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1. ゲド戦記
《ネタバレ》 よくも悪くも「これぞここ最近のジブリ」といったところでしょうか。相変わらず音楽や映像は素晴らしいんだけど(特に今回はCGが控えめで好感)、物語本編がやっぱり消化不良。思考や行動理由がまるで定まらない登場人物達、肝心な部分の描写不足、やたらと説明口調な台詞、そのくせ一見意味ありげに思えて実は全く空疎な主張の数々…。特にテルーの正体には思わず座席からずり落ちそうになりました。とはいえ、同じ失敗作でも個人的にはやる気ゼロのやっつけ仕事にしか思えなかった『ハウル』よりは幾分愛すべき失敗作だと思ってます。吾朗監督の次回作に期待。正味の評価は4点だけど、思わぬ形での『シュナの旅』映像化に+1点で5点。[映画館(邦画)] 5点(2006-07-29 15:17:53)
2. ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
安易なTVドラマの映画化の果てに生まれた空前絶後の大愚作。連続ドラマとその後のスペシャル版を観てないと分からない内容らしいが、そんなのを金取って公開するなよ。小説版も読んでみたけどこれがまたよく分からない代物。これを読んだ後だと、この映画ばかり責めるのは少し酷な気もしてきた。でも本当に圧倒的につまらなかったので0点![ビデオ(吹替)] 0点(2005-11-03 16:15:46)(良:1票)
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