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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 英語がなかなか難しい映画だったな。。。みんな喋りが速い(苦笑) ストーリーの方もあまり日本ではなじみのないもの。恵まれなかった黒人の男の子を引き取る白人家族。"Big Mike"と呼ばれる彼は初めこそ誰も信用せずほとんど口を利かないが、徐々にLeaさんの熱にほだされ心を開いていき、やがてアメリカンフットボールで大成していくといったあらすじです。 実話で、なので余計に日本になじみのない文化の話というせいか、どうも途中までしっくりきませんでした。大雨の中トボトボ歩いている少年が心配になって、聞けば住む家もないと言う。そんな男の子をとりあえず一晩泊めるのは百歩譲って分かるとしても(←この時点でだんなのSeanも「一晩だけだよな?」って若干引いてたし)、その後彼に部屋を与えたり、ましてや車を買ってあげるなんてちょっと自分の感覚では理解しきれない、というのが正直なところ。Leaのセレブ仲間が「あなたのとこには年ごろの娘もいるのにそんな男住まわせて本当に大丈夫?」って言いたくなる気持ちもすごく良くわかる。 でもまあ、正式に家族として迎え入れてってところからはもうこれは他人がどうこう言うことではない問題だなとも思いました。経済面・タイミング・家族、本人の気持ちの余裕など、それぞれの条件が「イケる」となってその判断に達したんならそれでいいじゃないか、と。そこからは良い意味で第3者視点でこの映画を楽しめました。 あと個人的には「黒人だから」差別されるっていう感覚はよくわからないんですが、肌の色は関係なく、ちょっと自分に話しかけてきた女性をすぐに"bitch"などと言ったり性的な発言やからかいなどで卑しめてくる人たちがたまたま「黒人」に多いとしたらそれは差別ではない別の問題だと感じます。 『デンジャラスビューティ』もそうでしたが、Sandra Bullockさんはキビキビと動く女性の役がピッタリ来ますね。特に今作はそういう面が強い女性を演じていて、はまり役だったと思います。 アメフトやバスケもそうですが、アメリカのスポーツって体格のアドバンテージってでかいんだなと改めて実感。[DVD(字幕)] 6点(2021-01-06 01:45:41)《改行有》

2.  ジャケット 《ネタバレ》 タイトルは原題も邦題も『ジャケット(The Jacket)』でしたけども、個人的にはあの話の展開なら『The Drawer』のほうがいいのでは??と思いました。拘束具そのものよりあの死体入れのほうがより意味のあるアイテムだと感じましたので。 さて内容のほうは、ある戦場で重傷を負った男がその後精神を病み、精神病院へ入るという始まり。その病院内で「治療」として拘束具を着せられ、死体安置所用のロッカーのような場所に押し込められるスターク(エイドリアン・ブロディさん)ですが、そこで打たれた薬のせいか何なのか、1992年から2007年の未来の自分へタイムトラベルするという物語。1992年時点で出会った女の子の2007年の姿にも偶然出会うわけですが、彼女の荒れ果てた暮らしを見て過去をどうにか変えようと思う気持ちがスタークの中に生まれます。そしてそのために奔走するという物語。 はっきり言ってタイムトラベルに入るまでは、抑揚のない且つ暗~いシーンが続きます。タイムトラベルからは話に彩りがつき、テンポもアップしてきて面白くなりますが、まあそこからの展開は映画に慣れた人なら予想の範疇ではないかと。ラストの死に方にはびっくりしましたが。地味すぎ・・・。 しかしキャストの割には本当に地味~な映画でしたね。正直なところ、キャストでレンタルした映画だったので、エイドリアン・ブロディさんはともかくキーラ・ナイトレイさんが出てここまで地味な仕立てになるとは予想外でした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-11-07 09:48:30)《改行有》

3.  処刑教室(2008) 《ネタバレ》 私が行くレンタルショップにはこの映画は3本しか置いてなく、借りよう借りようと思いながらもいつもレンタル済でした。で昨日、ようやく発見した一本を借りて楽しみに持ち帰ったのですが・・・、失敗でした。あまりに退屈な内容に、何回一時停止して横に置いてあった『はじめの一歩』を読んでしまったことか。 新聞部に所属する冴えない幽霊?部員のファンク君。作中ではほぼファンキー君。この重みもクソもない彼が主役ということで早くも興ざめ。個人的にマスコミが嫌いというのもかなり影響しますが、人を陥れるような内容の記事を裏付けもせずに載せるなっての!!そうやって人ひとり破滅させておいて、後々になって陥れた生徒会長の名誉回復のために奔走。なら最初っからやるな。一応答案泥棒の真犯人を突き止めるために話は進んでいきますが、観賞側には進行がゆるすぎる。どこまでいってものらりくらりした流れにイライラしたり。 誰が答案を盗んだかとか、それを利用して犯人が薬を売りさばいてたとか、極端な話どうでもいい。 要はそれらを通じて作中のキャラ達がどれだけ成長したのかとかそういうところがやはり面白いんだと思う。しかし自分でばら撒いたゴミを自分で回収するかのようなこのストーリーにはほとんど魅力を見出せませんでした。残念。[DVD(字幕)] 3点(2011-09-21 09:20:29)《改行有》

4.  ジェニファーズ・ボディ 《ネタバレ》 まあ・・ある意味予告編どおりの内容。私はたいてい予告編とのギャップがありすぎる映画は評価が低くなります。これは予告編どおりだったのだが・・・。なんだろ変な残尿感。 タイトルから、もっとセクシー路線だったり露出とかを期待してましたがその辺がイマイチだったのも残尿感の理由だろうか。「凶暴で残忍ながらも妖艶な化け物」っていう雪女の欧米バージョンみたいなのを期待してたのに。ジェニファーよりむしろニーディに主観をあてた展開だったので、それも原因か。ぶっちゃけジェニファーが何で人食いの化け物になったのかなんてどうでもいい。視聴者目線では物足りない映画だったと思います。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-15 12:05:56)《改行有》

5.  忍 SHINOBI 《ネタバレ》 漫画『バジリスク』をベースに鑑賞すると痛い目にあいます。まず弦之介が漫画と比べてチャラ過ぎる。女のことばかり考えて、「オレが頭だ!従え!!」とわめきちらすなど、漫画のほうのカリスマ性溢れる弦之介からは遠すぎる。弦之介と朧の瞳もだいぶ漫画とは違ってますね。朧なんか、無敵すぎやしないか。 実写なので漫画みたいにはいかないとは思ってましたが、キャラの性格まで変えて欲しくはなかった・・・。ぶっちゃけ、原作どおりに作る気が無いならキャラの名前とか使わないで欲しい。 でも別物の忍者映画として見ればそこそこ楽しめました。[DVD(邦画)] 6点(2011-03-14 17:02:48)《改行有》

6.  実験室KR-13 《ネタバレ》 やっぱりアメリカではこういう実験ってあるんですかね。心理学的実験とか薬物実験とか。そういうの総称して"治験"なんでしょうが、いやはや恐ろしいものです。映画の出来はどうあれ、こういう実験があっても自分は絶対に志願するまいと強く思いました。治験の報酬相場が一日拘束で70~100ドルくらいって言ってましたが、自分なら間違っても報酬250ドルくらいで「ヒュ~♪」とか言わないであろう。実験の度合いにもよるが、5万は欲しい。 映画の感想と言うより治験に関する興味を引き立てられるような内容でした。まあつまり、映画自体はあんまり記憶に残らなかったと言う事なんですが。 「本当にこんなことをしてるのかもしれない」と思わせるような要素がもっとあれば、観てる側にも緊張感が伝わるのですが。[DVD(字幕)] 5点(2011-03-08 13:57:04)《改行有》

7.  ジェリー 《ネタバレ》 スロ~~~なカメラワーク。スロ~~~な展開。BGMもほとんど無し。雰囲気だけは前面に押し出され、で結局、大したことは起きない。10分で済ませられる話をただ冗長に100分で見せられたって感じでしょうか。冒頭のドライブのシーンなんか、いつになったら脇から突然トラックが出てきて大惨事になるんだろう!!ってワクワクドキドキしながら待ってたのに、何も起きず、ハイキングだとこのやろう(怒)ふざけて周辺を走り回ってたら迷いましただって??知らねーよもうそんなん。確かにけっこう歩いてた感じはあったけど、高台から確認できないくらい遠くに来たの??逆にすごいわ・・・。 何かのゲームみたいに、登場人物になりきって砂漠をうろつくってのならまだ面白いかもしれないが、椅子に座ってゆったりと眺める映画鑑賞という形のエンターテイメントとしてはこれは完全に終わってると思う。映画館なら暴動が起きてもおかしくないレベルだと思うんだが・・・。[DVD(字幕)] 1点(2011-03-07 15:49:09)《改行有》

8.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 「この映像、かなり刺激的」というキャッチ・フレーズ通り、刀アクションのシーンや『イレイザー』ばりの銃撃シーン、そして個人的にはパリの街中で展開されるハマー→スーツ→バイクの追跡シーンが一番テンション上がりました!!あのスーツ着てー!!!(笑) 当初から映像やスカッとするような爽快感に期待していたということもあり、ストーリーのチープさはさほど気にならず。ある意味予告編で期待させられたまんまの映画で良かったと思う。ただ、エッフェル塔の破壊を止めようとするシーンは、予告編で結果がわかってしまっていたので少々興ざめ。てか、予告編見せすぎだろう。 日本のシーンがチラッと出ましたが、言語や風景がむちゃくちゃでやっぱり日本人としては「えっ??」と思ってしまいます。それだけ諸外国に対して「日本」っていう文化の浸透がうまくいってないってことなのかな。インターネットや漫画等のメディアから得られる知識で日本を語ろうとしたら、何人かは確かにあんな風に考えててもおかしくは無い。外国人の日本観を問う前に、日本人側も何かしら改めるべき点はあるんだろうな・・・。 キャストはリップコード役のMarlon Wayans さんが良い味出てました。ちょこちょこコミカルに立ち回っていて、しかも固い女性を言葉巧みに口説き落とすと(笑)イ・ビョン・ホンさんは過去の回想シーンがちょっと蛇足感。無くても良かったと思う。ただの殺し屋であってくれれば良かったのに、特にストーリーの軸には絡んでこない回想シーン見せられても、本編の話しとつなぎが悪くなるだけな気がしました。 そんなに長い映画でもないし、娯楽映画としてはかなりオススメです☆[DVD(字幕)] 7点(2010-01-07 10:26:36)《改行有》

9.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 まず単純に、労組の問題というものは複雑で難しいものだという印象を受けました。何が難しいって一番に挙がるのは、人間関係。この映画を見て、労働組合をやりながら上司とうまくやっていくっていうのは不可能なんじゃないかと思えたほどです。自分は公務員ということもあり、労組というものに実際に所属したことは無いので鮮明にイメージができるわけではないのですが、こんな状態で仕事なんてできたもんじゃないなと思います(ここまでひどいのはなかなか無いと思いますが)。 話の内容としては、主人公・恩地元(=渡辺謙さん)を中心に、労組での闘いやジャンボの墜落などの出来事を散りばめていき、その時々の彼や彼の周囲の人間の様子を描写していくといった感じ。でも本当に、ここまでの扱いを受けるぐらいなら辞めてしまえばいいのにと観ている側からすれば恩地氏にそうアドバイスしてあげたくなります。愛していた会社からも遠く離れ、家族にも大きな負担を強いて、いったい何になるのかと。しかし、恩地氏自身の気持ちになってみれば、そんな会社に屈することはしたくないと思うだろうし、そんな風に堂々とした態度で生きる自分を家族にも示したいという想いもあったのではないでしょうか。事実、はじめは遠く自分の国を離れることや父との時間を過ごせないことに反発していた子供たちや妻も、時が流れるにつれ恩地氏の不器用ながらも決して筋を曲げない生き方を理解していくようになります。なかなか真似ができるものではありませんが、そんな恩地氏の生き方の10分の1でも自分の生きかたに反映したいという想いを持ちました。素晴らしい映画でした。長い上映時間も全く気にならない、重々しいドラマながらも観た人に鑑賞後ある種の向上心というか、「もっと頑張ろう」と思わせるような余韻を残すような作品でした。 最後に、労組の活動の中で業務時間中にビラ配りをするなどのシーンの描写がありましたが、あれだけが残念でした。日々の業務を粛々とこなし、なおかつ業務時間外で労組として会社の業務の改善を訴えるという姿勢なら、もっと労組に対して感情移入もしやすく、胸を打つ内容になっていたと思うのですが。そこだけは会社の上役たちの反論に「うんうん」と頷いてしまいました。[映画館(邦画)] 9点(2009-12-03 10:42:10)《改行有》

10.  16ブロック 《ネタバレ》 一度目は途中で寝てしまいましたので、改めて先日鑑賞した上でのレビューです。初回が中途半端だったとは言えさすがに二回目ともなると内容の理解もスムーズにいけて良かったです。 さてその内容のほうですが、刑事ものドラマとしてはとても面白いものだったと思います。おそらくは過去の不祥事のために自暴自棄になっている刑事ジャック(=ブルース・ウィリス)、同様の不祥事をある意味では肯定しながら今なお汚職を続けるフランク刑事(=デヴィッド・モース)。同様の事件に関わりながらも全く正反対の結論を出した二人が、期せずして新たな汚職事件に関わるとき物語は動き出します。 タイトルに対してツッコミをするなら、『16ブロック』というのはこの映画には合わないですね。当時『60ミニッツ』とか『24』とか数字をタイトルに持つ映画が多かった背景もあるかと思いますが、物語において大した意味を持たないものを主題に持ってくるのは正直どうかと思います。宣伝もそれに準じたものになっていただけに、それを期待して鑑賞する人にとっては致命的だったかもしれません。そんなことを意識しなければ充分楽しめる刑事ドラマです。 あと、エディのイントネーションは耳障りですね。寡黙なジャックと対比的に描くための表現の一種なのでしょうが、ちょっと聴覚的にしんどいものがありました。 そんなマイナス要因はともあれ、キャストは魅力的なものだしバスジャックのシーンも良かったです。特にエディがおびえる女の子に話しかけながら場を和ませるシーンは観ているほうもどこかホッとする気がしました。個人的に好きなキャストですが、デヴィッド・モースは悪役でも良い役でも名俳優ですね☆なぜ今までに一度も助演男優賞にノミネートすらされてないのかが大変疑問。せめて彼をノミネートしない限り私は今後もオスカーの審査員を信用できないでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2009-10-21 17:34:55)(良:1票) 《改行有》

11.  少林少女 《ネタバレ》 まあ・・・ひどいなあこれは。 何がひどいってまず、私はCM見て影響されて映画館行ったんですけど、あまりにもCMで期待させる内容とかけ離れたものでした。『カンフーハッスル』や『少林サッカー』を観て影響された、って言う人もこの映画は別物だった、と後で気づくと思います。上記2作のネームバリューにあやかった紛い物です、これは。 ストーリーももちろん破綻していて、『カンフーハッスル』などは時に笑えるようにストーリーをおもしろおかしく工夫していますが、『少林少女』のそれは話の流れが大変勝手で、観てる側は全くついていけません。鑑賞済みの方はご存知でしょうが、主人公の凛(=柴咲コウ)がラクロスチームのメンバーと打ち解けるまでの流れが・・・はしょりすぎ!!!チームのメンバーと心を通わせる大事なシーンを完全にすっ飛ばして、観客置いてけぼりでした。 ・・・とまあここには語りきれないくらい穴だらけのストーリーで、同じくらいアクションシーンも退屈です。これもやはり前述の2作のようなものを期待すると手痛いしっぺ返しに遭います。ある意味放送事故です。 最後に、この映画あまり火は出ません。[映画館(邦画)] 1点(2008-05-14 00:53:15)《改行有》

12.  16歳の合衆国 《ネタバレ》 映画の中で言わんとするテーマは正直ほとんどわかりませんでした。わかったのは、少年院の中で教育を司る先生のような人物でもモラルに反するようなことをするんだなってことぐらいですかね。まあ完全に潔癖な人なんているわけないし、当たり前なことなんですけど。じゃあその少年院の中でのパール(=ドン・チードル)とリーランド(=ライアン・グーリング)の違いは何なんだって言われたらわからないんですよね。てゆーか、あんな簡単に不倫する男がしたれ顔で何説教しとんねん、ってちょっとムカッとしました。リーランドもリーランドで、あの状況では彼女の弟を殺したのは彼女にフラレたからと思われても仕方ないでしょう。しかも悪質な事にその弟が精神障害者だったのをいいことにそれを利用して、さも弟のほうが死にたがっていたかのように話をするリーランドはとても身勝手な人間にしか見えませんでした。彼女のフリかたもどうかと思うぐらい勝手な感じでしたしね。 結局妙に自己主張の強い人間達のセルフストーリーって感じでしょうか。あまりにも共感できるところの少なさにビックリ。 もしこの映画が「オレの合衆国だ」ってぐらい自分を中心に回ってるぜってことをアピールしたい映画なんだとしたらある意味理解できた事になるんだろうか。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-02 01:08:57)《改行有》

13.  ショーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 もっとコメディコメディしてるかと思ったんですけどそれほどでもなかったですね。一番笑ったというか、ちょっとにやっとしてしまったのは居候の太ったにいちゃんと一緒に養父を殺しに行くプランを何度も練り直してる場面でした。あとは、周りのゾンビを完全無視で普通に店にショッピングしにいくシーンとかかな。でもその他は中途半端なホラー映画になってましたね。てゆーかホラーと言えるほど怖くもないし、コメディと言えるほど面白くもないし。まさに中途半端。ラストも別に笑えなかったし。 『ドーン・オブ・ザ・デッド』のコメディ版なのはタイトルからも一目瞭然なんですが、それとパロディってるシーンとかも全然なかったし、製作スタッフのやる気のなさが伝わってきますね。ずっと期待してただけにショックもけっこうでかかったです。まあ明らかに『ドーン・・・』のパロディ映画を装ったB級コメディだし、こんなもんだと思えば充分楽しめたかな。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-02 00:55:13)(良:1票) 《改行有》

14.  幸せになるためのイタリア語講座 《ネタバレ》 またタイトルに騙された・・・。この邦題つけた人に文句が言いたい。「幸せになるためのイタリア語講座」って言うよりこれはむしろ「幸せになるためのイタリア旅行」でしょう。あの講座の中で幸せそうなシーンなんかほとんど見てないし。よくあんなしゃべりの講師でみんな腹が立たないなと、自分は腹を立てながら観ていました。 理容師の母親なんか、娘にモルヒネを増やすように頼むときは「おまえは天使のようだよ。」とか言ってるくせに断られた途端、「このあばずれが!!」って、そりゃおまえだよ!!、とか突っ込みながらの鑑賞だったので正直気持ちいいもんではありませんでした。 でも一つだけすごく感動と言うか、感嘆したのが、最後のエンドクレジットの出し方です。初めてあんなエンドクレジット見ました!普通映画って画面下のほうからただズラズラと製作関係者の名前がひたすら単調に出てくるだけなのに、まさかこんなやり方があったとは・・・!エンドクレジットだけなら今までで最高の映画です(どんな評価だ、笑)。でもエンドクレジットって、その映画を観た人が心の中にジーンと感じる余韻を残してもらうための重要なものですよね。それだけに、他の映画ももっとこういうところでも頑張ってほしいと感じました。ストーリーも大事ですが、話が終わってエンドクレジット中に観客が帰ってしまうってやっぱりなにか寂しいですよね。ビデオだったらそこで即停止→巻き戻し→ビデオ屋へ、だし。この斬新さに2点入れたいと思います。でも話はダメ。 2点(2005-02-18 23:07:36)《改行有》

15.  しあわせの法則 《ネタバレ》 なんか好きになれなかったなあ・・・。もっと純愛映画みたいなものを期待してたのにわりとドロドロした感じの映画だったし、ケイト・ベッキンセールに「おい!そこで流されんのかよ!」とかつっこみながら観てたせいもあって疲れたってのも正直ある。てゆーか、いくら雰囲気に流されてもあんな男に傾いていくとかあり得んだろう。全然魅力を感じなかったんすけど・・・。オレが男だからだろうか?同じ感じでクリスチャン・ベールのおかん役のおばはんにも全く魅力は感じなかった。こういうタチが悪い意味で「アメリカン」なとこを見せてくる映画を観ると、やっぱりアメリカには行きたくないという思いが強くなります。「いくらミュージシャンとかやっててえらくても、関わりたくは無いなあ」みたいな感情が溢れてきます。ある意味アメリカを象徴するものであるドラッグとか、それとは別に不倫とか、そういう普段近づきたくないものを当たり前のように扱ってる世界に行って、それに慣れてしまうのが怖いですね。できればこういう映画はあんまり世に出回ってほしくないっていう気持ちが個人的にあります。こういうのを観てドラッグとかに興味を持つ若者が増えたりしないかとか不倫が流行らないかとか心配になります。映画って大衆が観るものなんだからもっと道徳性を持たせてほしい。2点(2005-02-08 23:41:57)

16.  10億分の1の男 《ネタバレ》 もっとすごい運試し勝負が見れると思って借りたのに全然ダメじゃん!! 唯一良かったのは森の中の全力疾走シーンだけであとはありがちなロシアンルーレットがあっただけ。かなり盛り上がりに欠けました。中途半端にキャストの背景を話の中にいれたのがそもそも間違い。「キューブ」みたいにキャラの背景紹介なんかほとんどせずにひたすら色んな運試しをしてくれたらもっと面白くなったに違いないのに。せっかく良い素材がある映画だったのに完全に使い方を間違えてるのがとっても残念です。内容を期待させたこの映画のパッケージに文句を言いたい。はっきり言って微妙な作品でした。絶対人には勧められないな。3点(2004-12-25 22:09:15)《改行有》

17.  白いカラス 《ネタバレ》 「ホプキンスファンとしては見逃せん!」と思って観てみたわけですが、あかんかった・・・。いつもの不思議おじさんを演じていたあのホプキンスはどうした!?老獪なイカレ博士や黒覆面で颯爽と現れたあのおっちゃんはいずこに!?この映画のホプキンスは人間的すぎてホプキンスらしさがほとんど感じられませんでした。ホプキンスらしさと言うのはオレにとって、常に何でも知ってるような感じですごく不思議な雰囲気を漂わす、そんなホプキンスの事です。それが卑語を使ってクビだとか、バイアグラだとか、今まで底の見えなかったキャラクターをたくさん演じてきたホプキンスが初めて底の浅い人間を演じてきました。しかも痛いのがあんまりはまってなかったこと。「あんなにうろたえたりむやみに切れたりするホプキンスなんてホプキンスじゃない」なんて言いたくなってもそんなこと本人や監督には知ったこっちゃないんでしょうが。映画のテーマはとても興味深いものでした。この映画の原題"The Human Stain(ヒトというものの汚れ)"ってある意味日本にも通じる事だと感じました。アメリカで肌の色による差別が深刻だったように、日本でも部落差別が深刻でした。両方に共通して言えることは、どちらも本当につまらないことだということです。結婚寸前で黒人の親を見たとたん振られるところなんかモロですよね。映画の中で、若かりし時のコールマン(=アンソニー・ホプキンス)が大学入学の際に記載していた用紙に人種を書く欄があったこととかも衝撃的でした。実際アメリカでは過去にあんな用紙があったんでしょうね。それで何を判断したかったのか、ほんとバカらしいですね。。でもいくらオレが「馬鹿らしい」といっても当時の人達にとっては「馬鹿らしい」ということはわかっててもどうにもならないものだったんだろうと思います。そういう過去を伝えるツールとしてこの映画は良かったと思います。6点(2004-12-20 22:46:56)

18.  シルベスター・スタローン ザ・ボディガード 《ネタバレ》 もっとシリアスな映画かと思ってたんですが、なんだコメディか・・・。なにを偉そうに「マフィア・ギャング映画」のカテゴリーに並べられてんだ。スタローンにコメディはさっぱり似合いません。しかもコメディとしても中途半端な出来。どこで笑えばいいのか、どこでしんみりくればいいのか、どちらも微妙なので当然感情移入も出来ませんでした。ヒロインもまた魅力が無い。あんなヒステリーの女性を誰が好きになるんだろう。唯一よかったのはやはりスタローン。コメディの空気から完全に浮いていましたがスタローンの存在感は確かに健在でした!ヒロインの元彼がうそをつくたびに銃で天井を撃ち抜くシーンなんかスタローン節満開☆それだけにあのヒロインとラストにくっついてしまったのはショックでした。誰だよあんな脚本考えたの。ありがちだし。今時こんな脚本じゃ誰も感動もしないし面白いとも思わない。スタローンの健在ぶりに点を入れたいと思います。4点(2004-12-20 22:05:17)

19.  シッピング・ニュース 《ネタバレ》 ダメ男にも見てておもしろいダメ男と、見ててそれ以上見ていたくなくなるくらいほんっとにダメな男の2種類がありますよね。この映画でのケビン・スペイシーは言うまでもなく後者。物語的には本当のダメ男でないとその後の変化が際立たなくなるからダメなんでしょうが、主人公クオイル(=ケビン・スペイシー)にそこまでの変化が終始見られず、結局、極ダメ人間からちょい暗いおっちゃんに進化したぐらいの成長しか見られなかったので印象としては大変中途半端。 唯一子供と遊ぶ(遊ばれる?)シーンでのみ、苦悩の人生を生きたクオイルから心の底からの笑顔が見られたように思います。ジャーナリストなんかよりそっちのほうが合ってるんじゃないかと思ったぐらい良い笑顔でした。あれは多分演技じゃないでしょう。演技だとしたら仕事より楽しそうにする意味がない。あと、「恋に落ちたシェイクスピア」のエリザベス女王が出ていてびっくりしました。最後のほうでやっと遺骨の灰をパクってトイレに入れた意味がわかりました。ネタ引っ張りすぎだろう。しばらく混乱でしたね。監督さん、もっとわかりやすくお願いします。ちなみに、ジュリアン・ムーアはこの映画で一番美人に見えました。4点(2004-12-12 21:53:19)《改行有》

20.  シルミド/SILMIDO 《ネタバレ》 確かに684部隊を作った大元の上層部の身勝手さは、見ていて気持ちのいいものじゃありませんでした。が、オレは彼らの行動は正しかったとも言えると思います。彼らにしてみれば684部隊のことは国民のためにも隠しておくべき事だったのでしょう。考えてもみてください。もしいきなり今この日本に「何年も前からブッシュ大統領を暗殺するために訓練してきた部隊があります」と言われたらどうなると思いますか?当然世間はうろたえるでしょう。さらに「その部隊が脱走し○○県に入ったと思われます」なんて報道が流れたらどうですか?もう混乱するどころでは済まないかもしれません。その存在を隠そうとした事についてはそれが最善の選択だったと思います。存在を抹殺という形で隠そうとした事はいけませんが、ある程度は国民のためを思っての行動だったのだと思います。もし684部隊の望むように金日成を殺しに行かせたら国家情勢が悪くなるのは当然だし、最悪再び南北戦争になる可能性もあります。そう言った点では、上層部の決断も仕方ないものだったのではないでしょうか。力のやり場が無いのならボクサーとしての道を紹介してあげるとかもよかったかもしれませんね。この映画は軍上層部に対しての批判的映画として描かれているように思いますが、少しは彼らの葛藤も考えたものにして欲しかった気もします。彼らの中には、国民のためを思って行動した人間もいたはずなのですから。どんな場合にしても、一方の側の考え方だけだと何でもかたよってしまいますから。7点(2004-11-18 22:51:21)(良:1票)

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