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1. コマンドー
《ネタバレ》 元コマンドー、革命の英雄のシュワちゃんは、コマンドーとしてある能力に欠けています。それは、隠密行動能力です。目立たずに尾行できません。目立たずに人を見張ることすら不可能です。密告されたとはいえ、シュワちゃんを見た警官いわく「マッチョな変態野郎だ!」(吹き替え)実際シュワちゃん凄い汗。(inショッピングモール)捕虜の口を割るのも苦手です。やり過ぎて殺してしまいます。(inモーテル)武器調達もダメです。ブルドーザーで店を破壊してしまいます。当然のことながら、警察に捕まります。(in銃器店)ところで、結末を知っている人ならニヤリとしそうな名台詞を発見しました。冒頭あたりで、娘のジェニーが悪玉に向かって「あんたなんて、パパにひねり潰されるのよ!!」(吹き替え)[映画館(字幕)] 5点(2004-06-18 22:56:17)(笑:2票)
2. ゴッドファーザー PART Ⅲ
老いたマイケルはどれほどの威厳を身につけていることだろう、と期待してみてみると、何とマイケルは怒りっぽい老人になっていました。私にとってはありえないことです。前作からの年月の内にパチーノの演技は変わっていました。後家の妹をいつも連れているところといい、ここでのパチーノはマイケルでなく、生きながらえたトニー=モンタナだと考える方がしっくりきます。これみよがしの慈善事業といい、恩着せがましい家族愛といい…まさしくトニー。自分の苦悩を妻にすら分かてなかった苦悩の若きマイケルが、雷なんぞで「フレドー!」と絶叫したり、懺悔に至ったりしている様には「年齢か…?」と思わざるを得ない。しかも制作者らは意図して彼をボケさせているわけでもない。コッポラは、前作の魅力を一ファンほどにも解していなかったか、もはや忘れていたのか。救いを求めるマイケルなど見たくはなかった。組織、家族のためを思って逆に孤立していく、かつて若き父と旅した幼い思い出に耽る、PART2のナイーヴなマイケル。自分の苦しみはけして他人に語らない。(気づくのは、PART2のラストにおいて妹一人。)その老いた姿は、もっと違ったもののはずです。悲劇を祭りたてたようなラストも、ふさわしくありません。初めの案を採って、「あなた、死ぬの?」「いいや。(NO.)」と言って死んだ方が良かった。あのラストではまるで、マイケルが一生を通して誤ったかのようです。[映画館(字幕)] 5点(2004-04-21 06:57:15)
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