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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. スピード2 《ネタバレ》 タンカーとの激突を人智を尽くして回避するものの、港の街に突き当たるにあたっては神様にすがる(というか、成り行きにまかす)というところはすごく好きです。みんな求めていた街を走る大型客船を見せたのだと思ってます。しかし、ラストの彼がアレしてタンカー爆発は、さっきまでのアレックスの頑張りをこんな簡単に無駄にしていいの、とすっかり残念な気持ちになってしましました。[インターネット(字幕)] 6点(2023-12-06 19:57:27) 2. スペシャリスト/自覚なき殺戮者 《ネタバレ》 何といっても実際の裁判の映像であるというのがすごい。■防弾ガラスに囲まれた被告人席の中で、全く気持ちが崩れ落ちる様子のないアイヒマンは、まるで被告人のようではなく、あたかも証人として答弁している行政官のよう。■ワタシ、この硬派な映画をきちんと咀嚼できているとは思わないのだが、それでも、ワタシの見立てのアイヒマンとしては。彼は、あらかじめ、のちの世の人たちの評価を念頭に置きながら、ナチス親衛隊として振る舞っていたのではなかったか。いつか、本作に見られるような、結論ありきで弁護人すら味方ではない法廷で裁かれることを念頭に置きながら、どうすれば妙な証拠を残さずにすむのか考えていなかったか。■いわく、「全体の一部しか権限がない」、「命令に従い」、「法に従い」とか。ユダヤ人移送局長官を務めていたときから、このような理由付けで、自分の振る舞いを整理していたことではなかったか。そして実は、たくさんいるそんな人たちの中でも、とりわけ有能だったのがアイヒマンだったのではないか。■モノクロの映像。時々詩的に見えるような演出。白昼夢のような映画。でも、いつの世でも起こりえる、システムへの忖度と過剰適応による悪夢。[DVD(字幕)] 9点(2021-03-10 07:42:51) 3. スピード(1994) 《ネタバレ》 再見。たとえば、バスの中に逃亡者がいる、またそれを押さえ込もうする善意の素人がいるなんてのは、あらためてうまいなあと唸りました。ベビーカーのシーンともね。ただ、だいぶ重篤な事故を誘発しているぞとか。心配するワケではないが、あの人達、医療保険は大丈夫だろうか?[DVD(字幕)] 8点(2017-07-17 10:30:21) 4. スーパーの女 《ネタバレ》 気にはなっていたのだけれども、手が伸びなかったのは、予告編で観たあの変なダンスですよね。いい年をしたオッサンとオバチャンがはしゃいでる映画。鑑賞してみて、予感的中。何故、津川雅彦と宮本信子にしたんだろうと思わざるを得ない。ズボンのポケットに手を入れて店の中を歩く津川雅彦。これはきっと、後半で胸を張って歩く姿を鮮やかに見せる前振りと思っていましたが、津川は最後まで、そうでもない人のままでしたね。[DVD(邦画)] 5点(2017-01-28 14:59:04)(良:1票) 5. スモーク(1995) 嘘つきで、奇形で、かっこいい。いびつで、不細工で、居心地いい。伊坂幸太郎が好きそうな映画だ。[DVD(字幕)] 7点(2015-04-21 16:06:52) 6. スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 ワタシは、女子にいいカッコしようとすると、とんでもないことになるんだ話のとてつもなく大がかり版と解釈したい。「私たち3人が協力すれば怖いものなしね」って、いったいどの口がそんなことを言う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-08 08:24:01)(笑:2票)
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