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プロフィール |
コメント数 |
811 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
今年は映画見れてないです。 |
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41. ざくろの色
《ネタバレ》 なぜこの作品がこんなにも平均点が高いのでしょうか。
僕にはとても難しくて全く内容が理解できませんでした。
パッケージを見てアニメーション作品だと思ったら全然違った。
僕はもっとメルヘンチックでシュールなおとぎ話で少女の出てくるような作品を期待していたのだが。
映像が美しくて、雰囲気も好きです。
そしてその崇高さ。世俗作品とは距離を感じます。
その過剰なまでの宗教的雰囲気がゆえに「ホドロフスキー」を連想してしまいました。
全然違いますが。。。
長さもちょうどいいと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-04 03:04:48)《改行有》
42. サクリファイス
《ネタバレ》 まだ今の僕には難しい作品。
女の人が恐怖で我を忘れて叫んでいる場面がうるさくてイヤだ。
最後の家が燃え盛る場面がきれいだ。
この監督は炎をきれいに描く。
また、ガラスや水、陶器などの冷たい繊細なものをきれいに描く。
炎も、なんだか冷たい感じがするのは僕だけだろうか。
映像が切り替わったときの妙な静けさも印象的だ。
目の前に、家のミニチュアが現れる場面は、「あれ!?」ってくらい不思議な感じがした。
とても不思議な感覚を味わう。
ガラスが触れ合うときの音もきれいだよね。とても繊細な感じ。
瓶が割れてミルクが飛び散る場面(あのミルクの破壊力!)はとても印象的。
瓶から水を注ぎ、奇麗な水で手の泥をおとす場面、その奇麗な水が泥で濁るところ、それと四角い石鹸もとても印象に残る。
レオナルドの絵が、ガラスで木陰が反射されているところも、なんだか綺麗で印象的だ。
この監督の作品、途中で流れるクラシック?音楽が荘厳に聴こえる。
普通に家のオーディオで聴いても、こんな陶酔感はあじわえないだろう。
そういったところがこの監督の魔力なのだろうか。
僕は外面的なことしか語れませんが、この作品は語りつくせないほど深い深い、、、
[DVD(字幕)] 9点(2007-12-04 02:59:52)《改行有》
43. サイコ(1960)
《ネタバレ》 車で逃亡するとき、社長に見られちゃうシーンはイヤだね。
雨の中を車で走る場面、あの視界の悪さは不安にさせられる。
「ワイパーの動き」、「ナイフを持った手の動き」が音楽と合っていて面白い。
この音楽がよい。緊張感や不安を煽るようで、とても効果的だと思う。
モーテルって独特の雰囲気があるよね。
そこにいる青年の、何かにとり憑かれた様に「剥製の鳥」の話をする様はとても普通じゃない。
応接室で話しているときに、青年の背後で鳥の剥製が大きな陰をつくっているのが、とても不吉だ。
しかし、もはや「母親」の正体はバレバレであるが、
でも!それでもおばあさんの存在感は不気味である。
窓から覗く影、精神を病んでいる、表情が見えない、とてもオドロオドロしい。そうではないでしょうか。
ミイラになった「母親」の後姿には、とても存在感があり怖い。本当にまだそこに母親がいる感じ。
でも振り向いた瞬間にチープになった。
最後の精神分析的な謎解きもなんか普通だ。(こじつけっぽい?)
でも、この作品はとても暗い陰が存在する。闇を描いている。
霊現象ではないが、不思議な怖さだと思います。(人の心の深いころにある怖さかな?)
独特の雰囲気を残す作品だ。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-20 01:36:49)《改行有》
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