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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 「誰が真犯人か?」ということを登場人物達は気にしていない。ゆえにスリリングでもなければサスペンスフルでもない。演出も意図的にそういった方向には向かっていない。本作は「犯人探し」にあたり、傲慢に身勝手に憶測を飛ばす、メディアやメディアに踊らされる人々を描こうとしていた。情報の質量が軽くなっている現代において、観る者の質量を計る意識を、自問自答させるかのような物語の作りで、優れた原作だと思う。その一方で個人個人の取捨選択能力や判断能力を計れる物語でありながら、随所で演出が逆方向にベクトルが向いてしまっている。ゆえに、推進力となる部分に力が加わっていない。監督は、その意図を作品内だけに留めてしまっている気がしてならない。せっかく「ウォーリーをさがせ」の絵本で蝋燭の件をやっているのに、そこにナレーションを付けたら何の意味も無い。思いは、ウォーリー同様、見つけ、キャッチしようとする行為なのだから。[映画館(邦画)] 6点(2014-04-25 04:49:22)

2.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 違いを認め合い、埋め合う理想郷。アニメーションだからこそ具現化できた意思。アニメーションでしか描けない祈り。違いがあり、欠点があり、優れていることがあるから社会は成り立っている。まさに我々の世界のメタファーだよ。[映画館(字幕)] 10点(2013-08-25 07:14:13)

3.  SHAME -シェイム- 《ネタバレ》 「17歳の肖像」「Never Let Me Go」そして「Drive」と、あまりにも輝き過ぎていて直視するのも堪え難いC・マリガンの美しき裸体が拝めるとあって、固唾をのんで拝見したが、その感想は見事なまでに期待を裏切られた。垂れ下がり、締りのない胸。スマートとは対極を示すかのようなボディーライン。絶句だ。だが、それすらも複線なのだと、クライマックスで激情的に感じ得た。ファスベンダーは性に溺れているが、その発端は一切描かれない。依存症は、何かへの反動、あるいは逃避で始める事例があるようだが、彼は一体なぜ性から抜け出せなくなったのか?それが今作の核たるテーマだと思わずにいられなかった。まず、彼は社会的になに不自由無く暮らしている。お金はあり、容姿端麗できっと学歴もあるだろうし、会社では多々結果を残しているに違いない。彼には欠点という欠点が表層的な部分では一切無いと言っても過言ではない。そんな彼の姿勢は、これもまた何処か機械的に、何かを隠しているようにも見えてならない。つまり、“性”と“社交的振る舞い”は等しく「何か」からの反動、逃避であることは彼の姿を見ていればそれとなく理解出来てくる。「SHAME」社会的に彼が最も隠したい“SHAME”とは?クライマックス、彼はゲイプレイの末に3Pをする。彼の表情は快楽に溺れているように見える。そのバックでは妹の声がする。彼はその声から逃げるように、紛らわすかのように激しく腰を振る。そして絶頂の瞬間に彼が見せるあの悲痛な表情。彼は真に望む相手とのそれができない事を理解している。だがそれを理解していても、捨て去れるわけではない。むしろ離れようとすればするほど、それは否応無く彼を苦しめる。社会的に依存症と比べ物にならない程軽視されるであろう彼の願望。それは家族にも、当然社会にも知られてはならない想いだ。それから逃れる事なんて彼には出来ない。望む事を唯一で来た序盤の彼の涙がそれを克明に物語る。あまりにも許されない、あまりにも美しすぎる”SHAME”。素晴らしい。[DVD(字幕)] 9点(2012-10-16 20:43:28)(良:2票)

4.  少年と自転車 《ネタバレ》 執拗に自らを捨てた父親に縋る姿は、あまりにも残酷で、彼が無垢であればあるほどその行動は父を求め、痛みに満ちていて心苦しくて仕方ない。子どもが親を求めるのは本能で、それを周囲が抑制すればするほど溢れ出る彼の反発が葛藤として痛いほど胸に響いた。その抑制の中で唯一自転車は、“想いのままに行きたい所に行ける”自由を願う願望の象徴としてとても効果的に描かれていたように思います。また、信じた友人の裏切り、父親からの完全な拒絶の末、もうどこにも縋る事のできなくなった彼が、やっとの思いで彼女に甘える事ができたその変化は涙無しに直視出来ませんでした。閉ざされてしまった心を開かせるには、まず温もりの伝わる距離に辛抱強く居続け、なおかつ諦めずに心を開いてくれるのを持つほかないわけですが、「ぐるりのこと」や「シークレット・サンシャイン」のような優しい感動を得られました。[映画館(邦画)] 8点(2012-07-29 23:38:41)(良:1票)

5.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 これは素晴らしい!まず、視点で言えば間違っているかもしれないけど、撮影の行為そのものをがんばっていることにとても感心しました。実写でやれることはしっかりと実写で撮影を行い、殺陣もみなさんすごくがんばっていることに驚いてしまいました。とくに松方弘樹さんの殺陣芝居は本当に御見事です。すごく美しかったです。また、村のオープンセットを作り、家をまるまる一軒壊し、そして殺陣シーンを特殊な映像技術を使わず、正面切ってきっちり描いた姿勢には拍手を送りたいです。そして肝心のストーリーですが、平たくいえば超悪的な暴君を暗殺する為に集まった13人の男が約300人と暴君を殺す、というだけの話です。近代の複雑で空白恐怖症の日本映画界が陥っている詰め込み過ぎから背を向けるかのようなシンプルな物語に、ぼくは素直に没頭することができました。そこにあるのはただただ人のモラルとか道徳観。こんな超悪的な人間に日本を支配させるわけにはいかない、生かしてはおけない、おくべきではない!という気持ち。そこには普遍的な人が人たる所以の感情が漲っているので、強烈でなおかつ具体的な目的意識に強く共感し、没頭することができたのだと思います。それでも、でっかい壁状の木がどういう動力で、どういう原理で動いているのかとか、伊勢谷友介さんと岸部一徳さんの件とか、弓矢から殺陣への移行の理由とか、吹石一恵の一人二役意味ある?ていうかいる?など腑に落ちない部分は多々ありますが、それでもあの迫力あるアクションシーンを現代日本映画で見れただけでかなりの満足感を得られました。[DVD(邦画)] 8点(2011-12-20 09:34:09)

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