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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 新・夫婦善哉 前作から何故か8年も経ってからの続編。続編といっても100%オリジナルですよね?数年前に未発表の正当な続編が発見されたらしいけど、当然この映画とは無関係でしょう。話は東京に女と一緒に逃げてしまった旦那の話がメインで、もうオリジナルの面影もない。延々とダメ男の乳繰り合いが描かれたりする。その愛人と妻との夫の取り合いを描かれても、それはもう夫婦善哉とは言えない。原作の呪縛がなくなったことでなんとなく役者さんものびのびやっているような気もするが、ここまでカラーが違うと何も夫婦善哉の冠を使わんでも良さそうだ。単に前作のキャラクターを使っての人情喜劇を作りたかっただけに見える。最後の未遂事件もなんかイメージが違う。うーん。8年経って、これを作る意味があったのか甚だ疑問だ。出演陣は微妙に脇が豪華になってる。グレードアップしたのはこの点だけね。夫婦善哉の善哉をしっかりビジュアルとして見せてくれたことは嬉しいが、これは前作でやって欲しかった。今作でやられても、やはり時遅しの感は否めない。[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-05-24 04:28:14) 2. 尻啖え孫市 信長が勝新太郎とはびっくりだが、結構これはこれで良かった。栗原小巻さんが綺麗です。ただ彼女にまつわるエピソードがあまりスムーズとは言い難い。時間に追われた感じもしなくもない。メインの秀吉との交流は結構楽しめる。戦闘シーンはちょっと迫力不足。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-11-14 21:16:53) 3. 新選組始末記 《ネタバレ》 出だしの主人公と恋人との会話を前半は恋人のアップだけ、後半は主人公のアップだけで済ませる撮り方は面白く、これは結構期待できそうだと思ったが、進むにつれてどうにもつまらなくなる。平凡な時代劇。近藤だ土方だ沖田だと有名面子がイメージに合わないのは仕方ないとしても、所々に見られる目を引く演出がまったく物語に影響を与えるものとして機能せず、ただあるだけの使い捨てな扱いで残念。これでは寧ろ目障りにも感じてしまう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-07-23 19:24:39) 4. じゃじゃ馬ならし(1967) 《ネタバレ》 やたらキャーキャー叫ぶ女の悲鳴が耳障り。それを抜きにしても、とにかく無駄に騒々しい。演出過多と感じるところもしばしば。じゃじゃ馬とまで言われた娘が従順になるというのも過程の説得力弱め。別の「じゃじゃ馬ならし」を前に観たときは面白かった印象があるけど、これはあまり出来が良いとは言えなません。[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-03-06 23:23:38) 5. シンシナティ・キッド 《ネタバレ》 スティーブ・マックイーンの魅力が溢れていて、彼なしではこの映画は考えづらい。静かな映画だが、静かだからこそ良い。勝負の結末も納得で人間造形も良かったけれど、浮気あたりの展開が御都合主義が感じられてしまったのが残念。恋人の家で怪訝な恋人の両親に手品を披露したなり一気に打ち解ける様が、あまりに大げさで笑えます。さすがにあそこまで豹変はしないでしょ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-20 19:05:54) 6. 新・座頭市物語 《ネタバレ》 シリーズ第3作。ヒロインの求婚が若干唐突に感じて入り込みにくいが、それ以外は、賽の目で見せる男気とか、なかなか観ていて面白い。あまり殺陣シーンがないのでその分地味めではある。[DVD(邦画)] 6点(2007-01-08 22:51:21)
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