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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. インベージョン バイオハザードのエイリアン版みたいな感じ。バイオハザードが出たあととなってはどこか中途半端で焦点の絞れない作品です。ニコール・キッドマンだけは相変わらず迫力満点の演技なので観てる間はそれなりに楽しめますが・・・一番恐いのは彼女だったりして(笑[DVD(吹替)] 5点(2008-11-23 16:45:05) 2. イルマーレ(2006) 《ネタバレ》 韓国版をみていないせいか楽しめました。途中でバレンタインで事故にあった人がキアヌだと予測はつくのですが、それでも最後のギリギリまでHappy EndかSad Endかわからないままドキドキしながら見ました。基本的にHappy Endの好きな私としては良い点つけちゃいました。ちょっと可愛い、掌で暖めていたい小品でした。[DVD(吹替)] 7点(2007-07-01 18:35:25) 3. 愛しのローズマリー 父親の遺言の話からハルのナンパ三昧の行動までの最初の30分間はとっても退屈。でも、ローズマリーが現れて仕掛けが見えてきてからは、最後のオチがどうなるんだろうという興味で目が離せません。コメディとしても十分楽しめるのですが、この作品は女性の外見の美醜を主題に据えながらも、人間全体にまで対象を広げようとしていると思います(少なくとも私にはそう感じました)。見終わった後、majority = normalという根深い社会通念が、本当に人間の心から消え去ってしまえばいいのになあと思いました。こういう重いテーマを、ラブコメにのせて表現できる社会環境にも感心しました。軽いラブコメを見たいなあと思って借りてきたDVDが、とんでもなく感動を与えてくれる作品でした。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-21 12:18:56)(良:1票) 4. イザベル・アジャーニの惑い DVDで観て、原作を読んで、またDVDを観ました。原作はアドルフの独白が大部分を占める、題名通りアドルフの物語です。エレノールにイザベル・アジャーニのような個性の強い女優さんをもってきているにもかかわらず、ほぼ忠実に原作のもつテイストを映像で再現しています。「アデルの恋の物語」はストーカーですが、エレノールは普通の範囲で情の深い女性だと思います。その役をほんとにアジャーニが静かに好演してます。この物語はいくつかある男女の愛の形のなかでも、かなりポピューラーなパターンのものですが、それを凡庸にならず、また奇抜にもならず、2人の心の動きを静かに坦々と表現しています。それでいて退屈せずに最後まで鑑賞できるのは、一つには映像の美しさがあると思います。また、音楽も(多分)1旋律だけを繰り返し使っていて、それでいて十分な効果を上げています。他の方も書かれていますが、ハリウッド映画ではとてもまねできない秀作ですね。アドルフが主役ではありますが、私としてはすっかりエレノールに感情移入してしまいました。男女それぞれによって感情移入する役も異なってくると思います。終幕近くのポーランドの雪景色、その中に二人がとけ込んで本当に美しいです。是非一度、映画館の大きなスクリーンで観たい映画です。 追加:惑うのはエレノール(アジャーニ)ではなくてアドルフの方ですよねえ。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-17 21:06:17)(良:1票)
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