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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 酒とバラの日々 《ネタバレ》 甘く気怠いヘンリー・マンシーニの音楽と、何処か現実離れした美しいモノクロ映像がまさに酒に酔っているときのフワフワとした、ある種の感覚がマヒした状態を表現しているかのよう。私はアル中ではない、、、と思うんだけど、飲めば必ず泥酔して記憶を無くし、醜態をさらした時期があって、そんな時には恥ずかしくて人には言えない失態の数々を繰り返した。シラフの時はもう二度とやらないと心に誓うし、また、できるって思うんだけど・・。そう言う飲み方してる時ってのは精神的に不安定で寂しくてしょうがない時なんだよね。飲んでいないと上手く他人とコミュニケートできないってのも良く分かる。だから映画観ながらもの凄く身につまされた。ラストは私も【元みかん】さんと同じように「もっと強引に彼女を引き留めろ!」って頭来たけど、でもジャック・レモンはまだ自信がなかったんじゃないかな。禁酒の決意が無い彼女と一緒に暮らしたらまたお互い泥沼にハマッてしまうかも。哀れな二人。美しいくて悲しい、泣きながら目覚めた時のようなラストシーンだ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-03 22:52:43)(良:1票) 2. 侍(1965) ラストの吹雪の中の立ち回りは迫力!凄惨であり且つ美しい。モノクロ映像の良さが存分に味わえます。7点(2005-02-28 13:17:40) 3. サボテンの花 登場人物達が他人を無自覚に傷つける姿にいちいちイライラ。かなり不快な気持ちになってしまった。そんなことだから「オールドミス」になるのかな?但し、ファッションやインテリア、音楽などはキュートだったね。あのレコード屋なんてサイコー!あそこでレコード漁りたいよ~。4点(2004-12-26 19:06:02) 4. サウンド・オブ・ミュージック この映画は子供の頃から何回見たか分からない。次の台詞も次の歌も全部分かっている。なのに見るたびにワクワクし、ニヤニヤし、ハラハラし、そして音楽祭ではトラップファミリーと共に高らかに「エーデルワイス」を歌い号泣してしまうのだ。これぞまさに不朽の名作!10点(2004-08-18 11:28:00)(良:1票) 5. 秋刀魚の味(1962) 他の小津作品に比べるとちょっとなんだか重苦しい。しかしトリスバーのシーンは切なくて泣ける。笠智衆はよく軍艦マーチ唄いながら帰ってこなかったなぁ。7点(2003-12-12 10:57:09) 6. さらば友よ 地下室で延々数字合わせてるあたりは、「アホかいな」と実のところちょっと退屈してしまったけど、そこを出てからは凄い。何から何までカッコ良すぎ。そして勿論地下室があってこそのラストなんですね。この映画を見て感じないオトコとは付き合いたくないね!8点(2003-09-08 13:28:38)
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