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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  死霊のはらわたII 《ネタバレ》 “EVIL DEAD 2-DEAD BY DAWN”『夜明けまでに死んでた』。前作より面白いです。でもそういう意味じゃねぇ。 どうしよう?監督は笑わせる気マンマンよ?死者の書の謎とか悪霊の正体とか残ってるから、考古学者ファミリーを登場させたのは良かったと思います。13金みたく同じような若者のパーティだとマンネリに感じてしまうからね。前作のエンディングの続きが観られると思ったら、微妙に別な話なのね。なんかどうしてあの5人で山荘に来たのかが気になってたのに、そこは語られず終い。でも本作の意図はブルース・キャンベルの顔芸を堪能する作品だろうから、あんまり深堀りしても仕方ないんだろうな… スプラッターホラー映画真っ盛りの'80年代。私は13金とエルム街、ハロウィンくらいしか観たこと無かったんです。本作はタイトルもパッケージも怖そうじゃないですか。ネットとかのない時代、本作に笑い要素が入ってるなんて思わなかったんですよ。どうせならバタリアンくらい解りやすくしてほしかったなぁ。意思を持った右手とアッシュの戦いは、本作がホラーだってことを忘れさせます。 サイコガンよろしく右腕チェーンソー(人体+機械式の武器)は、後の遊び好きな映画監督に多大なる影響を与えたと思います。 こういう映画は家で一人で深夜に電気消してみる作品ですねぇ。これリアルタイムに劇場で、特にデートとかで観てたら、どう反応したら良いか、困ったんじゃないかな。盛り上げ目的で怖い映画観ようとしたのに、監督の意図が解っちゃって、笑いそうになったら。女なら血を観て怖がらないと悪いかな?って。映画のあとの喫茶店で「映画どうだった?」なんて投げっぱなしで感想振られたら、なんて答えたらいい?「怖かったぁ~」ってタテマエ?「笑えたんだけど」ってホンネ?答え次第では、終わるよ? 予想の斜め上を行ったラストは、某有名シリーズを連想させました。展開が唐突で「…え?」って、なっちゃいますよね。でも思い入れのあるだろう自分の作品を、こんな風にまとめられるライミ監督は、素敵です。[DVD(字幕)] 6点(2024-06-16 12:10:41)《改行有》

2.  死霊のはらわた(1981) 《ネタバレ》 “The Evil Dead”『邪悪な死者』。若干21歳のサム・ライミくんが、映画好きな仲間たちとワイワイ…というか結構真剣に創った自主制作ホラー映画です。ストーリーはあってないようなものだし、お金も掛かってないのもご覧の通り。知恵を絞った特殊メイクとグロ表現。美女の裸体に絡む木の枝の動きや、霧深い森の奥で地を這うような滑らかなカメラワークを堪能しましょう。 画面外から急に飛び出してきたりはビックリするし、足首に鉛筆を刺す特撮は痛そうでした。子供の頃にリアルタイムに観ていたらきっと怖かったでしょうけど、怖がるよりも、特殊メイクの労力を想像し、手作りの温かさを感じてしまいます。この時代のホラーには、本気の怖さを求めるものじゃないんですよね。ガチで怖い映画が総合格闘技だとすると、このタイプのホラーはプロレスでしょうか。 プロレスだけに、本棚に挟まれて動けないアッシュにハラハラするとか、地下室からちょくちょく顔を出してるシェリルを怖がったりとか、観る側も正しい楽しみ方で臨みましょう。 人間関係の殆ど語られないこの映画、なんでアッシュはお姉ちゃん連れてきたんでしょうね?2組のカップルなら解るんですが…謎。 この死霊とやら、ゾンビではなく憑依した悪霊なんでしょう。リンダが一瞬マトモになったことから、あの場所から逃げることができれば、みんな元に戻った可能性があります。 死霊に取り憑かれて地下室に閉じ込められるシェリル。ずっと扉をバタバタしてるのは、きっと仲間(死霊)を助けようとしてたんでしょうね。悪霊シェリーをバラバラにしたスコット。普通なら警察を呼ぶ事態ですが、アッシュは埋めるのを手伝います。兄弟揃って仲間思いですね。小屋から引きずり出したリンダの、めくれ上がったスカートを直してやるアッシュの紳士っぷりも見逃せないポイントです。小屋の前にお墓を作るの、小屋のオーナーはいい迷惑だわ。 しかし死霊に取り憑かれた彼女ら、爪の攻撃力はちょっと上がってるっぽいけど、知能が下がってるから、相対的に人間の時と戦闘力が大して変わらないのは如何なものか。 恐怖の夜が明けたら無事生還のサイン…というお約束をブチ破るバッドエンド(というお約束)。殺されたのか?取り憑かれたのか…?でもみんな死んだあとに取り憑かれても、手持ち無沙汰感ハンパない。[DVD(字幕)] 6点(2024-06-01 17:51:05)《改行有》

3.  7月4日に生まれて 《ネタバレ》 -Born on the Fourth of July- 邦題まま。アメリカの独立記念日です。 アイドル俳優として人気の絶頂期だったトム・クルーズが、レインマンに続き本格的な俳優として一歩踏み出した作品。だけどうんち垂れ流して、家でペニスと叫ぶトムに、コッチの方向を期待していなかったトム・ファンにはショックが大きい作品だった。 そしてプラトーンで社会現象を起こしたオリバー・ストーン監督のベトナム戦争映画第2段。・・・夕日が映えるベトナムの戦場。透き通った星条旗。日が落ちたヘリポート。ストーン監督って、こんな綺麗な画も撮れたのねって感心した作品。 実在の人物がモデルだからアレだけど、レスリングのエースだったけど敗北したらアッサリと辞める。海兵隊募集の講話を聞いて速攻入隊を決意。母のためレスリングをして、母のため戦場であるベトナムを希望したようだ。自分の考えが無い若者なのかな。入隊のとき、あれだけ熱心に友達と議論してて、すごく立派なことを言ってたけど、自分が撃たれることなんて考えてなかった模様。アッサリ辞めたレスリングと違い、今度は一生車いすの生活。やり場のない怒りを母に向け、引いては国に向ける。間違った愛国心から間違った被害妄想を抱いたように思える。 すべてが満たされたアメリカから、自ら貧しい国ベトナムに行き、無関係の子供に死を与えた。そして自ら貧しい国メキシコに行き、売春婦から性の手解きを受けた。アメリカの独立記念日に生まれたロンが、母親の望む理想の子供から、そしてアメリカが望む理想の国民から、1人の男として、自分の考えを持って独立する物語…なんだけど、母親とアメリカの代わりに、自分を必要としてくれる反戦運動派(&結婚して片思いになってしまったドナ)に、依存先を変えただけにも観えてしまうのが残念。[ビデオ(字幕)] 5点(2022-07-26 23:38:51)《改行有》

4.  シルバラード 《ネタバレ》 -Silverado- (架空の?)地名。黄金郷を意味する“エルドラド”の銀版。強引に訳せば“白銀郷”辺りかな。 '80年代は西部劇が衰退していて、本作以外にパッと思いつくのはサボテンブラザーズとペイルライダー、あと変化球でBTTF3も入るか?このシルバラードは“現代版の正統派西部劇として良く出来た作品”って当時の評価だったと思うけど、実際この映画を観た多くの人は、西部劇が観たい人よりも、売れる前のケビン・コストナーの姿が目当てで、後年ビデオで借りて観たよ。って人が多かったんじゃないだろうか?私も当時観てなくて、今回が初見。 過去、復讐、友情、愛情、家族、兄弟、町、開拓地、強盗団、保安官、博打打ち、酒場…まぁま、西部劇で思いつくキーワードの、ほとんど全てが詰め込まれています。それだけのキーワードを詰め込むには主人公1人では足りないから、ヒーローが4人も居ます。4人が並んで馬を走らせる姿や、最後のペイドンとコッブの一対一の決闘のカメラなんて、まるで西部劇の教科書から引用したかのごとく、西部劇スタンダードな造りとなっています。 序盤のペイドンが僅かな金で壊れた銃を買って復讐するところなんて、「おぉ!」って思ったけど、以降は西部劇スタンダード。 あの西部劇が死に絶えた'80年代に、正統伝承者として間違いのない作りなんだけど、過去の名作や'90年代以降のテーマがしっかりした作品と比べると、この作品が創られた目的が『今の時代に西部劇をやるゾ!』って事だけに思えて、再現に拘るあまりに新しさのない。あまりに優等生過ぎる創りかも。 異彩を放つのがダニー・グローバー演じる黒人ガンマン・マルの存在。あの時代の黒人が農地を所有して、白人と対等に話し、自分の意志で銃を持って戦うのって、作品としてちょっと目にしたことがない。 過去の西部劇の殆どが白人が主役で、ラテン系やインディアンの悪者を倒すものだったけど…そういえばインディアン出て来ないね。 制作された時代を反映してか、肌の色関係なく楽しめる西部劇を目指したんだろうか。“西部劇・冬の時代”は続く。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-18 11:19:28)《改行有》

5.  ショート・サーキット 《ネタバレ》 -Short Circuit-“漏電する” 懐かしい!眉毛のあるロボットがとても生き生きしていて、小さい頃すごく気に入っていた映画。警備隊に蜂の巣にされて泣きそうになったっけ… あのロボット(S.A.I.N.T.というのか)、ラジコンとかパペットとかだと思うけど、ホントどうやって動かしてたんだろう?表情がとても豊か。あんなシンプルな顔なのに、やはり眉があるからか、自然に喜怒哀楽を表現出来るデザイン。 アイボとかロボホンとか、最近のプログラム・ロボット並みによく動く。しかも5台も。5台揃って挨拶するシーンなんて、なんかSF映画の表現の進化を感じさせられた。創ったシド・ミード凄い。 シンプルで分かり易いストーリーがとても良い。バッタを踏み潰して生命を理解するところなんて、子供でもわかるからこその文句なしな展開だと思う。そして登場人物に根っからの悪人が居ないのも好感が持てる。ナンバー5に置いて行かれたベンと警備員が暇潰ししてる所とか、ほのぼのしててとてもいい。 ハリウッド映画らしく銃は出てくるけど、ナンバー5が3台のロボットと戦って、破壊するのでなくプログラムを書き換えるのも可愛らしい戦い。 その戦いの結果、他のロボットも感情を持つわけでないのは、ジョン・バダムのロボットに対する考えの現れだと感じた。S.A.I.N.T.がいかに優秀なロボットであっても、プログラミングで感情や人格を作り出せるわけでなく、ナンバー5だけが落雷という偶然で誕生した、奇跡的な生命体という表現なんだろう。 だから他のS.A.I.N.T.は同じカタチしていても、三ばか大将を演じても、あくまでロボット。そんな流れから最後身代わりになったのが未登場のナンバー4かと思ったけど、あくまでスペアパーツなことから、他のロボットも全員無事なのは好感が持てる脚本。 大人になってから見ても充分面白かったよ。[地上波(吹替)] 6点(2022-01-01 15:13:13)《改行有》

6.  地獄の7人 《ネタバレ》 -Uncommon Valor-“誰にも知られていない武勇” '80年代当時、こういうベトナム戦争を題材にした、戦争アクション映画って多かった気がする。その元祖のようだ。 そして'80年代後半は、もっとリアリティとメッセージ性の強い、本格的なベトナム戦争映画が増えたので、この映画もよくあるB級アクションってイメージだったように思う。 当時私がリアルタイムにこの作品を観ていたり、映画業界の知識や当時のアメリカの背景がもう少しわかれば、また違った視点で観られたかもしれない。ランボーⅡより先に世に出たこの映画、あの名作“ランボー”を撮ったコッチェフ監督作品だったことに驚いた。名優ジーン・ハックマンに、いぶし銀のフレッド・ウォード、若きパトリック・スウェイジも見どころ。しかも音楽はあのジェームズ・ホーナーで、どこか耳に馴染みある音色を楽しめる。 当時のアメリカは、ベトナム戦争の後ろ暗さを抱え、あの戦争の理由を考えながら、それでもレーガノミクスで“強いアメリカ”を掲げ、BORN IN THE U.S.A.を愛国心の歌と勘違いさせ、静かに暮らしたいランボーを再び戦地に送り、日本をバッシングして、アメリカが1番!アメリカ人が1番!って自分に言い聞かせて、立ち直ってきた時代。 仲間のために孤立無援で戦う七人だけでなく、マクレガーを助けて捕虜になったフランクの活躍の両方が、原題に掛かっているんだろう。 戦争に負けた事より、勇敢に戦った当時のアメリカ人と、家族や仲間のために武器を取る今のアメリカ人。俺たちはいつだって勇敢に戦うんだぜ!って自分に言い聞かせてる、そんな映画。 でも、この邦題がB級臭を強くしてるし、私も先にランボーⅡを観ていたので、当時は観終わった感想もコレと言ったものがなく、まぁ、同じような映画だなぁ…って感じだったっけ。あんまりベトナムっぽくない風景だなぁ。とか、火薬大げさ過ぎだなぁ。とか、銃撃戦に緊張感無さ過ぎだなぁ。とか、ヘリコプター使いまわしだなぁ。とか…そんなにお金は掛かってないのは観ての通り。 今回、無難に観終わったと思ったら、最後のセイラーの踊りを観ていて涙が出てきた。え?なんでここで泣いてるんだろ? セイラーの踊りは、下手じゃないけど際立って上手いワケでもなく、ある意味、滑稽な踊りにも見えるんだけど、劇中死んでしまうセイラーが、自分のやりたいことを全身で表現したようなあの踊り…なんかうまく書けないけど、感情の奥から涙が出たよ。 この映画を当時未見の人が、わざわざ今から観る価値があるのかは解らないけど、私は再見して良かった。[地上波(吹替)] 5点(2021-11-14 00:34:38)《改行有》

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