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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 モスラ、キングギドラ、ラドンまでもがハリウッド版に登場すること自体、以前は100%叶わないと思っていたことなので、日本のKAIJYU達が最新の映像技術で蘇ったことには大きな感慨がありました。 しかし、ストーリーがとてもチープで、折角のお祭りもイマイチ盛り上がりに欠けたというのが正直な感想です。 肝心の主役のゴジラの影が薄かったり、モスラの存在も中途半端過ぎです。オキシジェンデストロイヤーの登場や芹沢博士の自己犠牲が余りに唐突だったり、他の何だかよくわからないオリジナル怪獣たちもあれなら無理に出す必然性がなかったように思います。 と、文句ばかりですが映画の完成度とは別に、細かい小ネタの数々を見るに、作り手の本家ゴジラシリーズへの愛は本物だということは十分に伝わりました。 悲しいかな本国日本では人前でゴジラについて熱く語ろうものならドン引きされるような土壌があるのに、それを世界のゴジラファンの為に170億も掛けて映像化してくれたことにホント頭が下がります。[地上波(吹替)] 5点(2021-06-04 10:31:43)《改行有》 2. この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 一見、「戦時中」という日常のなかで登場人物たちに起こった数々の出来事と、そのときの心情を淡々と綴っているだけのように思えるが、それだけで十分伝わった。 一応はハッピー・エンドで、特別に反戦の色合いが濃いとか、特別にハードな表現がある訳ではないが、しっかり気持ちがザラついた。 特にラスト付近でのすずと妹との会話のシーン。妹が腕の痣を見せるところまでしか描写されていないが、2人はそれが何を意味しているかは知らないわけで、その分かえって重かったなぁ・・・[地上波(邦画)] 6点(2019-08-04 11:26:12)《改行有》 3. GODZILLA ゴジラ(2014) その昔、人類はゴジラを核兵器で殺そうとしていたなんて・・・う~ん。ゴジラと「核」は切っても切り離せないんだけど、アメリカが作るとストーリーへの絡み方がこうなりますか・・・それからやはり言いたいのはムートーでしょう。デザインが日本の特撮モノかゲームのザコ敵みたいで(これも狙い?)、魅力が全くないクセにゴジラより出番が多く、しかもストーリーの中心にいるという。単純にゴジラVS人類の戦いにしてほしかったなぁ。ムートーとか続編作る場合に出しときゃいいようなキャラでしょ?[地上波(吹替)] 3点(2015-09-26 09:57:59)(良:1票) 4. コクリコ坂から 宮崎吾朗の作品は、なんというか出汁を取ってない味噌汁みたいなんだよな・・・ これから先本数を重ねても宮崎五郎のカラーみたいなのは出てこないんじゃなかろうか? 駿と比べてどうのとか才能がどうのとかじゃなくて、そもそも情熱みたいなモノが足りないような気がする。 何かやらされて仕方なく作ってるみたいで、作品の表層にそれが出てしまっている。[映画館(邦画)] 3点(2011-07-28 01:54:00)(良:2票) 《改行有》 5. 告白(2010) いくらなんでもリアリティなさ過ぎ。全てがワザとらしく、ちょっとこれは有り得ない。 よくハリウッドのお気楽な娯楽作が「リアリティがなさ過ぎる」という理由から低評価されるけど、これも大概! [映画館(邦画)] 0点(2010-07-12 01:47:20)(良:1票) 《改行有》
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