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1. 鰯雲
血縁関係が非常に複雑なうえにそれが物語の重要な軸となっているので、それが整理しきれないとおそらく十分には楽しめないと思います。これから鑑賞される方はぜひ家系図を書きながら観るのがいいかと。でもあの元大地主の親父が企んだとおりに縁談がまとまっていたら…あれ、全部身内?[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-06-22 13:41:13)
2. 生きものの記録
最後がとても衝撃的だった。時代劇・現代劇を問わず、当時の黒澤作品はわりとキレイに話がまとまって終わっていたのに、これだけは違っている。映画が終わっても観客に考えさせようとしているのだ。確かに喜一老人は狂っているかもしれないが、目の前にある核戦争の危機に対して目を反らし知らん顔して生きている奴こそが本当は狂ってるのではないか、と。深い映画です。 初代『ゴジラ』や『世界大戦争』などとセットで観るのもいいかと。[ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-20 18:14:10)(良:1票)
3. 生きる
突然通夜のシーンに切り替わる後半部分が、ちょっと役人批判の色が強過ぎてちょっとついていけなかった。渡辺課長を見習って生まれ変わろうと決意した部下たちの顛末は、皮肉が利いててよかったです。それにしても本作の志村喬には狂気すら感じますね。怖い。[ビデオ(吹替)] 7点(2005-11-20 17:54:49)
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