|
プロフィール |
コメント数 |
292 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m 感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々 色んな形のレビューがあってもいいと思う。
ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました 例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】 【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】 【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、 ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌
素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆ |
|
1. 砂の器
いやはや何とも凄い作品です。
時代的にどうしても中居正弘演じた2004年度TV版の和賀英良と比べてしまうのですが
僅か143分の映画という枠の中に収めるには
これ以上の構成・脚本と演出・音楽と映像、
そして2度と集める事の出来ない鉄壁の俳優陣という点に於いて
正に日本映画史上に於ける珠玉の一本と言い切っても語弊ではないでしょう。
この映画に於ける3つのキーポイント【東北弁のカメダ】【紙吹雪の女】【宿命の演奏】。
これら点を織り成す全てのシーンが終盤の【宿命の演奏】に於いて
丹波哲郎演じる今西刑事の語りに見事な線となり繋がっていく辺りは圧巻であり
演奏中の和賀の回想シーン(親子のお遍路姿での放浪の旅)が
月並みな言葉ながら見る者の心を惹きつけて止みません。
ラスト吉村刑事が今西刑事に語りかける。
「今西さん、和賀は父親に会いたかったのでしょうね?」
「そんな事は決まっとる!今、彼は父親に会っている。
彼にはもう音楽、音楽の中でしか父親に会えないんだ!」
和賀の迫力ある演奏と映像、そして涙に魅せられながら10点献上。[DVD(字幕)] 10点(2006-01-02 19:34:29)《改行有》
2. スティング
《ネタバレ》 手前ミソで申し訳ないがレビュー100作目を飾る作品がHNと同じ『スティング』である。
こういう昔の映画はとかく敬遠しがちで、ある意味見るのも億劫であったが
この作品程映画の世界にのめり込めるのも数少ないだろう。
主演2人(P・ニューマン&R・レッドフォード)の軽やかな縁起も然ることながら
ストーリーが紙芝居仕立てとも言うべきかシーン事に掲題が入っていてスゴク新鮮。
それに詐欺師の同業組合とも言うべき仲間を梁山泊的に募り仇相手を手玉に取る行程が
なんとも秀逸。
劇中劇も凝っていて騙し騙されの展開ながらいつの間にか観ている自分が騙されていた。
それにしてもと思ったんだがこのDVDの仕様は非常に不親切。
どっかでDVDの仕様を新しくして出して貰えれば即買いするよ。
そういえばR・レッドフォードを見ていて思ったんだけど
何年か前に『スパイゲーム』と言う作品でブラッド・ピットと共演していたが
この作品の彼はまさにブラピにそっくり!!
リメイクするとすれば容姿だけで彼に決定だな。[DVD(字幕)] 10点(2005-07-26 16:02:24)(良:1票) 《改行有》
|