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自己紹介 今年は映画見れてないです。

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21.  殺人遊園地 《ネタバレ》 殺人遊園地とは恐ろしい名前だ。 遊園地とはどこかシュールな雰囲気がするものだ。 冒頭の双子の話は、絵的にも良かった。 殺人鬼の仮面がちょっと不気味。 遊園地の見世物小屋の奇妙な置物と混ざって、本物の死体っぽいものがあってグロい。 子供が見るとトラウマになりそうだ。 しかし、このシュールな雰囲気が自分は好きだ。 ガソリンスタンドのオッチャンは、この種のホラーだとお決まりというか、 『ちょっと気違いじみた人物を物語中にイベントで配置しておこう』的な、 それはホラー映画の監督としての力量を見せ付ける場所だと思うが、何だか滑ったなこりゃ。 この映画で、躁鬱人やオタクな人が熱心に語ると、周りの人間が「引く」という現象をまざまざと見せ付けられる。 これはリアルでイタい、、、見ているこちら側まで引いてしまうくらい。 極々一部では、洋楽のPVのようなお洒落な映像もあったりする、もしかしたら映像面での工夫が見られるかもしれない。 遊園地の建物の中で惨劇が展開されたが、真っ暗で迷路のようで、それがホラーとして良くもあるのだが、なにが起こっているか状況がつかみづらいところも多々あったように思える。 この迷宮のような建物は「悪魔のいけにえ2」のようであり、「ストリートオブクロコダイル」のような場所でもあり、実は「ターミネーター2」の工場を思い出させるところもあった。 僕はこの様な遊園地やサーカスの少し不気味な雰囲気が好きである。なにか子供を危険なところに誘い込もうとする誘惑的な危なさがあり、子供たちの好奇心をあおる半面で不安にさせるところもある。子供たちをお菓子で誘惑して、どこか知らない国へ連れて行ってしまいそうな、、、ピエロのような滑稽な笑顔の奥で恐ろしい目で見つめていそうな、、、遊園地にはそういう毒々しい影の部分がある。 もちろん遊園地は楽しい場所というのは大前提であるが、なにか不安が付きまとう。 僕は子供のころ、アトラクションや着ぐるみが怖くて仕方がなかった。 よく遊園地で都市伝説が生まれるが、それはまさにそういう不安がそこにあるからだと思う。 何故不安なのかは分からないが、自分としてはそれらが全て「嘘ぱち」の世界であり、ということはその「裏側」があるということだ。 すべてが嘘で構成された世界だから、それは不安定に歪んでいるのではないか。[DVD(字幕)] 4点(2010-08-14 23:44:50)《改行有》

22.  ザ・テンタクルズ 《ネタバレ》 ドB級なインド旅行!地底探検・糞ムカデ・パニック・ホラー!。 序盤の方で、けっこう楽しそうに探検していますね。 いい感じにB級な青春を見せ付けてくれちゃってます。 主人公は洞窟内でセクシーなダンスを見せられましたが、ちょっと気まずいですねぇ。 あんた婚約してるでしょ~! そして最後に「やめた」って、、、 肝心のモンスターの巨大ムカデですが、(もはや愛嬌さえ感じるほど?)全く怖くありません。大きさも中途半端か。 ヒロインの彼氏は身代わりになりますが、好きな人を守るにしても、そんな簡単に命捨てんなー!って感じです。 感動の身代わりも、アッサリ過ぎると自滅したみたいで、、、ちょっとマヌケですね。 しかし仲間の大切さを教えてもらいましたよ(爆) 元彼が身代わりになって死んだってのに、アンタまたよくキスできるわね~。 まあ、、、たぶん同人モンスターパニックだと思うので、こんなもんでいいです。 インドまで行ってよくやりました。[DVD(字幕)] 3点(2010-07-14 03:26:01)《改行有》

23.  殺戮職人芝刈男 《ネタバレ》 コメディ色の強いホラーは良いなぁ!自分は結構好きだ。 前半の、明るい色彩で描かれる青春画は大変良かった。 主人公の男性はなんだか間が抜けていて面白かった。こういう人間けっこう好きかも。 殺人鬼も間が抜けている。ジャケットの写真とは大違いだ! さすがアルバトロスさん!ジャケットデザインとタイトルだけはテンション高いわ! もはや、パッケージデザインと本編との「落差」を楽しむのがアルバトロス流!ナウいゼ! しかし僕としては、息子を気遣う本当の父親には生きていてほしかった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-13 03:29:37)《改行有》

24.  座頭市物語 《ネタバレ》 とても面白かったです。これは憧れますよ!男ならね。渋い。 ヤクザ共に見せ付けた蝋燭の居合い斬り、痺れました。 見せ物じゃないという謙虚さにも憧れます。 自分の技を見世物にしたくない、という気持ちもなんとなくですが分かるような気がします。 酒飲みの平手も非常に格好良いです。 実はタケシ版の座頭市が大好きだったのですが、この座頭市物語を観るかぎり、タケシ版座頭市を否定したくなる人の気持ちも理解できる気がします。 勝新太郎の座頭市から伝わってくるこの迫力は凄いものがあります。 いや、本物だと思いました。 [DVD(邦画)] 9点(2010-07-13 02:49:53)(良:1票) 《改行有》

25.  ザ・ホーンテッド・ウィークエンド 《ネタバレ》 おバカのB級スラッシャーホラー(サスペンス)。 週末に仕事を頼まれたときの断り方が良かった。 殺人鬼のデブピエロがルックス的には迫力あって良かった。 デブピエロといったら、孤高のジョン・ゲイシー様に失礼だろ! それにしてもベッドシーンが良かったな。 しかし彼女は悲劇だな。 、、、あなたも週末に誘われたら注意してくださいね。 [DVD(字幕)] 3点(2010-06-22 02:39:56)《改行有》

26.  サーベルタイガー<TVM> 《ネタバレ》 超CGなサーベルタイガーが襲ってきます。 全くの余談ですが、、、動物占いでは自分は虎だから。。。それにサーベルタイガーってとてもカッコイイ感じじゃないですか。 パッケージを見たらいかにもB級モンスターパニックってかんじで、、、。 そんなつまらない理由でレンタルしたー。 先にも書いたがCGのレベルが比較的ショボい。 なかなか良く出来ているのかもしれないが(そりゃ自分で作れといわれても作れませんから)、PS3のグラフィックでモンスターが映画の中を動いている感じでしょうか。 PS3というとグラフィックが良い印象を与えるかもしれませんですが、僕が言いたいのはゲームレベルということです(動きが滑らかなのでPS3という表現をしましたが、的確ではないかもしれません)。 いや、低予算な教材ビデオの恐竜のCGを思い出してみてください!それです。 もう、違和感がありまくりなサーベルタイガーなのです。 だから簡単にCGでやっている感じがあり、言うまでもなく深みがなく、面白みもないし、恐怖感やら緊張感もないという、そんな印象なのです。 ただ人間模様は少しだけ(ほんの少しだけ)楽しかったです。 キャンプです。青春です。みんなで焚き火を囲む場面では、やっぱり焚き火って良いよなぁ、みんなで焚き火を囲むなんて羨ましいなあ、なんて友達のひとかけらもいない自分は思っちゃいますけどね()。 しかし、「おまえ良い奴だな」って、友情が生まれる瞬間はちょっと美しいものです。 その直後に即死ですが。 あ!そうそう、最初の空手で板割り場面では、最初から板が割れているのがバレバレで、爆笑しそうでした。 もうその部分が、この映画のすべてを物語っているかのようです。 スプラッタ描写も、エロ描写も(B級ホラーの中では)どちらかというと控えめな方であり、 その分だけマヌケな人間像を映し出しているアホ青春映画であり、少しだけ変な好感が持てます(?)。 しかし、モンスター映画にはよくいそうな、やたら研究にとり付かれたアホはどうしようもねえな。 「サンプル持ち帰る」を優先して、人命は見捨てるでしょ、絶対。 それにくらべると、ハンターはクールだ。 [DVD(字幕)] 3点(2010-06-21 03:28:49)《改行有》

27.  殺人鼠 KILLER RATS 《ネタバレ》 登録ありがとうございます。。。 殺人鼠、、、!恐ろしいタイトルです。 しかし、自分は2ヶ月くらい前に見たのですが、とても印象が薄い。 ねずみ年の自分は因縁みたいなものを感じて、そんなアホな理由でレンタルしてきた。 しかし僕は思った。こんな更生施設には行きたくない。 鼠はパニックホラーとしては微妙だな、と今更ながらに思ったのでした。 それでもウジャウジャしていたらキモいっつーか、生理的に不快な感じはする。 相部屋があんな問題児ならば絶対にヤダ。 あんな女は絶対に嫌だ。 ロンパールマンは「ファイブガールズ」のキャラと被るなぁ。 んで、なぜかこの作品がファイブガールズと被った。たぶん気のせい。 そこそこ上手く纏まったB級だけに、印象に残りずらいことは確かだと思う。[DVD(字幕)] 3点(2010-06-08 01:25:20)《改行有》

28.  サイン・オブ・デス 《ネタバレ》 100円レンタルのホラー・コーナーにあったので、B級ホラーかと思ってレンタルした。 タイトルもB級ホラーっぽい。 雰囲気的には濃厚なサスペンスかミステリーか、、、実はミステリーだった。 中世の魔除けとかペストとか、なんだかちょっとゾクゾクしたところもあったんですけど、、、 最初はペストだと思っていたのですが、ちょっとスケールダウンした感があり、ガッカリです。 アルバトロスのホラー映画(?)のワリには映像がスタイリッシュで美しく、音楽もなかなか良いかも。 詩的で(?)寒気を帯びた映像がテオアンゲロプロスっぽいところもある(?)。 広告やさんって面白い職業だな。 いろいろな広告があって、そこにいろんな人間模様が見えてきそうでなんだか良かった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-12-30 04:53:22)《改行有》

29.  サイレントナイト 《ネタバレ》 これはパッケージに「サイレントヒル」と比較してあったが、確かに似ているところもある。 恐らくは邦題がそれを狙って「サイレントナイト」なんて安直に付けているのでしょう。 この作品は少し不気味です。 その不気味さは「リング」等のJホラーから来ているといってもいいのでしょう。 犬に追われて館に逃げ込む辺りは、ゲーム版「バイオハザード」からの影響を受けているといって間違いないように思われる。 、、、僕は怖い映画が苦手です。電気を暗くして観ていたら、 女性が「ニャー!」って叫んだ辺りでノックアウトしてしまいました。 っていうか彼女、以前にペットセメタリーでお会いしましたか?、、、 また、とてもグロくて忌々しく怨みのこもった「何か」が徐々に館を浸食してゆく様はとても不気味で生理的に不快なものです。 それは正しくゲーム版「サイレントヒル」で体験した「蝕」そのものです。 その「蝕」に包まれた人間の、焼けた肉の臭いが漂ってきそうなほどの血生臭さは、映画版「サイレントヒル」に近いといって良いでしょうか?そこまで生々しくないでしょうか? まぁ、本作は何処にでもあるごくごく普通のホラーなのでしょうが、それでもシチュエーション的にはちょっと素晴らしいものがあります。まぁまぁ、これも恐らくは「サイレントヒル」からの影響であるというのは、僕の考えすぎでしょうか、、、。 また、頭がグワ~!って振り乱したり、手足が痙攣したり、それはMマンソンのPVみたいですね。 こういう技法が流行っているんですかね?ヴィジュアルホラーって言うんですか? 確かに手足がカクカクとギコチ無い動きしていたら、それは「この世の存在」ではないかのような危険な効果が出ますね。「近づいちゃ危ないな」っていう、、、。 呪われた家の因縁めいた感じがなかなか出ていました。こんな家には行きたくないって感じです。 ただ、観ていて少しだけダルくなりましたかね。間延びしているといいますが、退屈なんですね。僕は淡々系が好きですが、それとは少し違うんです。 ネタバレですが、ロックバンドをやっている男(シドだっけ?)くらい助けてやってほしかった。彼とっても良かったのに。 これは「心臓に悪いホラー」の側に属すると思いますが、そうやって音とかでビックリさせるのは止めてくれー!マジでビビるやろ~! [DVD(字幕)] 5点(2009-09-18 02:07:21)《改行有》

30.  サブライム -白衣に潜む狂気- 《ネタバレ》 これは「ホラー」コーナーにあって「病院が舞台のB級ホラーか」なんていつもどおり思ってレンタルしたら、全然違いました。とても恐ろしい作品だと思います。 現実と非現実をさ迷うような作品です。だから観ていて凄い内面まで入ってゆくような感じを受けます。そういう「非現実をさ迷う」系の作品としては「ジェイコブスラダー」にも迫るかもしれません。 現実と非現実を旅する物語には、主人公の前に二人の女性が現れるというのが多いと思います。この作品では「奥さん」と「ナース」がそれに該当しそうです。 そのうちの片方の女性が非現実の側に属する存在だと思いますが、この作品ではナースがそれに当たると思われます。このナースはとてもセクシーで美人で素晴らしかったです。 病院は本当に怖い場所だと感じました。もう病院には行けまへん!描かれているのは実際には無いものとしても、けっこう的確な部分は大いにあると思います。 残酷な描写もあり、生々しい部分もあります。 恐ろしい夢です。自分までなんだか長い夢を見ていたような気になりました。 最後の窓ガラスを破る場面では「頑張れ!頑張れ!」となぜか応援してしまいました。 今思えば、彼は自ら死を選んでしまいましたが、それは「魂の開放」だったのだと思います(そういえば「カッコーの巣の上で」の一場面と似たところがあるようにも思います)。 なかなか自分としては面白い作品だったと思います。 この位ならば、DVDを買ってしまうレベルですね僕は。 音楽も素晴らしいですし。 、、、どうりで面白過ぎるかと思ったら「24」の人が作ったんかー。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-18 01:53:45)《改行有》

31.  佐賀のがばいばあちゃん 狙いすぎているのかな? これならばテレビでやる再現VTRの方がぜんぜん感動しますよ。 [DVD(邦画)] 4点(2008-05-17 02:53:06)《改行有》

32.  ザ・フライ 《ネタバレ》 これ昔観て、「これは『蝿男の恐怖』に比べて、ただ強烈なスプラッターだったなぁ」と勘違いしていたが、しかしなかなかの傑作でした。 クローネンバーグは僕個人としては人物描写がとても面白い監督のうちのひとつです。 主人公セスのギョロッとした目が凄かったなぁ、彼の目はとても迫力があって印象的です。 セスが一番かっこよかったのは、ハエと融合した直後のパワーが漲っているとき。 鍛え上げられた肉体からオーラが発せられ、野生のパワーを得たかのような、アドレナリンが溢れ出しているかのような彼が、鉄棒でグルングルンやっている場面がとてもカッコ良かったです。 ヒロインもなかなかの美人さん。 しかしグロい。 腕相撲の場面は稀にみる痛イタ映像でした。 そしてドーナッツを食べようとした時に口から出るドロッとしたものは強烈! 自分の身体の一部をちゃんととっておくのにも凄みがある。 ヒロインの夢の中で、彼女から生まれてくる「胎児」のウネウネした姿には、もうトラウマです! ここ要注意よ! 生理的にノックアウトなシーンが満載! そしてセスの最後の変わり果てた姿には、とても深い悲しみが感じられました。 セスがとても惨めに見えて、「何故にこのような姿にまでなってしまったのか」を考えるととても悲しいのです。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:18:15)《改行有》

33.  ザ・フォッグ(1980) 《ネタバレ》 カーペンターのホラーです。リメイクもされています。 港町の雰囲気が最高です。 他のホラー映画にはない不気味さがあります。 何度か見ていますが結構ビビります。 村全体が呪われた感じが出ていて良かったです。 死霊の目が赤く光っているのでちょっとだけロボットっぽいんですが。 食品店で売り物のジュースをこっそりと飲む店員は不快です。 クラクションが鳴るシーンは印象深いです。 ちょっとストーリーが分かりづらいところがあって、 古い映画のせいなのか、字幕が良くないのか分かりません。 昔のB級映画の雰囲気ですが硬派な感じもします。 ハロウィンのようなホラー映画らしいテーマ曲も良いです。 渋い映画なので酒が進みます。 古いB級ホラー映画としての格式高さを感じました。[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:26:42)《改行有》

34.  THE 有頂天ホテル タイトルが一番面白かった![DVD(邦画)] 4点(2008-03-09 03:00:49)

35.  ザ・フォッグ(2005) 《ネタバレ》 はじめに言っておこう!本作を「ジョンカー・ペンター監督作品」と間違えたのだ! あまり面白くなかったっていうか普通。 鐘の音も雰囲気が良く、壁を叩く音が不快で不安な感じを覚えた。 「平穏な小さな港町」という舞台もとても良いし、港町の海っぽい感じも良かった。 「海からやって来た」というのが良い。 「幽霊船ホラー」って、とても僕の知っている範囲ではなかなか無いが、しかし「幽霊船」と聞くとすこしロマンチックで幻想的なものを連想する。 「霧」という題材も良い。 深い霧に包まれて真っ暗になるのなんてとても超自然的で不安になる。 しかし雰囲気が少しばかり足らないような気がする。 場面場面で「美しい」とは思うものの、これといって素晴らしいものが無かったように思う。 「スプラッターホラー」も好きだが「不気味なホラー」も大好きだ。 そして「不気味なホラー」を期待して観た本作品はなんと「ティーンエイジャーホラー」だった! 「リメイク」ってややこしいね(タイトルが同じだから)!「ジョン・カーペンター」が好きだから彼の「ザ・フォッグ」を購入したつもりが「ルパート・ウェインライト監督」だって、、、こいつぁ何のジョークだい? まあ、「ジョン・カーペンター」のオリジナルに期待したい。 しかし、この村の墓地にある女神像はとても良い雰囲気を出していて素晴らしい。 このDVDを売ろうとも思うが、売ろうとした途端に良い作品に思えてくるから困る。 どうやらジョンカーペンターの「フォッグ」がリニューアルされて発売させるらしい。 僕は早速それを予約注文した。今はそれを楽しみに待っている。[DVD(字幕)] 4点(2008-02-09 04:12:15)《改行有》

36.  サンゲリア 《ネタバレ》 知り合いが「観たらガッカリするよ」と言っていたのがなんとなく分かるような、、、 でも「絶対にアレは観た方がいい!」と言っていたのもなんとなく分かりました。 僕の個人的な感じ方なのですみませんが、 あまりゾンビのことには詳しくないんですけど、ロメロゾンビとはなんか違うかんじですね。 うまく言えないけど、ロメロに比べると、ルチオのゾンビには「腐敗」を感じました。 肉を黙々と食べるルチオのゾンビの方がダウナーですね。 不快感もルチオのほうが強いように思います。 (それは腐った食べ物、虫、患者の嘔吐物などの不快描写からもいえると思います) 「B級」をよく理解していないので、ロメロは「B級」なのかそうじゃないか分からないけど、 でもルチオのほうが「B級色」が強いように感じた。 しかしこれはあくまで僕の個人的な感じ方であります。 ゾンビ一体一体にもロメロとは違ったリアリティがあって良いのではないでしょうか。 ゾンビ一体一体にオリジナリティがありますね。 そこに監督の意思を感じる。 場面場面では、「僕の中でのゾンビ映画の名場面」が沢山ありました。 (知り合いが「目にプスリ、、」のシーンが、ホラー映画史に残る名場面だ!と言っていましたが、うん、確かにそんな様な気がいたしました) DVDのジャケットを3種類みたことあるけど、どれもセンスが良いです。 (その中でも25周年アニバーサリーのジャケが素晴らしかったのでジャケ買いしてしまいました) 音楽に高揚感があって良い。サスペリアのような曲もあったような。。。 マツール島には絶対に行きたくない!とそう思わされた。 はっきりいうと途中はダレたけど、、、 でもね、最後は凄まじかった!炎には浄化作用みたいな効果があると思う。 炎がとても迫力があって良かった。 でも女性が着替えて泳ぐシーンは、エ、エロ過ぎる、、、! そして主人公の記者はハゲ過ぎるぅ!(正面から見るとちゃんと毛が生えているんです!) [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 04:05:08)(良:1票) 《改行有》

37.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 普通に面白かったよ! ビートたけし演じる「座頭市」がとにかくカッコ良過ぎ! ズバッ!バサッ!ザシュッ!って、音が気持ち良い! とてもスタイリッシュでズバズバと気持ち良い! 血もぴゅっぴゅって飛んでいてね。 悪党を蹴散らすシーンは爽快感があってスッキリ(?) 抜刀術だっけ?居合い切り?(「るろ~に剣心」とか、「橘右京」とか「ゴエモン」がやってたやつだよね?) かっこいいな~。スピード感があって。 「速い」っていうのがカッコいい! (今思い出すと、切りかかるときの風圧の音が凄かったように思う。それがスピード感を高めていたかも) 強いっていいですね。強くて口ベタなのが良い。 コメディっぽくて笑えるところもある。 最後のあの「目」は!?わかんない。原作を観ると分かるかもしれない。 原作を観ないとね。いつか観よう! 座頭市がカッコ良過ぎです。 タケシってなんか普通じゃないですよね。 [DVD(邦画)] 6点(2008-02-09 02:10:08)(良:1票) 《改行有》

38.  サイレントヒル 《ネタバレ》 クリストフガンズ監督(名前を間違えて覚えてた)はジェボーダンの獣で毒々しい近親姦を描いたり拷問したり、このサイレントヒルでも生々しい魔女裁判を描いていたので、 この監督の心象風景にあるのは渋沢龍彦の文学のような血生臭い暗黒時代なんだと思う。 このサイレントヒルでは魔女裁判の火あぶりが生々しすぎる。 血のゲロを吐きそうです。 人をボコボコに殴ったときの胸糞悪い感じがとても残る。 宗教の血生臭さも異様でやっぱこの監督は暗黒だ。 ただこの監督はジブリのようなファンタジーも大好きなオタク監督だ。 教会の(偽)聖域に魔のものを持ち込むシーンもジブリの影響が大きい。 そんな監督は原作ゲームも大ファンです。 だからこれほどクオリティーが高く映画化できたんだと思います。 やっぱ映画化するってのはそれを好きな人に監督を頼まなきゃダメだと思うんです。 好きだからこそサイレントヒルの幻想的な美しさを見事に映画化したんだと思います。 ただ日本人とは宗教が違うためか、解釈もだいぶ違っています。 このサイレントヒルはどうやら「死後の世界」らしいのです。 シャロンとローズとシビル捜査官はあの事故で既に死んでいたと思います。 また微かに少女趣味が漂うのは、そこが女性しか立ち入れない空間だったのかもしれません。 サイレントヒルという町は人間がいないからこそ美しいのだと思ってました。 この作品では人がずらずら出てきますので、そこが欠点でした。 ただこの監督は人間の暴力や生々しい邪悪を描きたい監督であるなら人が沢山出てくるのもしょうがないと思います。 音楽をまるまる使用したのは、ゲームの方のイメージとダブるので使い分けて欲しいです。 幻想性は高いし、この独特の哀愁はクセになります。 最後に一人残されたダリアの悲しみは深いです。 あの世に逝ききれない魂の集う場所がサイレントヒルだとするとまた哀愁が増します。 ダリアの風貌と、アレッサが血を浴びて踊るシーンと、霧で包まれた灰色の教会は巨匠ティム・バートンにも見せたい気がします。 この幻想的な哀愁を味わうために年に一回は観てます。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-07 00:35:07)(良:2票) 《改行有》

39.  ざくろの色 《ネタバレ》 なぜこの作品がこんなにも平均点が高いのでしょうか。 僕にはとても難しくて全く内容が理解できませんでした。 パッケージを見てアニメーション作品だと思ったら全然違った。 僕はもっとメルヘンチックでシュールなおとぎ話で少女の出てくるような作品を期待していたのだが。 映像が美しくて、雰囲気も好きです。 そしてその崇高さ。世俗作品とは距離を感じます。 その過剰なまでの宗教的雰囲気がゆえに「ホドロフスキー」を連想してしまいました。 全然違いますが。。。 長さもちょうどいいと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-04 03:04:48)《改行有》

40.  サクリファイス 《ネタバレ》 まだ今の僕には難しい作品。 女の人が恐怖で我を忘れて叫んでいる場面がうるさくてイヤだ。 最後の家が燃え盛る場面がきれいだ。 この監督は炎をきれいに描く。 また、ガラスや水、陶器などの冷たい繊細なものをきれいに描く。 炎も、なんだか冷たい感じがするのは僕だけだろうか。 映像が切り替わったときの妙な静けさも印象的だ。 目の前に、家のミニチュアが現れる場面は、「あれ!?」ってくらい不思議な感じがした。 とても不思議な感覚を味わう。 ガラスが触れ合うときの音もきれいだよね。とても繊細な感じ。 瓶が割れてミルクが飛び散る場面(あのミルクの破壊力!)はとても印象的。 瓶から水を注ぎ、奇麗な水で手の泥をおとす場面、その奇麗な水が泥で濁るところ、それと四角い石鹸もとても印象に残る。 レオナルドの絵が、ガラスで木陰が反射されているところも、なんだか綺麗で印象的だ。 この監督の作品、途中で流れるクラシック?音楽が荘厳に聴こえる。 普通に家のオーディオで聴いても、こんな陶酔感はあじわえないだろう。 そういったところがこの監督の魔力なのだろうか。 僕は外面的なことしか語れませんが、この作品は語りつくせないほど深い深い、、、 [DVD(字幕)] 9点(2007-12-04 02:59:52)《改行有》

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