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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ゴシカ つじつまの合わない部分や刑務所内の複雑な建築様式が邪魔だということを除けば、まずまず。一部のカメラワークも面白かった。だが、味のある役者をそろえた割には…というか、ハル・ベリーの演技力があれば、ぜんぜん名の売れていない役者で周りを固めても良かったんじゃないかと思えるほど、ベリーの力量を見せてもらった。その点からも、ロバート・ダウニー・ジュニアの使い方がもったいない。今後の抜擢と、完全なるヤク断ちを期待したい。6点(2005-01-24 20:38:06) 2. コンフェッション(2002) 「公文書を元に~」作ったと解説が入っていたが、どこの機関・どんな職種の公務員が書いたんでしょ?単に「公文書」って言われてもね~。実話だってことを強調したかったんだろうけど、’02年現在のバリス氏のお姿とともに、「新しい企画を思いついたんだ…云々」まで見せつけられると、妄想好きのおじさんに振り回されただけじゃんとしか思えない。…その新企画を深読みすれば、「バリスさんは苦しんでこられたのね」と、いたわりの言葉を一つくらいはかけてあげてもいいかな、なんて思ってしまうが、でも、やっぱ、あれが実話だったのなら尚更、他の老人の生死を見世物にするような企画を自慢げに語ってんじゃねーよ、と言わざるを得んな。スパイものを題材にするのは面白いよ。それが「実話かもしんない」とくれば、飛びつく気持ちも分かる。だけど、…あくまでも私の印象だが、製作者サイドは、「それが実話なのか、じいさんの妄想だかわかんねーけど、とりあえず、面白そうだからやってみね!?」的な発想しか無かったんじゃないかね。ただの妄想だとしても、実体験だったとしても、バリス氏は、この作品によって評価を下げられたんじゃなかろうか…ま、そうだとしても、「自分を売る」ことに同意しちゃったんだから…本人は屁とも思ってないのかもな。不満を抱いたとしても、「契約書」に拘束されて文句は言えず。4点(2004-06-07 21:00:26) 3. コール 《ネタバレ》 ダコタちゃんのダディの医療ミスで娘を殺されたと信じ込んで、ダコタちゃんを誘拐…ということで、ケビンもコートニーも、失った娘を思う親の姿を上手く演じているけど、でも、連続誘拐犯。シャーリーズのテクで恍惚の表情をするケビンにしろ、コートニーのビッチぶりにしろ、「お前ら、元々が悪じゃん」な印象の方が優先されてしまう。コートニーは、最後にはダコタちゃんを守ろうとするが、そこに母性愛を感じない。ケビンの目的は復讐だったのか金だったのか…どっちでも良かったんだろうな。復讐・金・綺麗な奥さんを陵辱するのが目的の誘拐で、その主犯は神経がやられている…そんな主犯の言いなりの妻と従兄弟。最初からそういう設定の映画だと思って観たのなら、数々の違和感を感じずに済んだのかも。違和感といえば、ダコタちゃん。本当にかわいいのか?本当に演技が上手いのか?…ラストの混乱状態は、間延びさせることもなく、上手くまとめたと思う。最後に、ケビン・ベーコンには、「トレマーズ」のような役柄にもう一度チャレンジして欲しい。6点(2004-05-24 09:18:31) 4. 恋する遺伝子 アシュレイ・ジャド、確かにかわいかったけど…ちょっと、無理してる感じがしないでもない。他の映画でタフな役を演じすぎたせいかな? ヒュー・ジャックマン、顔が小さいねぇ~。アシュレイよりもかわいく見えたわ。あんなルームメイト…私だったら気になって眠れない。鑑賞させていただいたお礼に…でも、それなりの得点を。6点(2003-12-23 21:42:26)《改行有》
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