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1. イブラヒムおじさんとコーランの花たち
「ユダヤとイスラムと言う宗教や国籍を越えて・・」みたいな内容と想像していたのですが、そんな肩肘張った所は全然なく、優しくて気持ちよい映画でした。「大事な事は全てコーランに書いてある」とオマー・シャリフは言うのですが、「だからコーランを読め」ってワケじゃないんですね。そして「コーランを読むな」って事でもない。人生と真摯に向かい合って生きて来た人の言葉は「宗教」なんて超越してます。いや、そもそも「宗教」とはそう言うもの。悪い結果を生む原因はそれを利用する人間にあるのです。それにしても、イザベル・アジャーニ?!全然気が付きませんでした・・7点(2005-01-31 15:06:24)
2. インソムニア
「メメント」と「フォロウィング」が好きだったし、パチーノファンなので期待していたのですが、なんかフツーでがっかりした。面白くないとは言わないけど敢えて映画館で見る程のこともないかな。クリストファー・ノーランである必要も、ロビン・ウイリアムスである必要も感じられなかったし。それにしても何処が「異常な殺人」だよ!確かにあんだけ大勢集客するのに一役買ったかもしれないけど、これは詐欺だよ!4点(2002-09-17 13:46:15)
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