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1. サイレントヒル:リベレーション3D
《ネタバレ》 前作鑑賞済み。ゲーム未プレイ。
続編製作するといわれながら迷走し続け6年。
前作は予算5000万ドル2時間だったのに、本作は予算2000万ドル1.5時間と縮小(しかも金がかかる3D)。
だから、前作よりも期待しちゃダメ。
特に「裏世界」の描写が超絶安っぽい。
なに? あのマネキン工場。工夫が足りなさすぎて呆れた。
前作を観てれば、ヘザー=シャロンであり、アレッサの分身ってのはわかる。
だから、三角頭の筋肉モリモリが味方なのもわかるんだけど、ひねりが足りない。
ヘザーはクライマックス直前まで三角頭に怖い目に遭わされるけど、
クライマックスでヘザーとアレックス合体して完全体になってから、
三角頭や他のクリーチャーが味方するとか、もう少し、シナリオを工夫して欲しい。[DVD(字幕)] 4点(2015-11-14 03:21:09)《改行有》
2. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
《ネタバレ》 第1作の【謎】を、まさか40年以上経った今になってエクスキューズするとは思わなかった。
▼邦画におけるリメイク作品でなにが一番不愉快かと言えば「旧作に対する敬愛」である。本作は、第一作への敬愛に満ちている。特に嬉しかったのは、政治などに聡いチンパン族・マッチョで好戦的なゴリラ族・賢く学者肌のウータン族の「人種(猿種?)の性格付け」がしっかりと描き分けられているところ。旧作ファンとしては、この丁寧さが嬉しい!
▼中盤からの成長したシーザーの表情が凄い。これ、CGはCGでも、人間の演技を基にしたものだから、人間の演技力がそのまま出ている。CG全盛の現代に、ハリウッドの俳優への敬意が感じられ、ここが個人的にとても嬉しい。(youtubeのメイキング動画を是非ともご覧いただきたい)
▼細かいところを言えば、問題点もある。「治療薬の効果、早すぎ! 絶対に副作用あるだろ」「ウィルス型の治療薬の新薬が、そんな簡単に開発されるの?」「チンパンジーの握力300kgって知らないの?」とかとか… そこで★2つ減点せざるを得ないが、それでも面白い作品として、友人に勧められます。[映画館(字幕)] 8点(2011-10-21 20:26:12)《改行有》
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