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プロフィール |
コメント数 |
12 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
レビューする上で心掛けている事は、 「まっさらな、ひとつの映画として観ること」。つまり、
「他と比べない」 原作やリメイクの元・TVシリーズと比べない、 監督や俳優の過去作品と比べない。
「フィルムの中だけを観る」 監督のプライベートや俳優の役作り、制作~公開までのドラマ、 公開~ヒットまでのプロモーション、それらを加味しない。
が、しかし(!)、うすうす気付いているのは、 「その作品の背景や歴史を知っているほうが、断然面白く鑑賞できる」という事。 初めて訪れた観光地の歴史を知っているのと、そうで無いのとでは感動が違うように。
だって映画は工業製品では無く、生きて生活してる人間が作っているのだから。
※そして私も人間なので、スタッフやキャストによって、 その作品を贔屓目に観てしまう事が多々あります。あしからず。(2012.01.13現在) |
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1. サヨナライツカ
《ネタバレ》 沓子(中山美穂)も、もちろん綺麗なんだけど、
光子(石田ゆり子)が美しかった!いつも凛としていて素敵だった。
彼(豊=西島秀俊)は「沓子」と「(光子では無く)出世」を天秤にかけたけど、
正しい選択をしたと思うわよ。
沓子は美しく情熱的だけど、その先の長い人生を一緒に
「生活」していくのは大変だと思うもの。
「一緒になれなかったからこそ、思い出が美しく残る」ってことは、よくある事。
(でも私だったら、正しくない道を選ぶわね。)
最後に彼は、何もかも投げ出して沓子に逢いに行ったけど、
引き金を引いたのは、彼の息子よ。心が通わなくなっていた長男の言葉。
彼は、25年前に諦めたもう一兎を手に入れようとしたのよ。ずるいわね。
光子は最後までクールで素敵だった。
そう言えば私も、自分の両親が、今の家族を築き上げる為に、
何を諦め、何を犠牲にしてきたのか、何も知らないわね。
私が生まれる前に、父と母、それぞれにどんなドラマがあったのか、
私は何も知らないわ。
だから彼の長男のように、私も平気で親を批判できるのよ。[DVD(邦画)] 5点(2012-02-18 23:19:18)(良:1票) 《改行有》
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