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プロフィール |
コメント数 |
238 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
のんきなレビュアーです。よろしくです。 |
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1. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 今さらながらに、よく観てみると、とてもよくできている。
CGの無い時代にあの手この手でのスプラッタシーンもさることながら、「間」がいい。音楽も何もかも計算されている。「間」のために。典型的なのはラストシーン。朝になり警察が来て…の場面。ま、ベタといえばベタだが、そのベタな「間」を作りだしたのがこの作品だと思うと素直に尊敬できる。ゾンビやハロウィンのヒットの中、なんとか結果を出したがったであろう制作陣の執念の作品に感じた。首だってよく切ったよ。えらい!手だけ前に出して(笑)。
もちろん、この時代にほかにも面白いホラーが散見できるのも確か。この映画だけが突出していたとは言い切れないが、スプラッターホラーの金字塔とはこのシリーズのことを言うのではないか。ま、2作目以降にそれほど評価をしているわけではないが、何匹目ものドジョウを生み出したのは間違いない。
映画製作に知恵を絞らない奴ら、この映画観て勉強しろ。[DVD(吹替)] 7点(2015-07-14 14:19:23)(良:1票) 《改行有》
2. 仕立て屋の恋
凡庸なストーリーで幅もない。でも漂うせつなさは一級品。[DVD(字幕)] 5点(2015-07-03 17:24:23)
3. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 マイナンバー1映画
人生追い込まれてから雪山にこもるという行為自体が怖い。それに家族としてつきあうのも怖い。
シームレスに狂気の世界がやってくる。怖がらせるだけなら他の映画でも。静かに沈みゆくように狂っていくのがこの映画。
愛すべきお父さんがおかしくなるのを予知しているのにもかかわらず自分が無力な少年であるということがたまらなく怖い。[DVD(字幕)] 10点(2014-06-17 16:54:57)《改行有》
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