越してもはやサイコホラーの域で、痛くて恐ろしくまったく笑えなかった。 獄中での手記の大ヒットや出所後の冠番組も後日譚としては出来過ぎているので、スコセッティ監督はここも妄想として描いたのだろう。ただわかりにくいので、もっと妄想だとはっきりわかるようにしてほしかった気もする。このラストでは犯罪者が現実であろうと妄想であろうと幸福を掴んだように見えるので、スッキリはしない。 オンエアされたパプキンのトーク部分が、日本人の感覚では恐ろしくつまらない典型的なアメリカンジョーク。ひとつ気になったのは、スコセッティはこれをわざと面白くないようにしたのか、それとも外国人の感覚ではこれが面白いと思っているのか。面白くないと思って主人公のトークを演出したのであれば、ラストは妄想として描いたということでので間違いないのだが。[DVD(字幕)] 6点(2016-07-31 01:49:10)《改行有》 3. 狂気の愛 やたらテンションが高くて騒がしいけど、エキセントリックで一向に内容が頭に入ってこない。 叫んでばかりのアングラ劇を見るようで、完全に置いてきぼりに。 野暮ったかった「ラ・ブーム」のソフィー・マルソーが、すっかり落ち着いた大人の色気。 18歳になったソフィーの脱アイドル初ヌードに+1点。 この作品にそれ以外の価値はない。 それもわずかな時間だし、話の流れにまったく乗れないためにエロスも感じないので、それ目的でも後悔するだけ。 こんなため息の出る映画を撮りながら、26歳下のソフィーを私生活でのパートナーにしてしまったズラウスキ監督。 監督っていい職業だな。[DVD(字幕)] 1点(2014-12-19 23:59:31)《改行有》 4. 木を植えた男 実話かと思ったが、そうではないようだ。 原作者のジャン・ジオノは、実在の人物という注文に対して、架空の話を作り上げて原稿を渡した。 真っ赤な嘘をついたこと自体は是非の問われるところだろうが、法螺話を作り上げることのできるのが作家たる所以だろう。 本当にそんな男がそこにいたように印象づけられる。 詩情豊かな映像と染み入るような落ち着いた語り口。 児童文学にふさわしい雰囲気もあり、文科省推薦されても不思議でないようなアニメーション映画。[インターネット(字幕)] 6点(2014-10-23 20:27:33)《改行有》 5. 君がいた夏 《ネタバレ》 ジョディ・フォスター演じる従姉のケイティが、憧れの女性として魅力的。 ノスタルジーを刺激されるような回顧ストーリーだけれど、ケイティーがなぜ自殺したのか描かれていない。[ビデオ(吹替)] 5点(2014-04-10 23:37:43)《改行有》 6. 北の国から '89帰郷<TVM> 《ネタバレ》 このシリーズも前回がピークで、ここから少し下り坂になった感が。 純と蛍が成長して子供ではなくなったというのも大きい。 蛍が予備校生と恋をしたり、家を出て旭川に行くのも成長と親離れを実感。 盗難バイクで事情聴取されて、何を答えたかわからないほどパニック状態になるものだろうか。 帰郷した純が歴代番長総がかりで髪を染め直させられるシーンは楽しい。 終盤で純がれいを探し出すけど、れいの出番が少なすぎてとってつけたよう。[DVD(邦画)] 7点(2013-07-25 22:27:55)《改行有》 7. 北の国から '87初恋<TVM> 《ネタバレ》 前回の84年夏もとても良かったけど今回はそれに勝るとも劣らない出来栄えで、このシリーズのピークを感じさせる。 純と蛍が3年経ってずいぶん大きくなった。 中学生になった純とれいちゃんの初恋が初々しくていい。 急に雨がふって避難した山小屋で下着で二人なんてベタ中のベタだけど、当時の吉岡秀隆と横山めぐみだから成立しているような。 酔っ払った五郎がれいに向かって父親への不満をぶつける暴挙には、れいと純に代わってそりゃないだろうと。 誰にでも経験のある親子の葛藤に、どっぷり感情移入してしまう。 ラストの回想シーンは反則もの。[DVD(邦画)] 10点(2013-07-24 00:46:04)《改行有》 8. 北の国から '84夏<TVM> 《ネタバレ》 丸太小屋の出火原因を言い出せなかった純。 正吉と気まずくなって、仲直りしたくてもなかなか素直に言い出せない。 ジュンのずるさにイラだちながらも責任逃れしたい気持ちはよくわかるのでドラマに巻き込まれていく。 あのラーメン屋の名場面、空気を読めないおばさんに殺意を覚えて完全に作り手の思うツボに。[DVD(邦画)] 9点(2013-07-22 20:55:11)《改行有》 9. 北の国から '83冬<TVM> 《ネタバレ》 大好きだった連ドラが終了してもSP版でうれしい継続。 家出してきた正吉と丸太小屋で一緒に暮らすことに。 正吉の母みどりが借金を払えず、連帯保証人の五郎が負うことになって土地を失いそうになる。 草太の車にイタズラで忍び込んだ正吉と純が、その話を知ってしまうシーンがいたたまれない。 でも、今回のメインゲストは正吉母子ではなく松吉老人とその孫娘。 笠智衆と風吹ジュンが好演。特に笠智衆がすばらしい。 認知症の老人と共に生きることがどれだけ大変か、誰が悪いわけでもないので余計にやりきれない。[DVD(邦画)] 8点(2013-07-20 23:34:24)《改行有》 10. 危険な情事 これはホラーだ。 男も自業自得の面はあるけど、ゾッとする。[ビデオ(邦画)] 6点(2013-01-14 23:57:56)《改行有》 11. キッチン(1989) 川原亜矢子の存在感は面白い。 でも、こういう静かなさざなみのような映画は苦手。[ビデオ(邦画)] 4点(2012-12-12 20:25:06)《改行有》
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