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プロフィール
コメント数 115
性別 男性
自己紹介  2014年12月に投稿を始めてから8年が過ぎました。

 「映画評論家になれるのでは?!」と思える素晴らしい言葉を綴られる先輩レビュアーさん達に憧れつつも、私には、あのような文章を書けそうもありません。私の場合、少年時代に気に入り、DVDなどで観直しても好きであり続けている映画を中心に、まだピュアだった(?)少年時代の気持ちや、当時の状況を思い出しながら書きたいと思います。大人になってから観た映画も少しずつ追加しています。

 レビューの文面は長くなりがちですが…最後まで私の拙文を読んで下さる皆様に感謝申し上げます。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  今夜、ロマンス劇場で 《ネタバレ》  加藤剛さんが出演された最後の映画作品ということで、TV放送を機に今さらながら鑑賞。  まず【表面的な感想】は「手を触れる・触れないだけでもドキドキして“一緒に居られるだけで幸せ”を感じることのできる若い年代の人達向きの作品だな…ただし、目の肥えた当サイトのレビュアーさん達の評価は、きっと辛口が多いだろうな」…いやはや、レビューを拝読したら、予想通りでした…(^_^;  次に、【個人的に印象に残ったこと】は、以下の三つです。    一つ目は、加藤剛さんの存在感です。加藤さんは、若かりし頃から一貫して、誠実で真っ直ぐな役柄を演じてこられました。詳細は割愛しますが、私は子供の頃に、加藤さんが演じた役柄に感銘を受け、今でも折に触れ、影響を受けていることに気づかされます。  そして当作品については、ご自身の病を押して撮影現場に臨まれたことが察せられ、演技の一挙手一投足に、加藤さんのお人柄がにじみ出てくるような説得力を感じました。あらためて、ご冥福をお祈りします。  二つ目は、そんな加藤さんによる冒頭のナレーションです。「名画たちの陰で、忘れられていく映画も、また星の数ほど存在する。誰にも観られず、必要とされず、忘れられていく映画たち…彼らには、もう、価値など無いのだろうか?…いや、そんなことはない。忘れられた映画にだってあるはずだ。誰かの心を鮮やかに染める、奇跡のような不思議な力が…」。この言葉は【映画】に留まらず【傑出した業績を誇る偉人】と【星の数ほど存在する市井の人々】にも重ね合わせることが出来るのでは…と思ったのです。  実際、モノクロからカラーに替わる設定には、特段、凝ったエピソードが用意されているわけではなく、「ちょっと作為的かな」とも思える【色彩の演出】も含めて、ひとえに「心を鮮やかに染める」の一点に特化している印象を受けました。その意味で、ナレーションを背景にしたミユキの「見つけてくれて、ありがとう…」という言葉に対し、私は『偉業を成し遂げていなくったって、一人でもいい、誰かの心を幸せに染める力があれば、それだけでも、その人には十分、存在価値があるのだ。そのような出会いに巡り会えることこそ、この上なく幸せなことなのだ』…そんな連想をしました。  そして公開当時は、観終わった後に「見つけてくれてありがとう」「こちらこそ、見つけてくれて…」と肩を寄せ合い、手を握り合うカップルが散見したのでは…と想像したりもしました。  三つ目は、【記念写真】や【病院ロビーでの会話】での【ケンジとミユキの距離】は、新型コロナウィルス対策としての【ソーシャルディスタンス】と合致しているように思ったことです。  【ステイホーム】により家族内でのイライラが募りがちな状況下にあって「最後に家族と触れ合えないまま、コロナで亡くなってしまっている人達が大勢いるね」「お互いに相手を思いやるための距離感を考えながら、仲良く乗りきっていこうよ」…今回の放送を観て、このようなことを考えたり、話し合ったりしたご家族が、少なからずおいでになるのではないでしょうか…。  このタイミングで放送したのが、たまたまでなく、もし、上記のような【見つめ直しの会話】を引き出す意図があったのだとしたら…フジテレビの担当者さんに敬意を表したいです。  さて、採点ですが…まずは、無難につくられた作品ということで“可も無く不可も無く”の5点を基準に、上記の三つの点を1点ずつ加算して8点を献上します。コロナの騒ぎが収まれば、7点ということになってしまうのかもしれませんが…  果たして、当作品は、今後、【名画】になっていくのか、それとも、その場限りのヒット作として忘れられていくのか…今後の動向を見守りたいと思います。[地上波(邦画)] 8点(2020-05-21 21:53:11)《改行有》

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