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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. IT イット “それ”が見えたら、終わり。 言うなれば勧善懲悪青春グラフィティホラーという類を見ないジャンル。友情物語です。とてもいい映画。なぜか続編の方が評価高くてこっちが低めなのが不思議。なのでこっちにレビューする事にしました。純然たる続き物なので両方込みの点数ですが、少年期を描いた前編のこちらの方が個人的には好きです。ベバリー役ソフィア・リリスがとても魅力的。 三角関係の演出も上手い。ビルとベバリーが接近しかけてる向こうでベンが複雑な表情をしていたり、でもそれは決して怒りや嫉妬という攻撃的な感情ではなく、理解と落胆の入り混じった複雑な心境の表現。青春してる。彼は知的だが決して出しゃばらない。そんな慎ましやかな彼を我々はいつしか応援しているのだ。[インターネット(吹替)] 8点(2020-03-22 21:19:22)《改行有》 2. イット・フォローズ 《ネタバレ》 怖いです。久々にのっそり迫るジメッとした怖さを堪能出来る映画に巡り会えたので気持ち高得点。それにしても謎が多い映画だよねぇ。小便漏らしながら迫ってくる子がいたけどなんで?グレッグが死んだ直後ジェイは湖で水着になり複数の男達に向かっていく訳ですが、あの後どうなったのだろう…感染せてなかったよね結局。プールが血だらけになったのは何故なのかとか。そもそも奴はなぜ追ってくるのか。幾多の不可解要素は何かしらのメタファーなんかなぁと考えてはみたものの。むしろこの映画そのものが一つの大きなメタファーなんだろうかと疑ってかかったらもう全部が訳わからなくなっちゃって考えるのをやめた。とりあえず怖かったです、色々謎のまま終わります、深く考えちゃいけませんこの映画は演出ありきで細かい事は気にするな、以上。とストレートに受け止めるしかない。鑑賞後に謎解き読んで二度おいしいマルホランドドライブ的な楽しみ方が出来ればもっと高得点なんだけど今の所謎解きらしきものが見当たらない。 ラスト。ポールは売春婦に感染したのだろうか。感染せば当面の安全は保障されるだろうが、多分そうしなかったのだろう。自分が死んだら標的はジェイに戻ってしまうので、必然ジェイは自分を大事にする様になる…という、冴えない男のしたたかな計算が垣間見える。彼女を振り向かせるための命懸けの算段、そう解釈すると決して浅くはない、闇深い青春ドラマであったという見方も出来て面白い。[インターネット(吹替)] 7点(2018-01-27 01:43:23)《改行有》 3. インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 感情のバランスを保つためには泣くのも必要だという事がよく分かります。カナシミはデザイン的に萌えだったので楽しめました。[地上波(吹替)] 6点(2017-06-20 16:15:18) 4. イコライザー 《ネタバレ》 社会派のイメージが強かったデンゼルワシントンがパーフェクト殺人マシーンに。経歴を抹消してまで静かな暮らしを選んだ彼が、軽く知り合った程度の少女のために情のみで大量殺人を決行し、結果的に悪の組織を壊滅させていく。矛先が自分に向くや、やはりパーフェクトに撃退し続ける。他のヒットマン映画と明確に違い且つ魅力となっている点は、自前の銃を用意せず、有り合わせの道具と創意工夫で危なげなく完璧に目的を果たしていくという器用さにある。還暦を迎えようかというデンゼルがここまでアクションが出来るという点も感動。個人的にクロエグレースモレッツのファンなだけにキャスティングも完璧。ぜひ続編を。[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-05-03 20:24:15)(良:1票)
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