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プロフィール |
コメント数 |
230 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 居酒屋(1956)
《ネタバレ》 とことん阿呆な男どもと、とことん嫌な女どもに翻弄されて、とことん気持ちが滅入って来るほど救われない映画です。ただ、阿呆も、嫌な奴もそこらには居てるんでしょうけど、この屋根職人やったアル中の現夫クポーの行動がマジで最悪。行き場を無くした元夫、その胸に飛び込むしかなかった、あの日のジェルヴェーズ、ここは辛い、ここも確かに阿呆なんやけど、もうしゃーないやん、ここはもうしゃーないやん。おまけにそれで密かに心寄せる男が去っていくのもしゃーないやん(あー自分でもしつこ)
全て最悪のアル中現夫が引き金やん。さらにこの酒びたりのクポーの葛藤とか思いとか後悔とか全然描かれてへんからジェルヴェーズの不幸な運命に呆然と鑑賞を終えるしか手立てが無いねん。映画としては凄い迫力のある演出で、観応えあんねんけど、その分あまりに一方的すぎるところがある意味かなりもったいない。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-30 00:12:40)《改行有》
2. イヴの総て
このみなぎる緊張感、ラストまで完璧。ベッドに横たわるベティ・デイビスのアップ、照明に照らされて浮き上がる顔のしわ。生々しすぎる。しわだけで無く名優たちの迫真の演技も最高に生々しい。映画全体を覆う都会的なトーンと、そのゾクゾクする生々しさ
が絶妙絡み合って、そのハーモニーが完成度を押し上げている傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2006-09-30 22:18:33)《改行有》
3. 5つの銅貨
素晴らしい音楽、芸の極みのダニー・ケイ、そして涙、涙のラストシーン。夫婦、親子、友人との関わり合いが、シーンごとに拘りぬいたほど本当に細部までしっかり、丁寧に描かれています。だからこその濃密さ、リアリティがあって映画の醍醐味に浸れます。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-01 20:40:10)
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