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プロフィール |
コメント数 |
811 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
今年は映画見れてないです。 |
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41. サイコ(1960)
《ネタバレ》 車で逃亡するとき、社長に見られちゃうシーンはイヤだね。
雨の中を車で走る場面、あの視界の悪さは不安にさせられる。
「ワイパーの動き」、「ナイフを持った手の動き」が音楽と合っていて面白い。
この音楽がよい。緊張感や不安を煽るようで、とても効果的だと思う。
モーテルって独特の雰囲気があるよね。
そこにいる青年の、何かにとり憑かれた様に「剥製の鳥」の話をする様はとても普通じゃない。
応接室で話しているときに、青年の背後で鳥の剥製が大きな陰をつくっているのが、とても不吉だ。
しかし、もはや「母親」の正体はバレバレであるが、
でも!それでもおばあさんの存在感は不気味である。
窓から覗く影、精神を病んでいる、表情が見えない、とてもオドロオドロしい。そうではないでしょうか。
ミイラになった「母親」の後姿には、とても存在感があり怖い。本当にまだそこに母親がいる感じ。
でも振り向いた瞬間にチープになった。
最後の精神分析的な謎解きもなんか普通だ。(こじつけっぽい?)
でも、この作品はとても暗い陰が存在する。闇を描いている。
霊現象ではないが、不思議な怖さだと思います。(人の心の深いころにある怖さかな?)
独特の雰囲気を残す作品だ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-20 01:36:49)《改行有》
42. サスペリア(1977)
《ネタバレ》 最高のホラー映画。
偶然だか必然だか全くわからない美意識が見事に完成されている。
狂った魔術的な雰囲気が素晴らしい。
登場人物がみんなおかしい。
普通の場面でもまったく正常ではない。
ぶっ飛びまくり。
音楽がまた素晴らしく、このサスペリアの名作は音楽によるところも大きい。
この作品は音楽によって作られたといってもよさそう。
音楽と映像が見事に融合した作品。
色彩が他の作品の美とは全く異なる際どい美である。
映像が奇蹟的に成功している場面ばかり。
たとえば玉が転がって叩きつけられる場面など。
ジェシカハーパーは非常に美しい。
こんな狂った作品の中で彼女の美しさが引き立つ。
オカルト儀式もなかなか本格的で、
リビングデッド、ラスボスの凶暴さはホラー映画において正に本物。
最後の崩壊の場面の迫力がまた素晴らしく、
炎が上がったときゴブリンのサウンドが鳴り出すシーンはこれ以上なく素晴らしい。
「ウィッチ」という響きとともに観客もたぶん魔法にかかる。[DVD(字幕)] 10点(2007-11-12 00:11:05)(良:1票) 《改行有》
43. サウンド・オブ・ミュージック
《ネタバレ》 とてもいい映画! ほんと感動する。 否定的な部分が見当たらない。 聴いたことのある歌が沢山ありました。
小学校のころの音楽の教科書にあった歌が沢山出てきてビックリした!
マリアが訪れた時のお屋敷には窮屈な空気が漂っている。
そこには厳粛で息苦しい雰囲気があり、子供は規律で押さえつけられて笑顔と自由が無い。
それをマリアが歌のパワーによって解放してしまった。
それは歌の素晴らしさもそうだが、マリアの人間性の素晴らしさによるものだと思います。
子供たちはマリアにどんどんと打ち解けていくのが、観ていてとても気持ちいい。
やがてみんなマリアを認め、みんながどんどん肯定的になっていく。
パーティーで子供たちが歌を歌い、「おやすみなさい」と言ってそれぞれ解散していくところが可愛らしかった。
「歌」には、人の心をポジティブな方向に持っていくパワーがあると思うのだが、やっぱ恥ずかしいよね。
自分がドジだと落ち込むが、マリアはとても明るくポジティブだ。 そこが素晴らしい。
「エーデルワイス」良い!!
山脈、高原が気持ちいい。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-16 03:03:45)《改行有》
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