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プロフィール |
コメント数 |
363 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。 このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。 |
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1. JAWS/ジョーズ
父に連れられ、有楽町の丸の内ピカデリーで鑑賞。小学生の時である。
今でも鮮明に覚えているのは、幼い私がそれだけ決定的に映画の力を魅せ付けられたからだろう。
あれから数十年、この傑作をあらためて鑑賞して、唸ってしまった。
冒頭、女性がいきなり襲われるも、鮫の姿そのものは見せずに引っ張り続ける。
凶暴な人食い鮫に、人命が危機にさらされているというのに、頑迷な町の権力者に阻まれて何もできない主人公の焦燥。この見えない敵に怯えるサスペンスフルな前半の、傑出したカメラワークによる周到な演出。
後半では、未だ生々しい襲撃シーンをみせることなく、その恐怖をロバート・ショウ演じる漁師によって克明に語らせる、背後には正にその敵が迫ってきている。
このシークエンスによって、観るものの脳内に恐怖を増幅させる。
とどめには「喰らえ、化け物」で、味わうかつてないカタルシス。ドーパミンも大放出だ。
余談ながら、この時のロゴ、ポスター、プログラムのデザインの説得力も、忘れられない。文句なしの娯楽映画の頂点だ。10点(2004-04-21 14:47:16)(良:1票) 《改行有》
2. 春琴抄(1976)
百恵・友和の映画はほぼ全て当時劇場で観ましたが、中でもこれは特に好き。佐助の究極の愛の姿にエロスすら感じた11歳のワタシなのでした。8点(2003-11-19 10:45:07)
3. 幸福の黄色いハンカチ
「エエ話や」的な泣かせ映画ですが、いくらなんでも、あざとさが鼻につく感じ。武田鉄矢の思い切った起用など観るべき点はなんわけじゃないけど、脇を固めているのも寅さんファミリーの皆さん、みたいなあくまで予定調和的な攻撃にはちと退いてしまうワタシなのでした。↓「竹山ひとり旅」は観てません。すいません。今度観ます。5点(2003-05-31 15:32:43)
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