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1. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 山崎監督の脚本が良く出来ており、ちゃんと人間ドラマが描かれている。
「自分にとっての戦争はまだ終わっていない」という神木君の言葉は重い。
その上で山崎監督お得意の最新特撮技術が盛り込まれており見ごたえがある内容に仕上がっている。
終盤、クライマックスシーンでは伊福部昭の有名なテーマソングが鳴り響き、興奮せずにはいられない。
ラストの結果については、皆さま思われている○○〇の2番煎じと思えなくもないが、まぁ、面白ければいいんじゃないでしょうか?[映画館(邦画)] 7点(2023-12-02 17:32:31)《改行有》
2. コーダ あいのうた
《ネタバレ》 主役のエミリア・ジョーンズが良かった。
家族同士でもろうあ者という特殊な環境の中、ただ1人健常者のルビー。父母から見れば娘でもわからないことが多いのは当然だ。
又、生活する上で娘を頼ってしまいがちな事もよくわかる。そんな葛藤の中、難しい心の機微をエミリアは好演していた。
コンサートのシーンで一瞬、父母兄の立場になって音が消える・・改めてリアルに感じられる演出が素晴らしい。
映画全体的には青春映画の作りで、恋愛も描かれて、ハッピーエンド。ろうあの問題点もそれ程深刻に掘り下げていない。
佳作ではあるがアカデミー作品賞とまでは?、という考え方は古いのかな。[地上波(吹替)] 7点(2023-07-09 11:40:39)《改行有》
3. 孤狼の血 LEVEL2
モンスター上林ありきの映画で、ストーリー自体は単純で面白味に欠ける。
吉田鋼太郎が仁義なき闘いの金子信雄ぐらい味のある役回りを演じて欲しかった。斎藤工はヤクザ役全然似合わない。
昭和のヤクザ映画と比べると役者の線が細いのは仕方ないが、鈴木亮平の迫真の役作りについては評価できる。[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-17 19:26:46)《改行有》
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