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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 黒い家(1999) 《ネタバレ》 かなり低評価だけど、邦画の中では珍しいサイコサスペンスをやってくれた事は評価したいし、恐怖演出に関しても比格的質の高い部類に入ると思う。 ストーリー自体がかなりリアル路線の割りに、出演者のキャラクターや演技が突飛なので引いている人もいるみたいだけど、幽霊や怪物よりも「人間の狂気」こそがもっとも怖いという部分はよく描けている。 特に大竹しのぶの女優根性には脱帽。彼女のガンバリに+1点。[ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-25 18:25:40)《改行有》 2. グリマーマン このタイトルを新聞で見て、「グリマーって何だ?」と思い、「The Glimmer Man」をExciteのテキスト翻訳で訳してもらったら、「微光人」と出ました。ものすごく日常で使わない言葉です。 「???」余計分からなくなったので、辞書で調べたら、「ちらちら光る」「かすかに光る」とありました。 つまり、相方の黒人の頭のことだと思います。2点(2005-01-02 00:26:51)(笑:1票) 《改行有》 3. クリフハンガー 冒頭のシーンはつかみとしては良いが、結局、「知人を死なせた罪悪感を持っている」というありがちなキャラ設定のためのイベントにしかなっておらず、その後のストーリー展開とも無関係。あげくに現実離れした肉弾アクション映画に変化。娯楽映画のはずが、安易に人を殺しまくるため、ラストがハッピーエンドでも素直に喜べない。全体が設定のための設定という感じで、作品として強引な印象。3点(2004-03-02 04:17:52) 4. 紅の豚 うーん、監督のやりたいことは分かるんですが、いざ作品化したら中途半端な内容になってしまった感じです。別に豚になってもならなくても自分の信念を貫くことは出来るわけですし、男のロマンというよりは、男の自己満足という印象で、同じ男としてもいまいち共感出来ませんでした。4点(2003-10-13 13:54:18) 5. グリーンマイル 微妙な作品。単に冤罪や死刑制度の是非を問う映画という訳でもないだろうが、その部分にだいぶウェイトが置かれているのも確か。コーフィに生命エネルギー(?)を与えられた看守が、自分の良心の呵責に耐えながらも生き長らえなくてはならないというラストシーンが、それを物語っている(コーフィがそれを望んだ訳ではない)。癒しの力を人のために使いたくても使えない(極端なため)ことに疲弊したコーフィの、「疲れた」というセリフには共感できる。いくら死にそうな人のためとは言え、不死にしてしまっては、その人のためになるとは限らない訳だし、そういう人たちをただ見ているしかないことに罪悪感を持っていたため、冤罪を受け入れたのかも知れない。6点(2003-08-31 10:14:25)
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