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1.  キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 《ネタバレ》 ディカプリオとデニーロ共演の超大作という触れれて鑑賞。『アイリッシュマン』を上回る上映時間にはなったが、同作で不満だった部分をおおかた改善した快作であった。 3時間半という長尺だが、要所要所で飽きのこない展開を盛り込んでおり、淡々と乾いた暴力描写に終始しがちなスコセッシ監督にしては珍しく、派手な爆発シーン、エピローグではラジオドラマ風の演出を入れ込んで捻りを効かせるなど、観客の注意を惹きつける工夫が全編に渡ってなされていたと言える。結果的には、『アイリッシュマン』で感じた、あまりにも淡々とした物語展開よりもずっと劇的な展開となっていた。これが本作に8点をつけた理由である。 とはいえ残念な部分がないわけではなく、映画の予告であったようなオセージコミュニティ内で起きた連続殺人の謎を追うマーダーミステリの要素は薄く、むしろその連続殺人事件の犯人側、しかも従犯側の視点で物語が進むので、次々と謎を解き明かしていくという快感は得られない。普通のミステリならば、どういう経緯で犯人たちが犯罪に突き進んだのかを解き明かしていくのだろうが、本作ではその点は最初から明示されている。その理由は金のため。犯人たちはあまりにも俗物的な理由で犯罪に手を染めていたのである。1920年代という時代のせいもあるだろうが、あまりにも行き当たりばったりな理由や手段で犯人たちは犯罪を行うため、現代の犯罪ドラマに慣れた観客からすると、犯人たちの犯行理由は浅はかである一方、警察側の捜査の描写も、かなり手ぬるく見えてしまう。 つまるところ、本作は実話に忠実であるがゆえに、かつ、本作では視点を常に事件における従犯的存在に過ぎない主人公にフォーカスした結果、ミステリとしては快感が少ない仕上がりになってしまっているのだ。この点は本作の構造的な弱点であるかもしれない。ディカプリオ、デニーロ、そしてヒロインのグラッドストーンの演技合戦が素晴らしかっただけに、この点は惜しいといわざるをえない。[映画館(字幕)] 8点(2023-11-05 20:43:46)《改行有》

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