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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ケス 《ネタバレ》 相変わらずケン・ローチ先生の授業は厳しいですね。学校教師の行いは体罰以外の何者でもないし、最後には最愛の小鳥まで殺してしまう。それでもサッカーのシーンで「Manchester United 2」なんてテロップを挿入するところはユーモアがあるし、心寂しい田舎の風景も少年とケスが戯れている時だけはこの上なく美しく感じられました。そんな訳で僕は今のところ彼の作品の中では『SWEET SIXTEEN』を越えて、本作が一番好きです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-12 14:26:04) 2. 汚れなき抱擁 《ネタバレ》 今までずっと女を乱暴に扱ってきたばかりに、今度は大切にしすぎて逆に愛する彼女を傷付けてしまった男。ひよっ子の僕にはセックスレスの結婚生活がいかに悲惨なものなのかよく分かりました、やっぱり上っ面だけの愛情では駄目だということでしょうかね。ラストのマルチェロ・マストロヤンニの表情は永遠に忘れることのない名演技となりそうです。7点(2005-02-11 12:35:33) 3. 汚れなき瞳 《ネタバレ》 予想通り最後に子供たちの前で十字架に磔られてしまったブレーキー。人間もまだまだ捨てたものじゃないな、と思った。7点(2005-01-30 19:09:15) 4. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 記念すべきコロンボ第一作目、タイトルデザインがめちゃくちゃ凝ってる。まずはお決まりの倒叙スタイルから始まり、たっぷり観客を焦らしたところでコロンボ登場。この頃はまだ初々しいというか、やけにキチッとしていて全くコロンボらしくない。その後も共犯の女性を追いつめて脅しをかけるという、大胆な行動にまで打って出る(あの場面は怖かったなぁ)。犯人は他人の精神を分析するというだけあってしたたかな男、それでも最後は「人は固定観念で物を見る」などと言いつつも見事に自分でハマってしまいました。コロンボも犯人もあっぱれ!そんなわけで刑事と犯人の心理対決は見応えがあったけど、いつものホンワカ感は皆無に近いので、コロンボシリーズとは切り離してこれ単体で観るのが一番良いのかもしれません。8点(2004-07-12 20:22:54)
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