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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. イップ・マン 葉問
《ネタバレ》 「序章」も好きだけど特に「葉門」が一番好きだ。前作を見なくても存分に楽しめるぜ。
異種格闘技!
武術vs現代格闘技!!
鉄も砕く拳vs鉄以上に鍛え上げられた肉体!!!
中国4000年vsアメリカ200年!!!!
200年といってもヨーロッパ、アジア、アフリカといった様々な国のハイブリットだ。コイツは手強いぜ。
特にボクシングは中国武術同様に「大地を蹴る」スポーツ。タフネスとスピードなら負けない。
悪態ついて挑発するのは最早常識、それが火に油を注ぐこともまた常識ですねハイ。
異国に蹂躙され続けてきた中国だが、太古から受け継がれてきた武術を犯す事は何人にも出来なかった。
戦争も終わり、平穏を得てもまだまだ貧乏との戦いは続く。
最初のこの何処かほのぼのとした感じが好きだ。
道場や工場時代の同志が真っ先に駆けつけそうだけど、そんな甘くは無いか。
拳を通じて弟子や仲間が増えていく感じが良い。
脳撃たれようとも魂までは死なず。“蘇る”シーンには不覚にも涙が。
道場同士の争い再び、
包丁の峰打ち、
不安定なテーブルの上での激しい舞闘、
髪もフサフサ&リア充で幸せ者のカム、
そして動けるデブことサモハン・キンポーが老練な武術家として命を燃やすシーンには震える!
意地の張り合い、誇りを汚す奴は死んでも許さねえ。
蹴るな=ハンデですねハイ。
何度殴られダウンさせられようとも立ち上がる葉問。仲間のため、新しい命と共に待つ家族のために。鋼の肉体を打ち破る鉄の意思、鋼の精神。
「これはホン師匠の分!」とばかりに憤怒と哀しみ混じる撃拳、撃拳、撃拳連打!!
話の解るアメリカ軍は全アメリカ人の誇りです。
ラストにブルース・リー少年を出す憎い演出が良い。
欲を言えばキン・フーの映画みたいに女性武術家が大暴れするシーンも見たかったけど(「序章」で工場の女性従業員が戦ってはいたが)、それ以外は大満足です。[DVD(字幕)] 9点(2015-01-10 19:31:17)(良:1票) 《改行有》
2. インセプション
《ネタバレ》 クリストファー・ノーランによる傑作の一つ。
夢の中で「これは夢だ」と意識をハッキリ保つ明晰夢。
その世界を詳細な設計までして自由自在に操ろうとする正に夢見たいな映画だ。
脳味噌だけ生きてさえいれば、その世界で永遠に生き続ける事さえできる。
だが、現実は常に動き続けけして止まる事はない。
人の夢の中に侵入して記憶を盗むという企業スパイたち。
作られた夢の世界と二重、三重の階層空間。深く潜りすぎれば心が死んでしまう。
階層事に感じる体感時間の違い。
現実と夢の狭間で行き交う人々、夢から夢へジャンプしていく無限の世界観。
コブは自分の罪と失った者の事をズルズル引き連りながら戦い続ける。
妻のための“インセプション(植え付け)”が仇となる罪の意識、夢と現実の区別が付かなくなる恐怖。
夢の中の過去を断ち切らなければ次に進めない。
自分の都合で仲間を危険に巻き込む危ない奴だ。
世界の運命よりも過去との決別。
そんなグラグラなコブを献身的に支える古女房のアーサーがカッコ良い。
イームスのオッサンも隠れ武闘派で頼りになるぜ。孤軍奮闘して仲間を守り作戦を遂行する頼もしさ!
CGを協力抑えてこれだけの世界観を構築してしまうノーランは凄い。
雪山のスキーと銃撃戦の迫力、夢の中は何でもありだ。
コブは現実に戻れたのか、それとも・・・駒はあの後止まったのか、回り続けたのか。それは解らない。[DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 17:55:09)(良:1票) 《改行有》
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