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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 細かい点で突っ込みどころはいろいろある。なんであの映画館、国中の権力者が集まるのに警備がすごく手薄なの?とか、ランダ大佐とイギリス軍の無線の口約束なんて信用できるの?とか。それでもとことんシリアスなランダ大佐やショシャナというキャラがいるかと思えば、ほとんどギャグみたいなバスターズの面々や総統といったキャラがいて、さらに賢いのかバカなのか分からないツォラー、ヒコックス、ハマーシュマルクといったキャラたちが入り乱れて丁々発止のやりとりをして、気が付けば150分経っていた。抜群に上手い演出や音楽の使い方でシビれる1・3・4章があるかと思えば、2章と5章では突然ゴア描写が登場したりする。真面目なのかふざけてるのかわからない、上質なのか下品なのかわからない、確かなのはこの映画が強烈なインパクトを持っていることだけ。こんな映画を作るのはタランティーノだけだと思う。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-06-04 00:09:45) 2. イースタン・プロミス ヴィゴ・モーテンセンを使ってマフィアを扱ったとこは、ヒストリーオブバイオレンスと共通するんだけど、後半のどんでん返しでそれまでのエピソードの意味がきれいに繋がるあたりとか、映像の感じとかはスパイダーに共通すると思う。(まあスパイダーはちょっと失敗の出来だと思うけど)それに加えて監督が若い頃からお得意のグロ描写も健在。これはもうクローネンバーグの集大成といっていい映画なんじゃないかな。この監督が好きな人なら、間違いなく当たりの一本だと思う。[DVD(字幕)] 8点(2012-11-04 02:34:24) 3. イン・ザ・プール 《ネタバレ》 見事なコメディーだと思いました。個人的には松尾スズキの演技と、最後追い詰められた田辺誠一の八つ墓村状態に爆笑し、その後水に飛び込むシーンのなんとも言えない清涼感とせつなさが心に残りました。間違いなく心にひっかかる作品でしたよ。[DVD(字幕)] 8点(2010-05-30 21:44:38) 4. イエスマン "YES"は人生のパスワード 確かに気心の知れた友達ならいいんだけど、そうでもない微妙な相手から誘われるつきあいは出来ればうまく断りたい、と私も思ってしまいます。でもそれだと自分の好きな事だけを選ぶ毎日となり、自分の好きな事って意外と守備範囲の狭いものかもな、なんてこの映画を見て思いました。この映画のように何でも手を出すことは出来ないですし、こんなにいろんな成果がすぐに返ってくることもないとは思います。でもたまには敢えて人に流されて新しいことをするのもいいかもなと、この映画を見て前向きに感じられました。ただ一方でストーリーに対してこんなに都合よくいくかよ、とどこか引いた目で見てしまったのも確かで、ちょっと映画としてはパンチ不足の印象も否めません。[DVD(字幕)] 6点(2009-09-22 00:06:53)(良:1票) 5. 1408号室 《ネタバレ》 ジョン・キューザックの一人芝居ですね。演技の上手くない人だとこの映画の主人公は出来なかったでしょう。ストーリーはさすがキング先生原作だけあってなかなかのものです。特にラストのボイスレコーダーのくだりは思わず上手い!と思ってしまいました。しかし肝心の1408室での恐怖体験がいただけない。あまりに起こる超常現象が派手すぎて逆に冷めた目で「ふーん」って感じて見てしまいました。この映画をもしシャイニングのような一歩引いた演出で描けばどんなに恐ろしい映画になったかと思うのですが。残念ですね。[DVD(字幕)] 7点(2009-08-15 02:49:02) 6. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 レイダースを何十回見たかわからない私にとっては、ニヤニヤするシーンの連続でした。ハムナプトラなんかにもレイダースのオマージュシーンがありますが、やっぱ亜流品と違ってスピルバーグの正当続編は重みが違うなと実感した次第です。でも懐かしいばっかりで新しい面白さはあんまりないかもしれません。[DVD(字幕)] 6点(2008-12-27 23:27:34)
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