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1. 劇場版「進撃の巨人」Season2 覚醒の咆哮
《ネタバレ》 前編・後編に比べると
だいぶ上手くまとまっているように思えます。(原作をそこまで繰り返し読んでいない為とも言えますが)
テーマとして大きく3つ(ウトガルド城の戦い・壁上・エレン奪還)でしたし、
とはいえ、劇場版だけ見ると、訳わからないと思いますよ
やっぱり「何のため」という背景部分や
それぞれの登場人物が存在する理由が希薄だと
なんか死んだ。とかになっちゃいますので。
ここが総集編である所以ですが
なので、映画としての評価としては低くなるのはしょうがないです(連続アニメとしては個人的に8点です)
しかし、やっぱり作画良いなぁ。
超大型巨人との戦闘シーンとかカメラワークがえぐいです。
ってことでそこが加点されて6点で[地上波(邦画)] 6点(2018-07-23 10:47:40)《改行有》
2. 劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~
《ネタバレ》 前編よりはうまく編集しているように思えましたが
やっぱり駆け足感は気になります。
しょうがないですが
前編で各登場人物の掘り下げができていないので
全体的に登場人物への感情移入もできない状況だと思います。
特に調査兵団に入る時の葛藤がなく
駆け足の為リヴァイ班との関係が希薄なので、
主人公以外が捨て駒感がすごいですが
当時はかなり衝撃的でしたよ。
前編に比べて良いのは立体機動装置に関する作画は凄いのですが
女型の巨人への戦闘がそれなりにカットされているので
女型の巨人の驚異度合いも軽減していると思います。
あと、前編でもそうでしたが
音楽はやっぱり連続アニメの時のが良いですねぇ。
多分全体の統一を気にしたのだと思いますが。
最後のシーズン2につながるシーンの描き方は良かったです。
ってことでこちらも6点で[地上波(邦画)] 6点(2018-07-11 14:36:35)《改行有》
3. 劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~
《ネタバレ》 再放送されていたので見ました。
連続アニメ版・原作ともに見ています。
連続アニメ版は原作を知らない状態で見ていたので
夢中で見ていたのですが
こちらの劇場版はしょうがないですが
ものすごい駆け足感が気になります。
なお、がっつりネタバレしますが。
特にミカサがエレンに執着するきっかけの事件をほぼカットしたのと
アルミンがエレンとの絆によって自信を取りもどすシーンもカットしているので
その後のシーンなどによるつながりが初見の人にはだいぶ分かりづらいと思います。
※勝手にアルミン復活してる感じがする
さらに、駐屯兵団に囲まれてから
葛藤などもカットしてるので、
ちょっとやばなった。よし巨人になろう。って感じでエレンが好戦的なサイコな奴に見えます。
色んな所が駆け足のため、情報が頭で整理できないまま。謎も消化できず
駆け足で奪還を決行しているので、緩急のバランスが悪く
爽快感が希薄になってしまいます。
あと音楽も連続アニメ時の方がよかったですねぇ
ミカサが「何のために足掻く」と自問自答してからの部分は音楽・演出込で好きだったので。
とはいえ立体機動装置を映像化している部分はやっぱり好きなのと
実写版は4点つけたので、6点で[地上波(邦画)] 6点(2018-07-10 14:18:06)《改行有》
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