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1. 告白(2010)
《ネタバレ》 中島監督作品は「下妻~」「嫌われ~」と鑑賞。
両方とも大好きな作品である。
映像化は大概がっかりさせられるから…と避けてきたが
ついに機を見て鑑賞することにした。
がっくし。なぜ原作を再現しないのか。
たしかに冒頭の、森口が独白を続けるシーンは
映画という映像コンテンツではとてもつらいシーンだろうが
いくらなんでも、学級崩壊しすぎ。
これでは森口の教師性まで、視聴者には変わってしまう。
挙句安っぽい映像効果と、受け付けない子役の演技が
結末になってしまった。
ただ、さすが中島監督。1カット1カットの映像はとても美しかった。
[DVD(邦画)] 3点(2013-06-11 00:59:26)《改行有》
2. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 見てると、ドン・コルレオーネが好きになってしまい
襲撃されたシーンなど、見ていて思わず声が出てしまった
マフィアなのだからえげつないこともきっとしているはずなのだが
ひきつけられるこの魅力。
さすがマーロン・ブランドである。
そして、オレンジ畑での突然の死。
激しい人生を送ってきた彼のフィナーレは
すばらしい天気と、愛する孫という最高の幸福の中であった。
ぜひとも2を見たい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-28 00:31:25)《改行有》
3. ゴジラVSビオランテ
《ネタバレ》 ゴジラで名作といえば、やはりこれ。
子供のころつまらなく感じたものだが、大人になってから、見直すとこれはいい。
今までのゴジラ作品も、人間ドラマを描いてきたものが多かったが、
近作にいたっては、人間ドラマが主体ではないかと思えるほど。
科学は発展すればするほど、軍事に利用されてしまう。
またその発展は、人間が越えてはいけない壁をも越えてしまう。
その苦悩を、ビオランテという素材でよく表現していたと思う。
対照的なのがスーパーX2と抗核バクテリアで、人類を救う科学の位置にいる。
しかし、その人類を救う抗核バクテリアの奪い合いで、
人が死に、ゴジラを目覚めさせるのだから、皮肉な話だ。
人間の敵は人間自身であると、強く思わされる。
それ以外にも本作は、娯楽作品としてもよくできている。
特に自衛隊の戦闘シーンは、音楽と相まって胸躍る展開だった。
それにしてもビオランテのデザインはすごい。[DVD(邦画)] 8点(2012-04-12 19:17:09)《改行有》
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