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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. さらば友よ 《ネタバレ》 昔、テレビで観たことがあるが、アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンが金庫破りに入って閉じ込められるくらいしか覚えてなかった。 さて、その後どうなったかなと久々に見直してみる。 ドミニクはイザベルと同性愛の関係なのに、あっさりバランに惚れるのか? まあ相手がアラン・ドロンだからありえなくはないけれど、都合よく協力しすぎの感はある。 バランとプロンプの子供じみたいがみ合いから、約束を守りぬく男気に至るまでどんどん引き込まれていく。[DVD(吹替)] 6点(2014-05-11 08:22:23)《改行有》 2. サウンド・オブ・ミュージック 《ネタバレ》 ミュージカルが嫌いなこと山のごとし。 あんな不自然なものはない。 昔、テレビで観たときは途中でチャンネルを変えた。 ところが改めて観なおして、耳に馴染みのある名曲の力を再認識。 「サウンド・オブ・ミュージック」「私のお気に入り」「もうすぐ17才」「ド・レ・ミの歌」「エーデルワイス」――。 今までちゃんと観てなかったので、オーストリアを合併したナチスドイツへの抵抗がテーマにあったとは知らなかった。 初めて最後まで観通して、多くの人に愛されているのは納得できた。 それでもミュージカルに特有の感情の流れについていけないところもある。 マリアのやることなすこと強く否定していた大佐が、子供たちの歌で豹変してマリアを認めるあたり、そんな簡単には変わらないだろうにと思ってしまう。[DVD(吹替)] 7点(2013-07-25 22:23:42)《改行有》 3. サイコ(1960) 《ネタバレ》 サイコスリラーのエポックメイキング的な作品ということで評価が高くなるのは当然か。 大金を持ち逃げした女が、宿泊先のモーテルでサイコキラーの生贄になる。 持ち逃げ事件と殺人事件が絡まって、両事件に何か因縁があるのかと思えばそうではなく、ラストの衝撃的なネタばらしへとつながっていく。 当時としては斬新で驚きの展開と結末だったろう。 今見ても十分おもしろいが、二重人格や多重人格を用いた類似の作品がその後いくつも出ているのでインパクトは薄れている。 バスルームの有名な殺害シーンは、見えそうで見えない裸と排水口に吸い込まれていく湯に血が混じっていくのがやっぱり印象に残る。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-08 00:10:53)《改行有》 4. 猿の惑星 《ネタバレ》 ラストが見事。 ラストだけでなく、そこに至るまでも、よく練られたストーリーで引き込まれる。 粗を探せば、猿が英語をしゃべるのをさほど妙だと思わなかった乗組員は、やっぱりおかしい。 でも、そんなウソや矛盾が気にならないくらい、作品世界に持っていかれる。 そうなると、作り手の勝ちだ。 試合が終わってから冷静な分析をされても、勝敗はひっくり返らない。 そんな良い意味での開き直りのようなものも感じる。[地上波(邦画)] 8点(2012-12-19 20:02:16)(良:1票) 《改行有》
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