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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. サラーム・ボンベイ! ミーラ・ナイールは現代のデ・シーカでしょうか?ウディ・アレンが映画の中で「映画の登場人物に比べれば自分たちの悩みなんて軽い」と言っていましたが、まさに然り。主人公たちの行動を批難することは出来ないし、国が国なのだから生き方も選べない。確かに重いですが説教臭も無くあっという間の二時間でした。ボンベイの子供たちに平和を![地上波(字幕)] 8点(2005-09-17 21:25:11) 2. サイコ2 《ネタバレ》 包丁を手渡された時のあのノーマンの顔と言ったらなかったな、しかしレタスは普通に切られるのね。何だか前作のキャストをそのまま使った贅沢なパロディと思えなくもなかったり…。カメラワークや映画の雰囲気からおそらく監督は相当オリジナルを研究しているんだなということが観て取れますが、如何せんちょっと張り切りすぎた感があります。一応最後まで犯人は気付かなかったけど、別段驚きもしなかったし。確かに有名名作映画の続編としてはなかなか健闘している方だと思います(事実、思っていたよりも面白かった)。ノーマン・ベイツと、そしてアンソニー・パーキンス自身の哀愁を感じさせる一本です。5点(2005-03-18 19:41:17) 3. サボテンさん、ちょっと 《ネタバレ》 「あくまでも人間は見せないぞ!」という姿勢が良い(笑)。それにしても『シューズショー~』と言い、セコさんの映画に出てくるキャラクターたちはやたらと不倫しまくりますね、それも堂々と。この映画での奥さんサボテンと子サボテンの引き方は凄い。ただどちらかと言うと面白いのは声の吹き替えの方で、サボテン自体の動きはあまり生きているという感じがしませんでした。それでもやはりブラジャーや靴下など、通常有り得ないようなものが動き出すというのはやや不気味ながらも可愛いです。7点(2004-12-11 10:03:50) 4. サイクリスト 重病の妻を救うために貧乏な夫が取った行動、それは一週間自転車をこぎ続けることが出来たら治療費を貰えるというもの。そう、彼は”サイクリスト<自転車乗り>”。次第に観客や妨害する人も現れ、果たして彼は挑戦に成功することが出来るのだろうか? 男がただひたすら自転車で周囲をグルグル回り続けるだけという単純なストーリーに、興行主や賭けを行う人々のエピソードが面白可笑しく挿入され、いつしか自分も観客の一人になってしまう。ずっと自転車に乗っていたら食事はどうするの?排泄は?という、お決まりの疑問も劇中で全部解決。一見地味そうな割に音楽やカメラワークも抜群で、裏に隠されたテーマにも何か奥深いものを感じさせる。これだからイラン映画はあなどれない。9点(2004-08-05 21:49:42)
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