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プロフィール |
コメント数 |
41 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
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1. スターシップ・トゥルーパーズ
少なくとも現在の情勢では、アメリカ人のためのアメリカ批判コメディ。
でもたぶん、当のアメリカ人にはわかんねぇんだろうな。
あの、口がいつも開いてる女との茶番とか、段々戦争に酔っちゃってる主人公とか、ディジーともう一人アメフト(のようなもの)やってた人のバレバレな当て馬っぷりとか、かなり凝ったCGと、宇宙船のショボイ内装とのギャップとか、バカで笑った。
わかっててダサイ事をやっているのが逆にかっこいい、なんて価値観は、もはや自称「クールな」世界でも通用しないだろうけど、
これぐらいバカに徹してくれれば、今でも見れる、見れる。タランティーノも、バカやるならもっとやらないと!
それにしても、戦争映画の鬼軍曹っていい役多いですね。厳つい強面がやればなんかよく見えるのかな?
あ、そういや2撮るみたいですね。でも監督が違う。Vシネだそうですが。 7点(2003-12-09 04:18:57)《改行有》
2. スモーク(1995)
ブルックリン人間交差点。
少し前、それがただのマナー違反・害悪と見なされる以前は、煙草とは酒と同じような「意味」を持つものであったと思う。心の何かを紛らわすためにあるのだ。それは孤独、虚しさ、やるせなさ、といったものだろう。毎日幸せで幸せでしょうがないやつが煙草を吸う必要はない。煙草は嗜好品ではないのだ。それは薬である。
取りあえずの処方箋でその場は煙のごとく切り抜けて、また明日もなんとか生きていく。そんな小さくて猥雑で平凡で、かつ実直で暖かくファンキーな人々の日常スケッチ。
最後のクリスマスのエピソード、最高ではあったが繰り返しは若干くどい。
8点(2003-12-02 15:56:18)《改行有》
3. ストレイト・ストーリー
言葉が明示的・説明的すぎるきらいはあるが、
ゆったりとしたいい話。家を出るまでが多少長い気もするが、娘との関係を描くためにしようがないかな。
2:30ぐらいにしたかったかも知れないが、このテンポでは見るのが厳しいしね。
後半は聞いてもいないのに兄の話ばかりしてしまう爺様に涙。
7点(2003-12-01 02:14:38)《改行有》
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