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プロフィール |
コメント数 |
3279 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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41. 獅子座
エリック・ロメールというフランス人監督の、1950年代の作品。
ロメール作品を観たことがなかったので、一つくらい観てみようと決意。
ロメール作品の中で、ツタヤに置いてあるものがこれしかなかったので、この作品を選択した。
プータローで腹の出た40男の主人公が、ひょんなことからホームレスへと堕ちていく。
その過程を描いた、ストーリー的にはいたって単純明快なものだ。
かっこいい主人公でもないし、別に感動できるストーリーというわけでもない。
だけど、ホームレスに堕落していく過程の描かれ方は、なかなかのもの。
徐々に迫り来る飢えに対する恐怖などが、リアルに描かれているのだ。
最初はこ綺麗なスーツを着ている主人公。
さまよい歩くうち、まずは靴の底が剥がれる。
そして、ズボンが汚れ、上着も汚れ・・・
少しずつ、それっぽい“身だしなみ”に近づいていくのだ。
これは細かい演出だが、観ていて笑いが出るくらい楽しめた。
しかし、終わり方が良くない。
でもとにかく終わり方が・・・
もう少しヒネリがあればなぁ。
まあ、この終わり方もこれはこれで良いのかもしれないが。
それにしてもこの主人公を演じたジェス・ハーン、あまりにノーテンキなボンボンが板につきすぎ。
腹はダボダボ、おまけに歩き方もチンタラチンタラしている。
しかも、“自称作曲家”っていう設定も更に笑える。
こんなに笑うべき作品じゃないのかもしれないが、こういう見方もアリかと。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-01 20:35:07)《改行有》
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