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1. クイーン・コング
《ネタバレ》 「ヤリはやりすぎよ!」から嫌な予感はしていたのですが…。しかしまあ、ジャクソン版『キング・コング』公開日にこれを放送するとはテレ東も良い度胸してるぜ(笑)。そしてその出来は雲泥の差(当然だけど)。もう最初から真面目にやる気ゼロなんですね。だからと言って開き直れば面白いかと言うとそうでもなく、どこをどう楽しめば良いのやらサッパリ。これならまだ『ジュラシック・ボーイ』の方がマシです。主人公とコングが結ばれるハッピーエンド版(偽)『キング・コング』を観たい方はどうぞ。個人的にはこんな映画を作る金がどこから湧き出てくるのかマジで不思議なんですけど…。[地上波(吹替)] 2点(2005-12-19 15:06:37)(笑:1票)
2. グッバイガール
《ネタバレ》 批評家からは散々酷評され、恋人には「できたらアカデミー賞を取ってきて」と言われた挙句、本当にオスカーを受賞しちゃうんだから世話ないよ。7点(2005-01-14 15:18:57)
3. クラバート
ドイツの児童文学作家オトフリート・プロイスラーの傑作小説を、チェコアニメの巨匠カレル・ゼマンが映像化。絶えず纏わり付く暗く不気味な「死」のイメージと、それに対抗する主人公と恋人の一貫した愛と勇気のテーマが感動的。魔法使いの弟子とその親方との決闘シーンがポップな色調で描かれていたりと、切り紙アニメでありながら画作りにも工夫が凝らしてあり楽しめます。特に夜空に浮かぶ星々の何と美しいこと!本国ドイツでは実写の映画化も決まったそうで、本作ではカットされてしまった"デカ帽"等のエピソードについも興味があります。…と、作品の話から脱線してしまいましたがこれはゼマンの詩情溢れる傑作だと思います。9点。[DVD(字幕)] 9点(2004-10-17 13:16:22)
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