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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. さよなら、さよならハリウッド 《ネタバレ》 相変わらず映像的なクォリティの高さは感じるんですけど、今回のアレンはあまり楽しめませんでした。と、言うのは作中の映画がメチャメチャになって行くのを見るのが苦痛だったのです。アレンなりの皮肉は分かるんです。ハリウッド映画に対しては勿論、ハンドカメラでピンボケで役者の視線をカメラが捉えていないアート系映画に対する皮肉、観客や自分自身に対しての皮肉。けど、大勢の人が程度の差はあれ、やっぱりイイモノを作りたいと一所懸命努力している現場で、監督のアレンは自分の再起の為に目が見えない事を隠して映画を撮り続けるなんて・・。そんな事を気にするのはナンセンスかもしれないし、他ならぬアレンですから百も承知で撮っているんでしょうが、根がマジメなもんで生理的にダメ。どうしても笑えなかったです。ただ、ティア・レオーニはステキでした。話しながらリップを塗ったり、ボクシンググローブで椅子を叩いたりっていう何気ない仕草がチャーミングだったなぁ。ま、アレンは次作の「僕のニューヨークライフ」に期待(その前に「メリンダとメリンダ」か)。前売り買ったけど、よく見たらこれ来年じゃん。ちゃんとなくさず保管できるかしら。[映画館(字幕)] 6点(2005-06-13 14:29:42) 2. サンダーバード(2004) 子供の頃は弟と一緒にプラモも作ったしTVも見てはいたのですが、それ程思い入れはないサンダーバード。と言う立場でこの映画を見た私としては、まるでディズニーランドのアトラクションみたいに感じました。前半はかなり退屈。でもそれぞれのマシンが活躍する後半はやっぱワクワクしたから、その辺を見せる事にもっと重点を置けば良かったのに。心躍る例のテーマ曲もなんであんな打ち込み系にするの?レディ・ペネロープはかわいかったけど、サンダーバード・マニアのツレは彼女に一番ガッカリしたらしい。それとブレインズ博士役がERのDR.グリーンことアンソニー・エドワーズだったのにちょっとニヤニヤ。ズラで頑張ってましたね。5点(2004-08-30 12:17:23) 3. ザ・メキシカン 気の利いた笑いを演出しようとして完璧にすべってる(と私には思えた)さむ~い映画。見てる方が恥ずかしくなっちまった。あと皆さん書かれてるけど、ブラピとジュリアは全然恋人同士に見えない。顔あわせば口論、だけどお互いを必要としているカップルっているけどさ、この二人はお互いをマジで蔑みあってるように見えるんもんでストーリーと噛み合わないだなぁ。ギャンギャンうるさいジュリアは例の銃でブチ殺してやりたい衝動に何度も駆られましたよ。話としては悪くないだけに、もちっとスッキリ作れば良かったのに。惜しい!あ、関係ないけど、最後にメキシコに来た組織のワルは素直にクライスラーの車借りてたね。5点(2004-05-17 14:44:21) 4. ざわざわ下北沢 下北沢に生息するようになって10年余り、昨日もおとといもズズナリの近くで飲んでいた。と言う私から見てこの映画って下北の一番ヤなところである「ぬるま湯的村社会」が嬉しそうに表現されてて、かなりうんざりした。ぬるま湯に浸かっている自分に対する反省も込めて2点。2点(2004-05-10 11:50:20) 5. サウンド・オブ・サイレンス(2001) 主役の女の子とのやりとりをもうちょっとクローズアップした方がよかったのでは?面白くなりそうな話しなのにもったいない気がした。あと娘と少女を救おうと頑張ったマイケル・ダグラスだが、見ていてどうしても応援できない。インサイダー取引やったり、浮気したりする悪人って気がしちゃうからかも。5点(2003-11-27 11:09:55)
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