|
1. 活きる
《ネタバレ》 この手の貧しいが必死に生きた人々を描いた中国作品に駄作無し。今回はコン・リーが控え目な役を演じており、亭主・子供達と共に実に生き生きと描かれている。終盤は不幸な娘が死なないようにと、そればかり願っていたのだが結局報われなかった。死によって盛り上げるやり方はどんな監督でも出来る訳であって、チャン・イーモウならもっと他の描き方で感動を与えて欲しかった。親より先に死ぬこと程不幸な事は無い。文化大革命と聞くだけでゾッとするが、今回「覇王別姫」程キツいシーンは無く、直接生死にも関わってこなかった。饅頭の爺さんの登場だけは未だに意味不明である。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-16 06:09:30)(良:1票) 《改行有》
2. IT/イット〈TVM〉
《ネタバレ》 前半は”少年時代の友情””約束”と如何にもキングという最高の出来であった。後半は「ドリームキャッチャー」の原点というコケ方で、”キング恐るべし”はこの頃頭にインプットされた。ピエロと蜘蛛の化け物が全く結びつかない。あと友人を招集するのは良いが、大人なのだからそれなりの用意はしておこう。銀の弾丸とか。6点(2004-05-02 17:27:22)
|