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プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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1.  化粧 渡辺淳一、同名小説の映画化。 京都の老舗料亭を舞台に、女の業を描いた作品で、長女役の松坂慶子と、次女役の池上季実子が中心のストーリーです。 三女役の和由布子は、刺身のつま程度の出演。 物語のおよそ半分が東京のシーン、背景が80年代半ば、二人の女優の雰囲気がけばけばしいということもあり、あまり文芸色が濃いという印象は受けませんでした。 映像もやや暗く、内容が内容だけに、総体的には重苦しいといった感の映画です。 母親役・京マチ子の存在感だけは、さすがでしたが……。[ビデオ(邦画)] 4点(2015-05-11 14:57:15)《改行有》

2.  軽蔑(1963) 互いに理解し合えない男と女。 永遠のテーマとも言える題材を、卓抜な演出で描いたゴダール作品。 夫婦間の心の内の変化を軸に、ギリシャ神話「オデュッセイア」のオデュッセウス、ペネロピ夫妻のエピソードを絡め、アンニュイな雰囲気、美しい映像、独特の色彩感覚で仕上げています。 安直なラストだけは「?」だったけど、その他の見所は、妻役を演じるブリジット・バルドーの魅力。それ以外では、「メトロポリス」(1926)の映画監督、フリッツ・ラングが本人役で出演していたことに驚きました。 ドラマチックな展開はいっさいなし、絵画的、芸術的、前衛的な作品なので、この手の映画が苦手な方はご注意を。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-15 11:59:04)《改行有》

3.  結婚記念日 ひと組の夫婦の、ある一日を追ったストーリー・コメディ。 「アニーホール」に近い作りで、アレンは相変わらず最初から最後までしゃべり続けています。 男女間の身近な問題がきっかけになるので、とても取っつきやすい。 登場人物はほぼ主演の二人のみ、舞台もショッピングモール中心と、設定も悪くないと思うのだが、夫婦の心の機微を描いた本作を面白いととるか、退屈ととるかは鑑賞者の感性によって変わるのかと。 大笑いをするようなシーンはなく、起伏のあるストーリー展開があるわけでもないので……。 監督さんは違う人みたいだけど、内容はどこを取ってもアレンらしい作品。[DVD(字幕)] 4点(2014-08-23 07:13:20)《改行有》

4.  刑事物語2 りんごの詩 シナリオはあくまで二の次、猪突猛進型の主人公のキャラが魅力のシリーズ作品。 本作では二人のヒロインを要して、前半と後半で二回楽しめる。 主人公が見せる蟷螂拳とハンガーヌンチャクは、相変わらず愉快で楽しかった。 刑事ものというよりは、人情ものに近い娯楽作。[地上波(邦画)] 3点(2013-07-19 02:03:06)《改行有》

5.  刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM> 名刑事役を演じるテレビスターとコロンボの対決。 アイデア自体は面白いと思うし、二人の掛け合いが本作の最高の見せ場になるはずなのだが、コロンボの相手としてはあまりにも物足りなさすぎた。 犯人側のキャラの魅力が薄く、トリックも稚拙。コロンボの着眼点は相変わらずいいんだけど、中盤以降の彼はやる気すら感じられないように見えてしまう。 ラストの犯人のセリフが、やけに虚しく聞こえてしまうエピソード。[DVD(吹替)] 3点(2013-06-20 18:41:17)《改行有》

6.  刑事コロンボ/さらば提督<TVM> ミステリー映画のような展開という点では、シリーズの中でも異色作のうちに入るのだろうが、トリックも終盤の見せ場も全体の出来としては今一つ。 それ以上にコロンボのキャラが本作ではかなり変わっていて、面白味をまったく感じなかったのは致命傷。 スタッフも、いろいろアイデアを考えるのは大変だとは思うけど……。[DVD(吹替)] 3点(2013-06-13 04:07:08)《改行有》

7.  刑事物語 くろしおの詩 武田鉄矢のキャラが、相変わらず安定感のある人情刑事物。 シナリオがかなり破天荒になり、コメディー要素が多くなってきたが、主人公のキャラありきの作品なのであまり気にはならない。 ヒロインの設定に魅力がなかったのと、うまくストーリーに絡んでいなかったのが残念。 アクションシーンはやや多めだが、本格的な立ち回りを求めてしまうのは、ちょっと酷かな。[地上波(邦画)] 3点(2013-05-22 05:30:30)《改行有》

8.  刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM> 今回のエピソードは登場人物やロケシーンが多く、時間もやや長めで、ちょっと劇場映画のような雰囲気。内容のほうもボリューム感たっぷりでした。 犯人はコロンボの上司であるロサンゼルス警察次長で、捜査しづらい状況ながらも、コロンボの推理がキレてます。 どんでん返しぎみのラストが面白く、こちらもお薦めのエピソード。[DVD(吹替)] 5点(2013-01-21 13:43:28)《改行有》

9.  刑事コロンボ/毒のある花<TVM> 今回のエピソードでは女性の突発的な殺人ということで、第二の殺人を含めてかなり粗っぽい展開。 決め手となる証拠も早い段階からわかってしまったので、ドラマとしての面白さはあまり感じず、コロンボのキャラだけを楽しむような内容だった。 あとの見所は、マーティン・シーンがゲスト役で出演しているぐらい。[DVD(吹替)] 3点(2012-10-10 09:13:46)《改行有》

10.  刑事コロンボ/死の方程式<TVM> 今回の犯人は化学エンジニアということで、爆弾を使用しての犯行だが、 私が鑑賞した版では、山田康雄さんが吹き替えをしていて懐かしかった。 コロンボらしいセオリー通りの展開で、本作も彼の仕掛けは絶妙。 ラストの犯人に向けての言葉が印象的だったが、犯人側がちょっと慌てすぎで、 作品自体の妙味はあまり感じなかった。 犯人役のロディ・マクドウォールは、いい味出してるんだけど・・・。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-28 09:05:06)《改行有》

11.  刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM> 厳格な兄の殺害を計画実行した妹のエピソード。 犯人役の妹の設定が浅はかなうえに、彼女はお嬢様育ちで世間知らずのところがあり、 計画自体がもう穴だらけ。 本作のキーポイントにもなっている"鍵"も、トリックというほどのこともなかった。 内容的には今ひとつの作品だけど、コロンボのキャラだけは相変わらず面白い。[DVD(吹替)] 3点(2012-09-24 05:12:57)《改行有》

12.  刑事コロンボ/死者の身代金<TVM> いつも行動範囲の狭いコロンボだが、ヘリに乗って飛び回ったりと、 他のエピソードと違って、割と普通の刑事ドラマに近い展開。 初期の作品なれど、本作ではすでにコロンボのキャラは確立されてます。 犯人はクールな女性弁護士ということで、そのクールな物の考え方が命取りに。 犯罪者の心理を逆手に取る展開は痛快だが、コロンボのラストのセリフもよかった。 もう少し犯人との心理戦が見たかった気もするけど、十分見応えのあるエピソード。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-18 06:43:08)《改行有》

13.  刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM> 電話のアリバイを使った完全犯罪にコロンボが挑むも、 犯人の計画には大きな落とし穴が・・・。 今回はコロンボの仕掛けらしい仕掛けはなく、 あくまで犯人側のアリバイ崩しに終始するという展開。 それでも大詰めでの発想の転換は面白かった。 たまにはこういうラストもいいかも。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-11 01:23:38)《改行有》

14.  刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 今回の犯人は美術館の女性館長。男性ばかりの犯人が多い中で女性というのは目立つし、 女には女なりの殺人動機があるので、ドラマとして見ればそれなりに楽しめる。 ただコロンボ・シリーズという観点から見ると、面白味としては今一つの内容。 コロンボの仕掛けらしい仕掛けもなく、普通の刑事ドラマに近い作りのエピソードだった。[DVD(吹替)] 4点(2012-09-03 02:02:18)《改行有》

15.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> シリーズの中でも屈指の出来映え、かつ一番好きな作品。 コロンボのとぼけっぷりとしつこさは、キャラの魅力を大いに感じさせてくれるし、 犯人側のイライラ感もよく伝わってくる。殺人計画は少し無茶というか、犯人がやや動きすぎ という感もなきにしもあらずだが、それが結果的にコロンボの告発をより際立たせてます。 まさに意表をつくラストで、よく出来た面白いエピソードだった。[DVD(吹替)] 7点(2012-08-27 05:25:49)《改行有》

16.  刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM> 今回の犯人は女性、愛情のもつれから激情のうえに殺人と、とても怖い展開です。 アリバイ作りはちょっと苦しいけど、計画的に殺人を遂行するしたたかな一面もあり。 でもコロンボは相手が女性だろうと、捜査の手は決して緩めず、ちょっと意地の悪い、 小業の仕掛けがあったりと、こちらも安定感のある内容に仕上がってます。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-20 05:59:35)《改行有》

17.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 闘牛士としての誇りをテーマにした今回のエピソード。 一番重要な殺人の動機がセリフだけの説明なので、ラストの仕掛けが今ひとつピンとこない。 理屈ではわかっても、「え? これで逮捕できちゃうの?」と首を捻ることに。 コロンボは相変わらず面白いけど、ちょっと消化不良ぎみの感は否めなかった。[DVD(吹替)] 3点(2012-08-16 01:50:21)《改行有》

18.  刑事コロンボ/野望の果て<TVM> シリーズの中でも、わりとオーソドックスな作りの部類に入るエピソードかと。 アリバイ工作は決して目を惹くものではないが、入門編としてなら悪くもない。 コロンボのキャラと、しつこいシーンは相変わらず笑えた。ラストは今一つだったけど、 これもコロンボに追いつめられた犯人側の心理を思えば、それなりに楽しめるかな。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-10 11:34:08)《改行有》

19.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 女流推理作家との対決と相成れど、犯人役がチャーミングなおばあちゃんということで、 キャラを生かした内容に。お年寄りなので、当然ながらコロンボのどぎつい仕掛けはなし。 その代わり、密室、ダイニングメッセージなど、一つ一つの断片を繋ぎ合わせて、 パズルを解くような展開を見せてくれます。いかにも犯人が推理作家といったエピソードで、 これはこれで面白かった。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-06 07:44:19)《改行有》

20.  刑事コロンボ/悪の温室<TVM> 今回のエピソードではコロンボの仕掛けらしい仕掛けはなく、 刑事らしい緻密な捜査で犯人を追いつめていく展開。ちょっと物足りなさは感じるけど、 コロンボのキャラは楽しめるし、ストーリーそのものはそんなに悪くはないです。 どちらかといえば、普通の刑事ドラマの1エピソードに近い内容の作品だった。[DVD(吹替)] 4点(2012-08-01 10:28:40)《改行有》

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