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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 新・刑事コロンボ/殺意のナイトクラブ<TVM> 《ネタバレ》 うーん、そうかあ。最後には、こういうふうになっちゃうんですね。最終話になることを意識してないようにも見えますね。ワタシは最後まで一辺倒、最初から最後までコロンボはコロンボのままだったのが失敗なんじゃないかと思います。年寄りのコロンボだってみたいと思いますよ。耳が遠いふりして、本当は聞こえているのに聞き返してイライラさせるコロンボとか。もう亡き奥さんのところに行くばっかりだといって、周囲を微妙な感じにするコロンボとか。そうでなくとも、ちゃんと管理職をやっているコロンボとかね。加齢とともに、年相応のコロンボを見せてくれればよかったのに、と初老のワタシは思います。それはさておき、本作について。犯人が愚かすぎて魅力のないエピソードはダメですね。旧シリーズでもそうでしたけど。[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-09-06 16:16:20) 2. シムソンズ どうせこういうのが好きなんでしょうって投げられたド直球を、はいそうなんですと受け止めるばかり。[DVD(邦画)] 8点(2015-12-06 01:09:40)(笑:1票) (良:1票) 3. 少林サッカー 《ネタバレ》 見直してみて、「見直した」ってヤツです。もっと天真爛漫に、ただ可笑しい映画だと思っていたのですが。「この興奮と尊敬の念は歌以外には伝えられない」。2回やる卵のキス。敵チームのプールの訓練シーン。ハエのシーン。「愛じゃない」。「退屈しのぎにひとつ踊りましょうか、引っ込んでろ 私が踊る」。何の効果も生まない「少林羅漢陣」。妙な味付けがふんだんに施してある。コクの深い作品だったのですね。テレビで半年に1回くらいやって欲しいと思う一作です。[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-21 17:50:02) 4. シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 「心優しき三人組」の物語が終わりリトル・ゼのの物語になってからは、欲しいモノがあれば銃で奪う、撃たれたら撃ち返す。撃たれなくても撃つ。それだけ。登場人物の個別な事情はおいといて。ブラジルのスラム街のことはわからないワタシですが、こんなにもプリミティブな世界だったの。ワタシは社会派ドラマを装った単なるギャング映画とみました。満を持して最後に明かされる、物語の語り手であるウイルソン・ロドリゲス(写真家)って誰。[DVD(字幕)] 3点(2015-01-10 08:23:25) 5. シリアル・キラー アイリーン 「モンスター」と呼ばれた女 《ネタバレ》 正当防衛であるのかどうか、警察に意図的な手落ちがあるのかないのか。処刑前日の精神鑑定の結果がどうであろうと、あるいはどんな生い立ちの不幸があろうとも。7人の殺しをやった以上、死刑執行の是非はないと思っているモノです。ただ、約90分に渡り繰り返される、アイリーンのキチガイじみているんだか、滑稽なんだかわからない言動全てが「切実そのもの」。目が怖いんだ。だから、死刑という罰が、単に命を奪われるということだけではなく、執行されるまでの生殺しを味わう罰なのだと認識新たにしました。そういう意味でも死刑の「執行」に是非なしと繰り返します。[DVD(字幕)] 5点(2014-10-20 06:16:11) 6. 女工哀歌(エレジー) おそらく、かわいそうってのとはちょっと違うと思うので、邦題はそうとうイヤラシいと思いますね。[DVD(字幕)] 6点(2014-09-15 09:56:03) 7. 縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 無垢を装った無神経、というズルいヤツを子供はしばしばやらかします。これはそれじゃないでしょうか。縞模様のパジャマの少年の顔の形がどんどんゆがんでいくのにつれて、そう思います。親の気を引きたくてとんでもないことをやらかす、というのも子供です。これはその、戦場での大がかり版だったのだと解釈します。彼我の違いは8歳の子供なら、生きていくための本能としてむしろ身にしみるように察知していたはず。電気柵の向こうに行くのは、この地でしかできない最後の冒険。まるで友だちが海でふざけすぎて帰ってこれなくなったときのごとく、いたたまれなさばかりを感じつつ、しかし(だから?)厭戦的な気分になっている暇(いとま)がありませんでした。[DVD(字幕)] 5点(2014-04-06 20:03:40) 8. シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 「外の世界には、まったく興味がないんだ」。おーこれは、あのいしいひさいちベースの”社会不適応者”ホームズが活躍する話なのかもしれん、と血圧上がりました。しかし、そんなワケはないのですね。何だか意味ありげですが散漫な感じのイベントが繰り返された後、最後の対決になります。そこで、いままでの種明かしがきちんと行われる親切設計なので、観て損したとは言いませんが、ロバート・ダウニー・Jrなのに、かっこいいと思わなかったぞ。なんか薄味。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-02-15 16:48:40)(良:1票) 9. ジャージの二人 《ネタバレ》 避暑に来た、というより、軽く隠とん生活を送りに来たという風情の二人です。娘に友達がいないことを心配するようには、とても見えない鮎川誠の父親ぶりなわけですが、しかし。ワタシ、この鮎川父の醸し出す雰囲気がかなり好きで、見終わった後、ちょっと真似してみたりしました。[DVD(邦画)] 7点(2010-11-14 20:45:06) 10. しんぼる 《ネタバレ》 うーん。せめて、世の中の悪意を司るモノとして再生したら、どうだったんでしょうかねぇ。いや、もう「せめて」って感じなんですけど。[DVD(邦画)] 1点(2010-07-31 20:02:37) 11. 守護天使 《ネタバレ》 ワタシ、「キサラギ」的な二転三転を期待して見たモノです。でも、そうではありませんでしたね。まぎれもないストーカー男による直球純愛ストーリー。しかし、みっともないのが、カッコイイんだというメッセージも分かりますけど、一度くらい、主人公が自分の身の丈以上のことをやってのけるシーンがあっても良かったんじゃないでしょうか。キレてめちゃくちゃ罵倒し続けるとか。おっ、素の芸人、カンニング竹山がでた、なんてねぇ。うーん。あるいは、この話が、竹山さんと鬼嫁・寺島さんの間で生まれた、そこそこ普通の「自分の娘」を「ウザい」とか言われつつも守る話だったら、もう少し感情移入できたかもしれません。竹山さんは、配置する場所を選べば、いいバイプレーヤーになるかもしれん、と思いました。…いやいや、なんかこの映画見ると、竹山さんのことが気になるんですよね。「竹山さん」とか言ってるし。[DVD(邦画)] 4点(2010-02-20 11:04:30) 12. 純喫茶磯辺 《ネタバレ》 バリバリマニュアル通りのチェーン店より、テキトーな感じ経営者が、あか抜けない感じのインテリアでやってる喫茶店の方が、居心地いいですよね。宮迫氏の芝居が1時間30分を過ぎた頃から失速しているように見えたのは、ワタシがラストに向けてのシナリオに納得できないからでしょうか。店は、ミッキー・カーチスみたいな客に支えられながら、なんとなく続けて欲しかったです。[DVD(邦画)] 6点(2010-01-11 17:09:51) 13. シッコ 《ネタバレ》 今後、アメリカ映画を見るたびに、「この人、今、腕吹っ飛ばされちゃたけど、ちゃんとした医療保険に入ってるんだろうか」とか、考えてしまうかと思うと、いささかしんどい。……、えーと、ウソです。すみません。[DVD(字幕)] 7点(2009-11-22 19:12:27)(笑:1票) 14. 七人の弔 《ネタバレ》 異常な状況のなかで、淡々と、たどたどしくストーリーが展開していく、この方の作品(「生きない」も)は好きです。次回作への期待も込めて7点。「世にも奇妙な物語」の新作にダンカン監督、いかがでしょうか。[DVD(邦画)] 7点(2009-11-05 21:31:17) 15. しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》 地方在住者として、東京の本当のうらやましいところを見せてもらったと思います。国分太一、よかった。[DVD(邦画)] 7点(2009-01-17 17:06:00)
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